「就活くたばれデモ」もいいけどやっぱり就活がんばれ大学生 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

「就活くたばれデモ」もいいけどやっぱり就活がんばれ大学生

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。


今日は、以前仕事で御一緒させていただいた方と会うために都内へ出てきました。朝9時からのアポだったので駅頭に行くことはできず、そのため普段よりゆっくりの朝でした。


その用事が終わった後に、就活中の学生と会い話をしました。ある企業に入社したい意思がとても強く、またその会社はすごい人気企業で、作品名を言えば誰でも知っています。そしてその企業の方と以前仕事で関わった事があったのでいろいろお手伝いできるかと思い相談にのりました。やはり、前向きにがんばっている若者は応援したくなります。


というのも、最近Twitterで「就活くたばれデモ」に関係した学生や参加した学生のつぶやきをよく目にするんです。やはり、かなり切実ですごい厳しさを感じます。私が就職する頃はバブルがはじけ「就活冬の時代」と言われ始めた頃でしたが、今とは厳しさの次元が全く違うことを感じます。だから不安と怒りでデモを行うというのも勿論ありだと思います。


webに出ていたデモの時の主張を見ると。


「就活始まるの早いぞー」

「マイナビ・リクナビは学生を急かすなー!」

「セミナーで企業宣伝するなー」

「ネクタイ息苦しいぞー」

「面接官、偉そうな態度とるなー!」

「面接に行く時の交通費をよこせー」

「俺達、全員採用しろー!」

「採用されても働かないぞー!」


確かに言っていることはもっとも。採用されても働かないのはともかくとして・・・。(笑)


それでもデモをやった後は日常に戻らないと。今日会った学生は厳しい状況でも自分がやりたいことのために、それこそ石にかじりついてもその業界に入る、という強い意志を持っていたので私も協力したいと思えました。


不満はあっても、時期が来れば自身の生活費を稼がなければいけない。そのためには就職するかバイトをするか派遣に登録するか、不満はあっても当面の生活費を稼ぐために働かなければいけない。デモの中心にいる子は特定のイデオロギー団体にリクルートされ不労所得を得られるのかもしれないけれど、多くの学生は日常の中で生きなければいけないわけで、憂さ晴らし以上をデモに求めてもすぐに社会は変わらない。


就活も厳しいけれど働き始めても厳しいです。倒産やクビなんて珍しいことじゃない。私の場合、就活は今よりも楽だったかもしれないけれど、無職と隣り合わせの厳しさは良く知っています。といっても、私の場合リターンの大きさを求めてあえてそういう環境に身を置いたというのもありますが・・・。


このままの社会でいいと思わないならまず社会に出て社会の中で評価を受けて欲しい。マーケットの中で値段のつく価値ある社会人になって欲しい、と思っています。


真剣に自分の将来を考え努力している若者の力になりたいと考えているおじさんやおばさんは沢山いるのだから。


中原しんすけ