待機児童対策について | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

待機児童対策について

こんにちは、船橋市議の中原しんすけです。

13日(金)に健康福祉委員会が開催されます。待機児童対策について話し合います。待機児童に関しては、私の選挙の際にも最重要Agenda(政策課題)としておりましたが、やはり非常に重要な問題だと思います。

来年度も約400人保育園の定員を増やしますがそれでもまだまだ追いついていません。

船橋を徒歩で、そして車で走って見れば誰の目にも明らかですが人口は増え続けています。(ここ数ヶ月は震災の影響で減る月もありました)それも、30~40代の夫婦が買いやすい金額のマンションや一戸建てが増えているので、未就学児童は当分増え続けるでしょう。

民間保育園を誘致することも、増改築により定員を増やすことも非常に良かったと思います。更に良かったのは、認可外保育園への運営費補助について市が検討を始めたことです。この認可外保育園への支援(運営費補助に限らず)は9月議会で私も市に求め、普段の市との話の中でもお願いをしてきましたが検討に入っただけでもとりあえずはありがたいと思います。ここは、今後の子育て新システムとの関係があるので軽々に判断することは難しいと思いますが、待機児童対策の一環という観点からも前向きな対応を求めて行きたいと思います。

もちろんその際には無条件で支援をするべきとは思っていません。経営の厳しい認可外保育園は子供にとって環境が良いとは言えない場合が非常に多くあります。これはあくまでも私見ですが、園の環境整備を支援の条件にすることも必要ではないでしょうか。例えば、ビルの高い階にあったり、非難口がひとつしかなかったり、保育士が少なかったりと、園児の安全確保に非常に大きな問題がある場合が多々あります。そうした点を改善することにより、また改善するために支援を行うと言うのは有効であると思います。もちろんその保育園が政治活動等を行っていないことは最低限の条件であることは言うまでもありません。市の施設と勤務時間を使って政治活動や労働争議を行うという船橋の公立保育園でおかした間違いを繰り返してはいけません。

そして、もうひとつの大きなTOPICが幼稚園での預かり保育。これも私見ですが、幼稚園側の方に非常にネガティブな印象が強いように思います。そもそも幼稚園と保育園の役割が違うので当然と言えば当然ですが、互いの交流や情報交換を増やすことによりかなりの部分解消できるのではないかと思っています。難しいですが。

健康福祉委員会は、1月に待機児童や介護福祉について話し合い、そして市内の医療機関や介護施設やリハビリテーション施設を視察します。非常に盛りだくさんですが、船橋市民の安心安全な暮らしのために引き続きがんばります。

中原しんすけ