私見、小沢判決を前に。法の不備をプロ市民に利用させるな(怒) | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

私見、小沢判決を前に。法の不備をプロ市民に利用させるな(怒)

おはようございます、船橋市議の中原しんすけです。

今日の10時に小沢元代表の判決が言い渡されます。その前に今まで感じたことを少し書いておこうと思います。あくまでも私見です。

その前に申し上げておくと、本件に関して小沢元代表は人として政治家として決して許されざる事を行っていると推測します。それとの関係に関しても後ほど書きます。

この裁判に関してはあまりにも無法(違法ではない)で無謀。司法も第4の権力といわれるメディアも法治国家であることの意味を捨ててしまっているように思えます。そもそも強制起訴している市民団体とは誰のことかまったくメディアは明らかにしない。これがまかり通ってしまうと、戦後日の目を見ることが無かった左翼団体による秘密警察国家が出来上がってします。これこそ朝日新聞が常々書いている「軍靴の音が聞こえる」ではないのか?

司法・立法・行政の3権は相互に監視しあうことにより1部の暴走を防ぐ仕組みになっています。しかし、今回の強制起訴をした団体への監視機能はありません。彼らは責任を取る必要も無い。金と時間があればいくらでも対立者を社会的に抹殺することができてしまうことになります。

その意味で、強制起訴の仕組みは残しつつも、公正公明な手続きにより進められるよう法整備をするべきでしょう。それが整っていない段階では(今回の裁判も)判決の前に有罪無罪の判断をすべきではないと考えます。(もちろん現行の法では許されているのでこれはあくまでも私見)

あまり引用は好きではありませんが、「権力は腐敗する」というジョン・アクトン卿の有名な言葉があります。そしてそれはその通りだと思います。だからこそ誰の目にも分かるように監視をしなければいけない。その監視ができない団体に強制起訴をする力を与えていることは法の不備以外の何ものでもない。この不透明さに関しては、国会議員は反省をし早急に法整備を進めて欲しいと思います。

権力の暴走を抑えることと、法治国家の大前提である罪刑法定主義の間に優劣は無いと考えます。だからこそ、小沢元代表を怪しいと思いつつも今後の私達の生活が平穏なものであるためにも、一部のプロ市民の暴走による法の悪用を許してはいけない。

あと50分で判決が言い渡されます。注目しています。

中原しんすけ