武雄市視察 やっぱり衝撃
で、ちょうど1週間前の10月25日に武雄市へ視察に行ってきました。
全日まで健康福祉委員会の視察が2泊3日であり、最終日が佐賀県庁でした。そのため、私だけ佐賀県に残り大好きな武雄市へ視察に行ってきました。
樋渡市長は残念ながらシンガポールへ行っていたため会えませんでしたが、武雄市役所へ行き、武雄図書館、新武雄病院と見て回ることができました。
これは、JRの武雄温泉駅。
風情のある作りでなかなかおしゃれです。そして、中に入って思ったのは、よく地方の温泉街にありがちなさびれた感が全く無い。明らかに元気がある町的な明るさを感じます。
そして武雄市役所。
びっくりしたのが、市役所入口の一番目立つところに武雄競輪の本と出走票を置く場所があること。武雄は競輪の税収で潤ってるのかな?船橋の競馬はダメだけど。
そして、2年前に来た時より倍くらいに増えている視察の数。千葉からは成田市が行ったようです。東京都中央区のみんなの党の私の友人も数日前に来た張りでした。武雄市の凄いところは、こうして視察に来た地方議員が武雄市のファンになって勝手に宣伝しているところ。船橋に行政視察に来た議員や市職員が船橋の大ファンになって地元で船橋の宣伝をしてくれたことってどのくらいあるのだろう?それも重要な自治体の評価軸のように思います。
念願の武雄図書館。
中は写真を撮ってはいけないので入り口だけ。
こちらから中の写真をご覧ください。
http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do
入って息をのみます。とにかくびっくりする。公立図書館としては考えられないほどおしゃれ。映画の撮影でも使えそうな感じです。
常々思っているのは、これからの行政に最も求められるものを一つあげろ、と言われれば迷わず「おしゃれ」じゃないかと。それは若い人向けだけじゃなくて、用は無いけどなんとなく足を向けたくなるような行政を作っていく必要があると思います。
そういう意味では、武雄図書館は中に入ること自体に意味を持たせている素晴らしい図書館です。もちろん、本や設備も充実しています。
そして、屋上にUFOが止まっているようなビルは新武雄病院。2年前、広報委員会で武雄市に行った時、樋渡市長から「本当に良い病院ができた。市民はみんな喜んでいるけど、共産党だけが反対をしていて迷惑だ。」という話を聞きました。
そこで、実際はどうなのかインタビューをしてみました。
といっても6人ですが、おばあちゃん2人、おじいちゃん1人、赤ちゃん連れのお母さん2人、赤ちゃん連れの夫婦1組系6組に聞いてみました。委員会視察だったら勝手な事はできないけど、1人視察なので自由にできるから楽しい。
結果
1、おばあちゃん
建物も先生も看護婦(看護師の事)も明るくなってすごく良かった。
2、おばあちゃん
去年息子によばれて来たばかりなのでよくわからない。
息子さんとお孫さんの事を30分ほど話していました。こちらから声をかけた手前最後までちゃんと聞きました。
3、赤ちゃん連れのお母さん
新しくなってすごく良かった。ヘリポートもあるのでいつか使いたい。
4、赤ちゃん連れのお母さん
明るくなって良かった。先生の説明もすごく丁寧ですごく良い。でも前の病院の事はあまりよく知らない。
5、おじいちゃん
怪しまれて話聞けず・・・。
6、赤ちゃん連れのご夫婦
民間病院で新しくなってすごく良かった。上の子は小学生なので昔の病院に何度も連れてきたけど、今の方が救急対応がしっかりしている。
サンプル数は6人なので何とも言えませんが、それでも満足度は高いようです。というのも、船橋に公立病院があり、経営改善はされていますが今後の建て替えも考えるとどうすべきなのかは常に考えて行かないといけないでしょう。
もちろん、船橋市の医療センターは救急はしっかりしているしがん治療も常に充実させているので頼りがいはあります。でも、建て替えは大変だよな、これからしっかり考えないと。
そして、武雄にきたので武雄っぽいものを食べてから帰ろうと思い、武雄バーガー。
前日まで高熱が出ていてうなされながらの委員会視察でしたが、武雄を出るころには随分と良くなっていました。
中原しんすけ