また梯子をはずされた・・・。 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

また梯子をはずされた・・・。

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。

昨日12/9に国会が閉会しました。

延長せずに閉会しちゃうの???とドジョウ総理に直接聞きたいです。

これで結局国家公務員給与の7.8%下げはなくなりました。そして人勧の0.23%下げもなくなりました。

これって、最初からそのつもりだったのではないのか、と思っています。支持母体の自治労に甘い汁を吸わせるために7.8%とか騒いで、人勧無視をゴリ押しする事が最初から決まっていたのではないかと。

本定例会で船橋市役所から人勧にならい0.29%の職員給与下げを議案として出してきましたが、みんなの党会派では、悩んだ挙句、国にならい7.8%下げるべきと考え議案に反対しました。

会派の他の4人も同じだと思いますが、非常に悩んだ末の重い決断でした。議会に関する議案であれば自分達の考えで比較的判断しやすいです。しかし、市民生活に直接関わる議案に関しては自分の政治信条や党の方針とは別に、本当に市民にとってそれが良いのかどうかの判断をしなければなりません。そのため、賛否どちらにしても自分の判断が本当に良かったのか何度も何度も考えます。賛成する場合は反対の(反対の場合は賛成の)メリットをいくつも思い起こしそれでも賛成(反対)の方が良い、あるいはまし、と考えられる段階になって賛否を決定します。決定後も悩む議案はいくつもあります。

民主党政権は、国内の復興支援の財源とするため国家公務員給与の7.8%下げを言っていました。だから私達みんなの党船橋市議団も国にならい船橋市内の被災した地域の復興のために7.8%下げることを船橋市に求め下げ幅が0.29%の船橋市職員の給与改定条例に反対しました。

3.11以降、船橋市内の被災対策費は19.5億かかっています。そして船橋市職員の給与を7.8%下げると約21億円捻出できます。いろいろ調べここに行き着いたとき、これは船橋市に対する無言の通達なのでは、と思ったりしました。

そして、議案質疑でも7.8%下げることを求め、下げれば条例に賛成すると言い続けましたが結局変わらなかったので私達は給与改定条例に反対しました。

それなのに、船橋の民主党はこの条例に普通に賛成でした。

???

え~、梯子はずすんですか~???

というのがその時の私達の感想です。民主党政権が進めている政策にならい、微力ながらバックアップになるだろうと思っていましたが(もちろんそれが目的ではありませんが)梯子をはずされました。

でも、同じ民主党でも市には市、国には国の考えがあるだろうと無理やり自分を納得させていましたが、国は7.8%下げどころか人勧すらもやらない。

???

立て続けに梯子をはずされるとは思いませんでした。

という話をしていたら、「野田政権案にのるからだよ」と言われ、確かにそうなんですが。もちろん野田政権にのったというよりも、民間と大きく格差のある給与を下げるために理由を使わせてもらったと言うのが率直なところですが。

それにしても、ドジョウ総理にはもう少し泥をかぶってほしいものです。

中原しんすけ