いつもは、あまり恋愛ドラマは観ないけど、脚本家の
野木亜紀子さんの作品が好きなので観てみた。







重版出来』『アンナチュラル』も脚本していて、それも好きだった。




ネタバレもあるかもしれないので観てない方は、注意してください〉








第一話を観て…

新垣結衣が、とても、かわいそうで、会社でも仕事ができるのに、損な役割で、
周りの人が頼りないし、社長の高圧的な態度、膨大な仕事量で疲弊していて、観ていて、痛々しいし、観ているのが辛くなった。
社長から、休みの日なのにメールが、たくさん来るし、返信もしないと催促も来る…こんなの普通絶えれない。



ここまでの職場環境は、経験したことないけど、想像つくし、なんかリアルに感じた。



仕事で、追い詰められてる時に、駅で電車が来た時に、飛び降りてしまいたい…電車に吸い込まれるシーンが印象的だった。



仕事は、好きだけど、職場がダメなことって、本当に沢山ある。

せっかく好きなのに、疲弊するだけで、毎日が終わっていく。楽しくなくなってしまう。

そういうのは、もったいないし、労働環境を整える為にも、声をあげて意見を伝えることは、大事で、
それを取り合ってくれなくても、行動に移すということに、価値があると思う。




ぼくも、過去に、たくさんの人と、一緒に仕事をしてても、孤独に感じ、間違ってることをしたくない…と頑なになって意見を言ったこともある。
でも上司は、それに取り合ってくれないし、何かを変えようと努力もしない…

それで、結局効率悪くなってトラブルになる。
「だから言ったんだよ…」の繰り返しだった。

何か変えたい…

その為に労力を分散させるためにも、新人も育てないといけない…


そういうことを提案しても、上司の行動力は、相変わらずなく、人件費の計算ばかりをしていた。
何のために仕事してるのかわからないな…という怒りも芽生えてきた。
(この後、違う上司がやってきて、色々変わってきたんだけど、それは、また違う形で書きます…)

今、思うと、やり方が、甘かったんだと思う。
目指す本業と生活の手段である仕事と副業で一点集中がどうしてもできなかった。

それでも、続けていたは、周りの人たちが居たから踏ん張れた気がする。


だから、新垣結衣の役の、晶を見ていると、自分と重なる部分が多かった。



「自分を殺して…本当に死んでしまう前に辞めます…」


これは、本当にそう思う。


次に、頑張る気があるなら、正直なんとかなる。
職場なんて、いくらでもあるから、生きてはいける。




これを観て共感する人は、多かったと思うし、
セリフに救われた人も居たと思う。




人間、一人一人の人生には、ドラマがあって、
それを、こっそり観ていたような自然体な作品だった。