中川久美子です
モヤモヤが晴れるような文章を目にして、
ものすごく共感し、スッキリした気持ちになりましたので、
ここに、ご紹介します!
ダンス界のトップレジェンド金光先生の記事です。
最後に、私共の叫びも書き加えました
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『スタジオに所属する意味』
昨今のダンス業界を取り巻くトレンドに、スタジオに所属しないでフリーで活動する選手や教師が増えている。
確かに、どこかのスタジオに所属して、勤務時間内は拘束され、売り上げの半分をスタジオに納めるよりも、自分の働きたい時間に働き、レンタルフロアでレンタルフィーだけを支払うほうが、時間とお金の両面において有利である。
では、いったいスタジオに所属する意味とはなんなんだろうか、、
私は20年以上、一つのスタジオに所属し、昨年から自身のスタジオをオープンし、10人以上のスタッフを抱え、日々この答えを探してきたが、ようやくおぼろげながら答えが見つかったような気がする。
現役選手におけるスタジオに所属する意味は、
①24時間365日、無料で練習できるホームグラウンドがある
②スタジオが集客を手伝ってくれる
③チームとしてのバックアップがある
④ハイクオリティなレッスンがスタッフ価格で受けられる
などが挙げられる
①自分が練習する環境が常に確保されており、そこが無料で安心して使えることは、実は非常重要である。日頃の練習もそうだが、デモ練習やリフトの練習など、音楽やスペースを専有するシュチュエーションもある。これらを貸しスタジオで賄うことを考えると、お金や時間、移動など様々な付帯条件が付いてくるし、自分の経験上、それらを考え、マネージメントするだけでかなりの労力を要する。
②勤務して、間もない頃は当然生徒数は0に等しい。スタジオはスタッフを宣伝して、プロデュースすることによって、スタッフにブランディングが生まれ、認知が進んでくる。試合に出れば、告知するし、結果が良ければ尚、告知する。先輩達の生徒さんを少しずつ預かりながら、生徒数を増やしていく。そうやって、集客を手伝うことは結果としてスタジオにもメリットをもたらす。だからwin-winなのだが、果たしてこれを自身でコンスタントに続けることは可能だろうか?セルフブランディングに長けている天才的な若者もいるかも知れないが、ほとんどの人は、中々難しいのではないか?まだ誰でもないあなたにスポットを当ててくれる存在という文脈で考えると、スタジオの果たしている意味は大きい
③チームとしてバックアップしてくれる
人はそんなに強くないし、1人では成長出来ない。周りの人達に影に日向に助けられながら、日々成長していくものだと思う。現代社会におけるコミュニティーの作り方、所属の仕方は様々だが、社会活動をするものに於いて、どのコミュニティーにも所属しないで生きていけるのは、単独で圧倒的な価値を提供出来る者だけだろう。だから私達は組織に所属し、仲間同士で横の繋がりを作り、お互いを助け合っているのではないだろうか。スタジオという単位も、一選手という単位が所属するコミュニティーとして、バックアップして支えてくれる、学び成長する機会を与えてくれる機能があるならば、有用な選択肢である。
④ハイクオリティなレッスンがスタッフ価格で受けられる
個人的にはこれが一番のメリットであり、まさに本質だと思っている
ほとんどの選手は練習とレッスン、そして実践である試合を繰り返すことによって成長する。皆さんは年間のレッスンにかかる金額を計算したことがありますか?コンスタントに成長する為には、ダンスの技術だけでなく、考え方やメンタル、フィジカルなど総合的に指導してくれるコーチの存在が不可欠だ。
コーチのレッスン代が高くて2週間に一回くらいしかレッスンとれないんです。こんな話を耳にする。それで、どうやって世界にチャレンジするのか。ただお金がないのも事実である。
例えば私はスタッフには通常の価格の約1/5の価格でレッスンをしている。他のスタジオのオーナーも多かれ少なかれそんなものだろう。だからお金がないキツイ時期にでも、コンスタントにレッスンを受け続け、成長出来るのだと思う。
これは、スタジオで働いて、売り上げを上げてくれるスタッフへの恩返しだし、まだ売り上げが上がっていないスタッフへの未来の投資なので、こちらサイドからすればそんなに大したことではないのだが、選手からすれば一番大きなメリットではないかと思う。
まとめ
これらのメリットを総合的に考えていくと、スタジオに所属する意味がみえてくるのではないだろうか。逆にこれらのメリットを提供出来ないようなスタジオは、存在価値を見直す必要があるだろう。
追伸
スタッフ募集しています😆
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日々思っていることを言語化されたこの記事を読んで、共感、
立ち上がりました!
自分達は、
『プロダンサーを育てること』
『先生を育てること』
『人として育てること』
ここをモットーにやって参りましたが、
これが私たちのやるべき仕事、任務だと思っています。
「自分の所さえ良ければ」ではなく、「未来のダンス界」を考えて
未来へ向かっていく選手、人間を育てていかなければなりません。
現役時代から経営してきた中川ダンスも12周年を迎え、
愛情注いで育ててきたスタッフ達が巣立っていきます。
まだまだ未来のダンサー、ダンスインストラクターを育てたい気持ちとパワーがありますので、
中川雄太ダンスアカデミーも
『ダンス愛のある スタッフ募集中』です💃✨
ダンスが大好き。
ダンスに携わることが大好き。
一度きりの人生、自分の好きなこと
思いっきり全うしてみませんか?