ダンスを語ります! | 中川雄太のHAPPY DANCE LIFE

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社交ダンス大好き♪ 
中川雄太ダンスアカデミー
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名古屋市千種区今池の社交ダンス教室のブログです。

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本日は!
ちゃんとダンスの話題です(笑)ちゅー

中川久美子です!




コロナのおかげ?もあって(笑)、

わたし達は、自分達がレッスンを受けることができてます!



子供が寝静まる時間で、受講できそうだぞ!

という日時を狙っての

オンラインレクチャーです!



本来なら直でのレッスンが良いに決まっていますが😭

でも、子持ちで動きがとれない私達にとっては、

こういった形でもレッスンを受ける機会を得られることが

ありがたいです!!



 
去年から受けさせてもらっているのは、

元全日本チャンピオン谷堂組のレッスンです。
  



先生方のレッスンは受けたことも無かったのですが、

ご一緒させて頂いていたのは、ロンドンでしたイギリス






こちらが勝手にですが、出会ったと思っているのは…

私達がまだプロになったばかりで、イギリスへ飛び出した頃。




白石先生に初めて連れてってもらったスターライト(レッスン場)で、

毎朝8:00〜の練習会での練習が日課。


7:30頃にスタジオの扉をあけると、

身体は完全にウォームアップされた状態、

汗びっしょりで4種目めのクイックステップを踊る谷堂組。



何かをディスカッション中で

谷堂先生の大きな声がスタジオに響いている。




お二人の真剣な眼差し、ダンスへの姿勢、

そして練習への取り組み方、全てに圧倒されました。





中身が無いに等しい、タイトルも実績も全くない、名も無き若造の私達は


「日本チャンピオンの看板背負って戦う先生方よりも練習していなくて…どういうつもりなの??
それで勝ちたいとか言ってんじゃねーぞ!!」


と 自分達に叱咤激励したことを思い出します。。。





谷堂先生とは団体も違い、

何より自分が名もない下手くそ若造であったので、

先生方に声をかけることすらできずにいました。




そのUK戦、

日本人で谷堂組だけが、世界のセミファイナルで果敢に踊っていました日本



その勇姿を、BIC(会場)のバルコニー席から、

食い入るように応援しました。





世界のセミファイナルの強豪選手に混ざって、

日本代表として劣ることなく堂々と舞う姿に、

鳥肌が立つほどの感銘を受けました。





学生上がりの25歳の私は

「私もあんなふうになりたい。」

そう胸の中で何回も唱えました。




初留学、

海外選手のすごさの衝撃を受けたと同時に、

日本人のトップ選手と初めて直近になって、

意識が変わりました。




私のなかで、唯一、日本人選手の中で

群抜いて尊敬する(好みの)ダンサーが

早野恵美先生になりました。




日本人なのに、

海外選手のように主張があって、

身体を思い切り使って、

でも男性の動きを決して乱さないフォロー、サポート。



完璧に意識された足裏からヘッドの先までの意識やライン、全てが美しくしなやか。



日本人でも、こんなに海外選手に劣らない強さ・しなやかさが持てるんだ!



この初留学で、考え方が変わりました。





こんな感じで谷堂先生方との一方的な熱い出会いを果たし(笑)、

無いお金をはたいて、

英国三代大会へ向けて年3回の留学を続けました。




5月の時期は、マーカスがホームパーティに毎年招待してくれました。




その時も憧れの気持ちが溢れていたのでしょう、

なんともない会話を恵美先生と交わし、

こんな写真、撮ってもらっていたようです(笑)


この写真、、、

実は、レクチャーを受けるようになった今、

恵美先生から

「くみちゃん、2008年の写真にコレがあったよ!」

と送ってくれたものです。

(自分は今、初めて目にしてムチムチで恥ずかしい滝汗あせる)



マーカスのお家でも、谷堂組のオーラに

ちゃっかり吸い寄せられていたんですね〜!






という、一方的な想い出があっての、

憧れの先生方のレッスンを

こういう形でも受けることができることに感謝キラキラ

主催してくれる川崎先生に感謝キラキラキラキラ

そして、谷堂先生恵美先生に感謝キラキラキラキラキラキラ




パジャマとノーメイクで外観は疲れ切ったママ、

しかし中身は…

熱い想いを抱いたプロダンサー‼️

(というかダンス愛好家💕)‼️




これがまた楽しいんです。



ロンドン留学、イタリア留学、

ダンスにどっぷり浸かったあの頃に

身体と頭に叩き込んだ経験と知識が、

溢れるように出てくる出てくる!!




知っていることでも、「分かるぅ〜!」

新しい指摘だと、「えー、なるほど〜!」

そして、年輪となった知識が紐解かれるように

緩々とほろほろと溢れてくる。



現役時代、ほとんど海外コーチャーのレッスンしか受けてこなかったので

日本人コーチャーの良さを改めて感じています。




英国の地で根を張るように学ばれてきたダンスの知識や文化などを

日本人として受け取り、それを身体を通して経験積んでみえて、

しっかりと理解、定着した上で、わかりやすく言葉にして伝えてくれる。



西洋人の特徴、生活文化も学んだ上で

日本人の私どもは、このように理解すべきだ、という形で

話をしてくれる。




これが、どんなに価値があって、素晴らしいことか。






パジャマのわたしは

画面前で立って踊ったり、体動かしたり、急にスイングしたり、

そして、画面に顔近づけて釘付けて話に耳を澄ませて、

一字一句を大切に聞き込む。


そして、止まっていたダンスノートにメモメモメモ!!!メモメモメモ




あー、この真剣な感じ!

懐かしい!




レクチャー後も、余韻に浸りまくり、

ダンストークに華咲いちゃうわけです桜




そして、次の朝練では、

それを試したりで花咲いちゃうわけです!!!



いつも感動とパワーをくださってありがとうございますキラキラキラキラ笑い泣き笑い泣き





2013年のUK戦。

待望の夜の部に上がることができた時の動画。

(裾が黒のドレスが中川組です)



バルコニーの上から、西尾組が撮ってくれたもの。

先生方には全く及びませんが、

ここが長年踊りたかったステージでした。





この時の雄太先生の嬉しそうな顔は、

私は勝手に
ずーっと忘れませんデレデレ