鉢呂経産相辞任 野田佳彦総理の胆力はどの程度か | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

鉢呂経産相辞任 野田佳彦総理の胆力はどの程度か

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。


いきなり鉢呂経産相辞任しましたね。軽率と言えば軽率ですが、問題となった2点について私なりの意見を述べてみたいと思います。


・死の町

・なすりつけ


の2点がマスコミで騒がれていました。「なすりつけ」、に関してはもし事実とするなら問題です。放射能の影響をどの程度受けているのかわからず全国民が不安になっている中放射能をなすりつけてふざけるなんて、無知で無神経のそしりは免れないでしょう。


しかし、「死の町」に関しては何が問題なのかわかりません。放射能がばら撒かれてからは何十年か何百年かわかりませんが人が住めなくなるのであればそこは明らかに死の町。その事実をマスコミ経由で国民に伝えるのは原発管理の最高責任者として間違ったことではありません。怒るべきあいては死の町発言をした鉢呂さんではなく原発周辺を死の町にした原発村の利権屋たちではないでしょうか。


最近様々なところで原発屋から観測気球が上げられています。東電が電気代をあげることを検討しているNewsがでたり。しかし東電は公式にはそんな事は言ってはいません。今回の鉢呂さんの「なすりつけ」も本来記者クラブであればあの程度の内容を記事にはできないはずなんです。座って待っていれば情報をお下げ渡ししてくれるご主人様に対して記者クラブは逆らう事はできないはずですが、しかし死の町で騒いでみたらうまくいきそうだから原発依存を減らしていこうとする鉢呂さんを引きずり落として東電を復活させればデンコちゃんの広告をいれてもらえるということでしょう。もちろんそのバックには様々な権力をもった利権屋が後押しをしています。


野田佳彦総理は人はいいのですが、腹をくくることはできなかったようです。私が総理大臣だったら「この大変な時にそんなことで騒ぐな。」で終わらせていたでしょう。当然です、1日対応が遅れれば原発も被災地の復興も更に遅くなるのだから、利権屋なんか無視して国民のために働くことを野田総理には期待しています。


今回にのような騒ぎでまた大臣が辞めさせられそうになったときには、「後任は菅直人になるかもしれない。」とマスコミにリークしてみればマスコミも野党も騒がなくなると思いますよ、と野田大臣に教えてあげたい。


中原しんすけ