先進的な町おこし レトロでお洒落な七日町の視察 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

先進的な町おこし レトロでお洒落な七日町の視察

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。

今日、会津若松市の七日町へ街づくりの視察に行ってきました。詳しくは視察報告書をUPします。だから、今日は簡単な感想だけ書きます。

行った先は、渋川問屋と会津若松市建築部と観光商工部。

どうしてもお会いしたかったのはこの方。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/jinzai/charisma/mr_shibukawa.html

渋川問屋という旅館の社長で会津若松商工会議所副会頭、そして七日町まちづくり協議会会長の渋川恵男氏です。

まず感想を言うと、衝撃的でしたね。非常に簡素な言葉で街づくりの本質を教えていただきました。

七日町が活性化する前、17年前の状況の説明に始まり、3人で始めた町おこし、JRとの取り組みや市や県の協力を得られるようになり市内の商店からの理解も得て環境客も増え、町が活気を取り戻すまで。





2時間近くお話をお聞かせいただいたのちに渋川問屋で食事をとりました。

割といい値段ですがその価値がある味です。というより、これだけ丁寧に作っていてこの値段はお得かも。コースの内のいくつか写真を撮りました。

こづゆ。貝柱の出汁に貝柱、里芋、キクラゲ、豆麩等を加えて煮詰めた物。会津では冠婚葬祭では定番のおすいもの。



舞茸ごはんとそば粒がゆ。会津産のそばの粒をとろ火でゆでた健康粥。


そして渋川問屋の中。大正浪漫を売りにしているだけあって風情ある作りです。なんといっても廊下がテカテカなのが印象的でした。



そして、午後一で会津市役所を訪問し、建設部と観光商工課の方に街づくり条例や景観条例についてお話お伺いしました。

15時くらいに市役所を出て、再度七日町へ。

いろいろなお店をじっくり見て回りました。

ここはお土産屋さん。レトロな内装のおしゃれなお店です。女性客が多かった。酒粕で作った塩が売りのお店です。



そしてそこでかったソースカツ。ちょっとソースが多すぎたかな。アジはまあまあ。

漆器のお店。



あいづしんくみ、と書いてあるのは会津信用組合。金融機関も街並みに会う外装にしているのです。



こんな色の自動販売機初めてでしょ。会津市役所の方の話によると、一番自然に近く目立たない色は茶色だそうです。緑は1年の内数か月しか見ることができないけど茶色は1年中見ることができるので人が「自然」と認識しやすいのだそうです。だから自動販売機も茶系にしなければいけないのです。

でも、すべてが統一されているわけではありません。



約800mの七日町通りを2往復した後、ここ阿弥陀寺へ。

幕末は、新撰組三番隊長として凶剣をふるい、明治維新後に縛を解かれた後は藤田五郎として警視庁を勤め上げた斉藤一のお墓がある阿弥陀寺。

新撰組の中では地味な扱いが多い人でしたが、会津への恩義に殉じた侍は新撰組の中で最も好きでした。

で、学生のころから地味に扱われていたので「悪・即・斬」はうれしかったなあ。

今週中に七日町視察の報告書はブログとFaceBookにUPします。

斉藤一は書かないと思う。

中原しんすけ