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5月1日は「恋の日」だって!


何かキュンとするものでも読もうかしらって
私の(とても中身の偏った)本棚の前に立ってみたのだけど

なかなか爽やかな恋の本って無いみたい


ナボコフの「ロリータ」は…
主人公の偏執的なキュンが散りばめられてるけど
ちょっともうそのあまりの情熱が可哀想なレベルだし

谷崎潤一郎の「痴人の愛」も…ねぇ
なんてったって痴人だし

もう少し軽いものは…と……

江國香織の「いくつもの週末」は
夫婦関係における恋心を所々感じるけれどもあくまで夫婦のお話でしょ

原田宗典の「優しくって少し ばか」のふたりは
愛に変わりかけてるところが愛おしいんだしなぁ


恋の本、恋の本……

ん?そもそも恋って……?


本棚の前でだんだんわからなくなってきて
思わず開いたのはシュルツの「大好きって手をつないで歩くこと」

恋や愛と同じように色々ある「大好きって?」の答えが詰まった本だけど
恋の日に相応しいページはこれかしら?


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「大好きって運動場の向こうの彼女を、
400人の他の子たちから見分けられること」


ふふふ

かわいいかわいい、この感じ!


しかしなあ

恋愛小説も色々と読んだはずなのに「この感じ!」のを全く手元に残してないところを見ると
私の恋愛趣味自体がだいぶ複雑かつ重いってことかしらこれ

それとも「この感じ!」って小説にしてもあまり面白くないのかしら


どなたか五月の始まりに相応しい
軽やかな恋愛小説おすすめして下さいませ



***希良***