きのうのランチタイムを一緒に過ごしたのは
中学からのお友達
高校は違ったけれど同じ大学を卒業した彼女は今
沖縄で絵を描いています
普段頻繁に連絡を取っている訳ではないの
それなのに会った瞬間から滞ることの無い会話
彼女も私も変化を続けているはずなのに
違和感無く“今のあなた”と話が出来るなんて
懐古的にならずに会える昔からの友達は素敵
近況報告から共通の友達の話、旅行の話、読んでる本の話、
自然環境の話に宗教や信仰の話まで
趣味嗜好は似てるとは言えない二人
でも積み重ねてきた時間の長い友達同士らしく
その話が互いの中にもたらす意味ってとこまで拡げて聞ける
話題は自ずと最近の制作についてに変わっていって
沖縄という場所が今の彼女に与えている影響を考えたり
彼女が私の作品について語るのを頭にメモするような気持ちで聞いたり
“お絵かき交換日記”なんてしてた頃から相手の作ってきたものを知ってるんだもの
耳を傾けあえば確かにあの時から続く時間の中にいる自分を感じるの
ありがとうね
写真は
“東京に帰るから会おう”と彼女が連絡をくれた時のメールに添付されていたもの
真っ直ぐな視線
壮大な青
“自分では分からない”なんて言っていたけど
あなたの変わらない世界をそのまま表していると思ったよ
***希良***