死人が出る節電の夏にパチンコと27時間テレビは必要か??? | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

死人が出る節電の夏にパチンコと27時間テレビは必要か???

こんばんは、船橋市議の中原しんすけです。


今日はいくつかのお祭りや盆踊りへ行き自治会長さんや商店街組合の方と懇親を深めてきました。改めて感じるのはまだまだ無名です。もっともっと地域に貢献し知っていただき評価していただかないと。そして習志野の盆踊りで野田よしひこ財務大臣とお会いしました。数年前飯山満駅でビラをいただいたことが何度かありますが久しぶりにお会いしました。やはり腰が低くとても誠実な方でした。こんなすばらしい方がなんで拉致組織に献金をしている男の元で大臣をしているのか残念でなりません。


帰ってきて天気予報を見ようとテレビをつけたらバラエティをやっていました。番組はなんでもいいのでデータ放送をつけて明日の天気を見ましたがデータ放送の横でタレントが大騒ぎをしています。新聞を見ると27時間テレビ。多分そのときの私の顔は「・・・」というような顔だったのでないでしょうか。


必要ですか?


テレビとパチンコ。


ここ数日は涼しくなりましたが台風前までの暑さは本当に厳しく、熱中症で昨年以上の人が亡くなっています。そしてそれは高齢者が多い。企業も節電節電でもちろん不便は不便ですが、それ以上に工場を停止したりして大きく生産性が落ちています。そんな中でテレビとパチンコだけが潤沢に電気を使っている状況はどうなんだろう?と思ったりします。わかりやすくいうと、国会議員に甘い汁を吸わせている業界だけ特別扱いはおかしいだろ!(わかり安すぎ)と思ったりします。


ということをここ数ヶ月考えているので、先週何軒がパチンコ屋へ入ってみました。入り口には節電営業をしています、と書いてあるのですがクーラーは寒いほどだし誰も座っていない台でもピカピカ電気がついてるし。もちろん、お客さんに言われてから電気を入れていたら商売にならないのはわかりますが、実際に電気が足らずに商売になっていない企業がたくさんあります。そうした中であそこまで潤沢に電気を使わせる必要があるのでしょうか?私も随分前はパチンコに行くことがありました。ここ10年くらいなぜ行かなくなったかと言うと日本のキラーコンテンツ、漫画があまりにもパチンコに使われ漫画業界自体がパチンコのネタ作りの下請けに成り下がるのではないか、という懸念があったからです。それについてはいずれ漫画の話とあわせて書きます。


テレビにしてもそうです。震災後CMが入らないならACなんか入れないで放送中止にすればいいと思いませんか?と思いましたが、電力不足をこれだけ声高に叫んでおきながら自分達は決して節電をしない。もちろん、オフィスやスタジオの電力を減らしているというのでしょうが。そもそもテレビ電波は国民の共有財産なんだから国難のときにこそ自発的に国民に返上し放送をやめ節電をすべきではないでしょうか。そしてそのメリットは非常に大きいものがあります。テレビよりも携帯電話の領域を増やせば、震災時に携帯はもっとつながりがよくなります。


全て問題は同じなんです。テレビもパチンコも原発も政治家に献金し集票をすればすべてが許される。そういう社会を変えないと日本はもちません。それこそ正にしがらみのない政治です。私達はしがらみのない政治を作り努力する人が報われる社会を作りたい。


中原しんすけ