習志野台第2保育園と薬円台小で放射能測定
こんばんは、中原しんすけです。
6月3日、4日に船橋市役所は市内11箇所で放射線量の測定が行われました。3日は会派別勉強会があったので行けませんでしたが、今日の午前中に習志野台第2保育園、薬円台小学校の測定に同行しました。
勘違いをしていました。というかもともと計測に関してほとんど知識がないのですが・・・。TVで見るガイガーカウンターのようなものでチョコチョコっと計るものだと思っていたので1箇所15分くらいで終わると思っていたのですが、そんな簡単なものではありませんでした。放射線測定には2種類あります。TVでみるガイガーカウンターはGM式とシンチレーションサーベイメーターという方法です。GM式は降って来た放射線の数しか測定できませんがシンチレーションは数に加えてそれぞれの放射線の重さまで測定できます。今日は、シンチレーションというより細かく測定できる方法で行われました。1箇所1時間くらいかかります。
園庭・校庭の真ん中と砂場の外1Mの場所で空中測定と土壌の測定を行いました。
習志野台第2保育園では、.0,13μSV(マイクロシーベルト)~0.2μSVなので目標値よりはかなり下でした。
薬円台小学校は0.12μSV~0.17μSVなので更に低いです。
それでもやはり先生や親御さんは心配なようで(当たり前ですが)習志野第2保育園も薬円台小学校もいろいろ質問を受けました。専門的なことは業者さんや市の担当者にお願いしましたが、「文科省の基準値が0.38μSV、目標値が0.1μSVなので今のところそれほど心配するほどではないと思う。また、20~30年前に中国やアメリカが空中で核実験を行っていたころに比べると今の危険度は数十分の一とも言われています。」とお話しました。もちろん私も全てを信じているわけではありませんが、政府や文科省から出てくる数字しか物差しがないので、下手に騒ぎ立てるよりも落ち着いて日々を送ろうと思っています。
保育園では、天気のいい日もあまり外に出せなくてかわいそう、と保育士さんがおっしゃっていました。これは相当深刻だと思います。外で遊ぶ時間が減れば体力も落ちるし、ストレスもたまる。育ち盛りの子供立ちなので外で目いっぱい遊んでほしいですが、う~んちょっとそう簡単に外に出せない保育士の皆さんの気持ちもわかります。
近所でも子供を遊ばせることに不安を感じ、何件か御相談を受けましたが今の基準では一応大丈夫です、と今後も伝えることになると思います。そして上記測定の数値ですが、何回も計測した後に平均値をとって公表しますので私が書いた数値と多少変わる可能性があります。来週中ごろに船橋市のHPで確認してみてください。
最後になりましたが、非常に暑い中環境保全課と業者の皆さんお疲れ様でした。今夜はゆっくり休んでください。
中原しんすけ