傷ついた子猫 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

傷ついた子猫

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。

今日は地域活動で飯山満駅近辺にずっといました。

午後芝山を歩いていると、しゃがみこんだ女子高生が目に入りました。2週間前に娘にせがまれて学園祭に行った芝山高校。私の家から一番近くにあり飯山満駅で駅頭をやっているとたまに話しかけてくれる学生のいる高校です。

具合でも悪いのかな?と思って近づいてみると手の下で子猫が水をなめていました。

よく見ると下半身には血が付いていてかなり呼吸も荒く、素人目にも危険な状態という事がわかります。←猫の話

話を聞くと朝からずっとそこで動かなくて、朝よりもさらに具合が悪くなっているとの事。

どうしたらいいですか?と学生に聞かれたのでとりあえず保健所に電話をしてどういった対応が可能か聞いてみました。とりあえず収容に来てくれてけがの治療はしてくれるとの事で一安心。その後は里親探しもしてくれます。

でも、いつまでも探してくれるわけではなく一定期間過ぎたら殺処分されます。

そうこうしている内に近所人も集まってきだして、どうしようか?と井戸端会議が始まり、それでも、このままでは先がなさそうだし、私も誰も家には連れて帰れないし。そもそも野良猫なので病気とか虫とか恐いし。

結局、動物愛護センターに来てもらうことになり、女子高生がそこに残っていることになったので私はそこを後にしました。

子猫なのに顔がしっかりしていて本当に可愛らしい猫でした。

治療がうまくいって良い飼い主が見つかると良いんだけど。

船橋では昨年度389匹のネコが収容されています。そして殺処分されたのは59.6%。それはまだ良い方で一昨年までは80~90%のネコが殺処分されています。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/kenkou/animal/0002/p019421.html

愛玩動物である以上飼い主に責任があるのは当然。飼い主にモラルを求めるだけでなく法規制を強くする必要もあるのかもしれません。もちろんペットショップに対しても。

それにしても、気の強うそうな目をしてたな、あの子猫。連れて帰れない言い訳をするわけじゃないけど、媚びるような感じが全くなかった。一人で生きてきた矜持なのかな、と考えながら過ごすあまり気分の良くない夜です。

中原しんすけ