認識の差 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

認識の差

こんばんは、船橋市の中原しんすけです。


インターネットで千葉に関する記事を見ていたら下記のようなNewsがありまし


た。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110308-OYT8T01151.htm


そもそも母数が小さいのであまり参考にはなりませんが、それでも「執行部へ


のチェック機能を果たしているか?」という質問に対し、県市町村議長は94%が


果たしていると考えているのに対し、全国世論調査では33%しかいなかったとい


う結果は非常に興味深いものでした。


といっても、別に県市町村長と世論調査の差には興味は無く、アンケート対象


の属性を明確にもせずにこんな小さな母数のアンケートを集計して、胸を張っ


て人前に出せる大手メディアの認識の甘さが一般のビジネスマンとはセンス


が違うなあ、と思い、また一人でニヤついてしまいました。


私が(あくまでも私個人)が本当に知りたいのは、県市町村長が本当にそう


思っているのか、それとも「議会なんで自分の権力にこびる議員ばかりなん


だからチェックなんてできるはず無い」と思っているけどそうは言えないから


チェックされていると回答したのかどうか?


それから、有権者に関してもどんな属性なのか?自分の住む地域の議会が


どう機能しているか理解している人がどの程度いるのでしょうか?なぜなら


議会内容を理解することは非常に面倒くさい仕組みになっているからです。


どこの都道府県のHPでみても議事録が一覧で並んでいるだけで非常に


見づらいのです。


市議会は住民にとってとても重要な仕事をしているのだからもっと誇りをもって


業務内容をわかりやすく公開してほしいと思います。


それができ、議会の業務内容を多くの人が簡単に理解するようになった後で


このアンケート結果をもう一度見てみたいと思います。


ちなみに母数の少ないアンケートといえば市のアンケートでも非常に多いん


ですよね。


少し前に市の資料室で見た、男女参画センターのアンケートでも母数が


100名強のものがありました。出てくるアンケート結果が1か0かみたいに


でこぼこで何を知りたいのかよくわからない冊子がありました。


もちろん、アンケートによって何を分析するでも報告するでもなく製本業者


や印刷業者に発注することが目的だと思いますが、それにしてももうちょっと


母数を大きくして面白い結果を見せてほしいと思うことは役所の資料には


たくさんあります。こういうところにも民間の感覚を入れていければいいな、


と思います。


では、明日も皆様にとって良い1日でありますように。


中原しんすけ