福島の事故以来停止している各地の原子力発電所を再稼働するという

それも当初の耐用年数を超えたものという不安をかかえつつ・・・

それはまさに清朝末期のアヘン中毒者と同じ

アヘンがほしいということで・・・

でも、なんで?なの・・・

 

 

 

ようこそおいでくださいました。  

はるか遠くから来ていただいたことにも感謝です。

 

 

 

 最近「NHKオンデマンド」に申し込んで、過去に放送された原発事故の番組やAmazonのレンタルにてアメリカHBOが製作・放送された「チェルノブイリ」を見ていました・・・

 

 

 予定では来月、約1か月は入院するはずでしたので、タブレットでレンタル映画、放送番組、アニメや雑誌を読みまくるつもりだったのです。

 

 

 

 そのなかで、気になる番組がありました・・・・

 

 

 原発マネーという打ち出の小槌を扱ったもので、NHKが3月8日に放送した番組でした。

 

 

 福島の事故以来停止していた原発の再稼働をすすめるということで・・・・

 

 

 またいつもの、温暖化防止のためにCO2、 0をめざすというお題目を利用して、自民党が政治献金集めのため電力会社が働きかけているものと最初はそう思ったのですが・・・・あにはからんや!・・・・・

 

 

 原発が停止したことで交付金や寄付金が集まらなくなった「市町村」が、地方財政が破綻するということで、早く動かしてくれないかと

 

 

 これら国からの交付金や寄付金は「原発マネー」といわれ、特に電力会社からの寄付金は使い道や目的は非公開

 

 

 その額がなんと3兆円

 

 

 基本は原発のある市町村に渡るところなですが、なぜか青森だけは原発や施設のない県内すべての市町村に湯水のごとく垂れ流されていたとか・・・

 

 

 

 原発マネーは当初使用目的がは庁舎や病院、体育館や図書館や博物館などの箱物に限定されていたことで、いまになって管理維持費が捻出できないということになっているだとか・・・・(当初から危険視されていたらしい)

 

 

 官僚の皆さんがたの証言もまあ生々しく・・・・

 

 

 地方のお役人やボス・・・国が作れ作れとハッパをかけてきたもんで・・・

 

 国のお役人・・・・・・・その当時地方の役人さん達にもうガマンできないほどイジられ

             ていたのでしょうね(軍隊でいう新兵いじめかと)

 

 

 番組では言っていませんでしたが(言わないでしょう!)、工事を請け負った土建屋さんが地元に原発を誘致した(自民党の)代議士さんに政治献金をおこなうことで、まるまるお金が還流していくという立派なサイクルをつくりあげたというわけです。

 

 

 そして、もうその地域は一蓮托生、抜け駆けは許さない・・・・

 

 

 でも見返りに、お金だけは無限に降ってきた・・・

 

 

 

 そうなるともらった金は「カオナシ」のように無限に使い込むのがもう当たり前・・・

 

 

 

 そのうち、もっと欲しくなり・・・・・

 

 

 

 たり顔の町長さん達は何をやらかすの・・・

 

 

 そして未来の日本に何を残すの?

 

 

 そう、あなたの孫やひ孫、玄孫に

 

 

 

 まあすごいのは、原発を一基つくるたびに原発マネーは最初のうちだけしか届けらないので、また一基、また一基と作らないと暮らしていけないからとか・・・・

 

 

 耐用年数を延ばすことで一度は減額された原発マネーを復活させるとか・・・

 

 

 

 まるで清朝末期のアヘン中毒と同じ理屈ではないの・・・・

 

 

 

 今でも都会の迷惑税だからと、昔はそういっているのも道理があったかもしれませんが、もう自分の娘や息子、孫が都会で過ごしている・・・・

 

 

 

 これをまだもうあたりまえのように言っているところがすごい・・・・

 

 

 

 これでも同じ日本人なのかと・・・・

 

 


 

 

 

 

 このあいだ新聞でこんなことを云っている人がいました。

 

 

 こんな地震が多いところにわざとつくってしまった原発・・・・

 

(原発の近くに活断層がないのを調べたとか裁判でいっていましたが、それは人類の勉強不足でしかなく、今は地震がどこでおきても不思議じゃない日本列島です)

 

 

 福島のことが忘れられかどうかの時期に、別の原発で火(あえてこの表現に)をふかないと何も考えない日本人

 

 こんな真剣に考えるようになる試金石がないと、もう国がなくなるねと・・・