南船橋保育園訪問 プロとしての自覚に触れる | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

南船橋保育園訪問 プロとしての自覚に触れる

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。

今朝、駅に立った後そのまま若松団地内にある南船橋保育園へ行ってきました。

ここは若松保育園を経営する学校法人代表が別法人で運営する民間保育園。子育て新システムが間近に迫った今、別法人ではあるけれど同じ理事長が幼稚園と保育園を経営する上でどういったことを意識しているのかお伺いしたかったのです。

まず若松幼稚園へ顔を出すと、船橋警察の交通安全教室。ゴリラとワニの人形を使って道路の歩き方の勉強中。みんな真面目に聞いて大きな声で返事をしていました。危ないシーンがあると本当に興奮するのですごくかわいいんです。

その後、南船橋保育園へ移動し3階建の園舎を見せて頂きました。採光を多く取り入れた明るい園舎。





これはホール。



左奥のへこみは舞台裏の入口。すこしへこんでいて子供が隠れ家的に使えるような場所は重要だ、という考え方でした。

廊下はずっと本棚が続いていて絵本がたくさん置いてあります。幼いころから絵本を読むことによって本を読む癖をつける事ができる、結果勉強もできるようになる。という先生の考えです。

また、調理室も立派なのですが衛生面に非常に気を使っているのがわかりました。掃除や調理師さんの手洗い服装等もそうですが、

これは、調理師さんの服を殺菌するBOX。


これは殺菌灯。夜の間、菌の繁殖を防ぐそうです。


歩きながらいろいろ教育方針や経営哲学をお聞きしましたが、一番うれしかった事がありました。私が常々考えている事と全く同じことを考えていらっしゃったからです。

「どの子も同じ船橋の子供達。できるだけ同じようにより良い環境においてあげたい。」

現在幼稚園と保育園の両方を運営されていますが非常にご苦労をされています。文部省所管の幼稚園と厚労省所管の保育園の間にはあまりにも大きな法律の壁があります。

1人当たりの面積基準も違う。保育園の先生が急病で休んでも隣の幼稚園の先生にちょっと手伝ってもらうこともできない。他にもいろいろ。

でも先生は、幼稚園の子供も場合によっては遅くまで預かる必要がある場合もあるし、保育園の子供達にも幼稚園で行っているような教育を行いたい。どの子も同じように健全に成長していってほしいという願いをもって保育・教育に向き合っています。

本当に、民間保育園に対する攻撃を続けている船橋市立保育園の職員は南船橋保育園に研修に行けばいいのに。保育のなんたるかを学べると思います。もちろん、保育に興味がなければしょうがないけど。

最後に園児と同じ給食を出していただきました。



ミートソーススパゲッティ・野菜のお吸い物・わかめときゅうりの酢の物・かぼちゃプリン・葡萄。

これが本当に美味しいんです。ミートソースは甘めだけど肉と玉ねぎがちゃんと炒められていて味がよく出ているし、何よりもかぼちゃプリンがめちゃくちゃおいしい。ハロウィーンだからかぼちゃを使ったとのことでしたが、良い日に行きました。

最後に尾木理事長(右)と太田園長(左)と一緒に撮影。楽しく勉強できました、本当にありがとうございました。


ここ数日、非常にプロ意識の高い方と話す機会が多く勉強になるし私の意識も上がります。そうした方に負けないよう、今の活動に更にDriveをかけていかなければならないと感じた今日の午前でした。

楽しかった午前の後、午後一で健康福祉委員会。絶対いらいらするだろうな、と思っていましたが案の定、というより予想以上でした。そっちは改めて書きます。

中原しんすけ