年内の公務終了 そして議員定数削減は否決・・・ | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

年内の公務終了 そして議員定数削減は否決・・・

先ほど第4回定例会が終了しました。と同時に年内の公務が全て終了しました。

この後もイベントや政策学校等いろいろありますが、とりあえずほっとしています。

本定例会では、船橋市議会議員の定数を40名に削減する条例を発議しました。最終日の今日採決が行われ、11対38の賛成少数で否決。残念ではありますが、昨年の賛成5人よりも数は増えています。

議会とは議論をし、意見を収斂させていく場です。複数回の議会に発議するという事も含めて議会での議論と考えているので、多少の前進はあったととらえています。

そして議員発議をすると議員間の質疑が有ります。つまり、条例作成をした私に対して他会派の議員が質問をします。今回は3会派3名の議員から質疑が有り、その中で自分自身の考えを深める事もできたし、課題も見つかったのでありがたいと思います。

そして何よりも、答弁者は時間制限がないので好きなだけ壇上でしゃべっていられる。自分の政治信条を好きなように話し、そしてそれを議事録に残すことができるのは本当にありがたいです。

よろしかったらこちらから動画をご覧ください。

日程第7 提案理由説明 中原しんすけ

議員間の質疑は事前打ち合わせがないので、真剣に考えないといけないのが大変だけど、そこがまた楽しい。

3会派(自民党・無所属の会、共産党、無所属)3名からの質疑はけっこう疲れます。発議案質疑の時間は全てで1時間半くらい。その間気を張って質問を聞いて答弁を考えるのは疲れるけれど、この時間が一番好きです、議会活動の中で。

と言っても実際はもう1会派あったのですが、「船橋の議員定数を削減する前に政党助成金を廃止すべきではないか?」という意味不明な質問だったので、政党助成金は法律で決まっているので我々地方議員ではどうすることもできない事を説明しましたが、こういう質問をされると壇上で退屈してしまいます。

そのせいか、その後議会運営委員会での質疑では市民社会ネットからは一切質問もなく討論(意見表明)のみで終わってしまいました。議運でも市民社会ネットからどんな質問が出るのか楽しみにしていたのですが残念です、というよりベテラン議員が新人議員に対して質問を避けて討論だけで終わらせるのはどうなんだろう?

そして本定例会にはもう一つ大きなトピックが。議長の政務調査費に関して100条委員会設置の陳情があり、その賛否を本日決定しました。

結論としては、みんなの党としては賛成、私一人は反対をしました。

理由は、前回の100条委員会に関しては調査費と成果物のやり取りが実際にあったのかどうかが問われましたが、今回は調査費の使い道に関しての是非の判断でした。

非常に難しい判断でした。政務調査費の使途と言うのは非常に難しく、私も自分の使い道に関して常に考え続けています。もちろん意図的に不正な利用をしようとは思いませんが、狙い撃ちをされれば避ける事はできないでしょう。もちろん、その相手がTwitter等で依頼したと思われる相手を晒したりしてくれるのは非常に稀です。

そうした意味で、100条委員会設置のハードルを下げるべきではないという考えから反対しました。

詳しい説明が必要な方はご連絡いただければ理由、経緯をご説明いたします。

それ以外は割とスムーズに進み、最終日を終えましたが私としては決算特別委員会からの日数が少なかったため準備に追われたのが少し大変だったかな。

何にしても、有意義な日々、そして市民の生活向上に貢献したという自負をもって定例会を終えました。

中原しんすけ



日程第7 提案説明