直近の世論調査から（中川秀直）
下記の日経新聞とテレビ東京の世論調査結果から次のことが読み解ける。
同調査の「次の衆院解散・総選挙はいつするべきだと思いますか」で、「今国会中に解散すべきだ」１８％、「秋の臨時国会の会期中に解散すべきだ」４０％、「解散を急ぐ必要はない」３４％となっている。民意の５８％が、秋の臨時国会の会期中までに解散すべきとしている。民意の約６割が解散すべきとしている。野田首相と民主党はこれに逆らうのだろうか。
問題は、その１０月解散の前に、民主党代表選、自民党総裁選が置かれていることである。同調査で、野田首相の再選、谷垣総裁の再選について聞いている。野田首相の再選支持は３９％、民主党支持層に限定では６４％、谷垣総裁の再選支持立は２２％、自民党支持層に限定では３６％となっている。
野田首相再選支持が民主党支持層では６４％の支持があることが注目される。
民主党代表が誰であれ、自民党は次期衆院選で政権奪還を期すには首相選択選挙で勝たねばならない。
（８月２７日記）
（参考）日経新聞とテレビ東京が２４～２６日に共同で実施した世論調査の結果（数字は％、カッコ内は前回７月２７～２９日調査結果）
あなたは野田内閣を支持しますか。
支持する３１（２８）
支持しない５８（６３）
いえない・わからない１０（９）
あなたは今どの政党を支持していますか。
民主党２１（１８）
自民党２５（２７）
国民の生活が第一１（１）
公明党４（３）
みんなの党６（６）
共産党３（４）
社民党１（１）
新党きづな０（０）
国民新党０（０）
新党大地・真民主０（０）
立ちあがれ日本０（０）
新党改革０（０）
新党日本０（０）
その他の政党３（３）
支持政党なし２７（３２）
いえない・わからない８（５）
社会保障の財源を確保するため、消費税率を２０１４年４月に８％、２０１５年１０月に１０％に引き上げる社会保障と税の一体改革法が成立しました。あなたは、これを評価しますか、評価しませんか。
評価する４５
評価しない４５
どちらともいえない６
いえない・わからない３
自民、公明両党は社会保障と税の一体改革以外の政策でも民主党に協力すべきだと思いますか。
幅広い政策で協力すべきだ２５（２０）
政策内容ごとにその都度の判断で対応すべきだ５７（６２）
対決姿勢を強めるべきだ１０（８）
その他２（１）
いえない・わからない７（８）
政府は２０３０年時点の国内の原子力発電量の割合について、次の３案を示しました。あなたの考えに近いのはどれですか。
震災前の約３割より少し減らして２０～２５％にする１９
より減らして１５％にする３１
原発をゼロにする４３
その他１
いえない・わからない６
香港の活動家らが沖縄県の尖閣諸島に上陸し、強制送還されました。尖閣諸島の領有権の要求を強める中国に日本政府はどうすべきだと思いますか。
領海警備を強化するなど強力に対抗すべきだ４８
対話を通じた解決を目指すべきだ４５
どちらともいえない３
いえない・わからない４
野田佳彦首相は今月１０日に社会保障と税の一体改革法が成立した際に「近いうちに国民の信を問う」と表明しました。次の衆院解散・総選挙はいつすべきだと思いますか。
来月８日までの今国会の会期中に解散すべきだ１８
今年秋の臨時国会の会期中に解散すべきだ４０
解散を急ぐ必要はない３４
その他０
いえない・わからない８
民主党は９月に代表選を予定しています。あなたは野田首相の再選についてどう思いますか、
再選を支持する３９
再選を支持しない４８
どちらともいえない７
いえない・わからない６
自民党は９月に総裁選を予定しています。あなたは谷垣禎一総裁の再選についてどう思いますか。
再選を支持する２２
再選を支持しない６３
どちらともいえない６
言えない・わからない９
橋下徹大阪市長が代表を務める大阪維新の会が、次期衆院選で国政に進出する動きがあります。あなたはこの動きに期待しますか、期待しませんか。
期待する５９（５６）
期待しない３２（３５）
どちらともいえない３（４）
いえない・わからない６（６）
同調査の「次の衆院解散・総選挙はいつするべきだと思いますか」で、「今国会中に解散すべきだ」１８％、「秋の臨時国会の会期中に解散すべきだ」４０％、「解散を急ぐ必要はない」３４％となっている。民意の５８％が、秋の臨時国会の会期中までに解散すべきとしている。民意の約６割が解散すべきとしている。野田首相と民主党はこれに逆らうのだろうか。
問題は、その１０月解散の前に、民主党代表選、自民党総裁選が置かれていることである。同調査で、野田首相の再選、谷垣総裁の再選について聞いている。野田首相の再選支持は３９％、民主党支持層に限定では６４％、谷垣総裁の再選支持立は２２％、自民党支持層に限定では３６％となっている。
野田首相再選支持が民主党支持層では６４％の支持があることが注目される。
民主党代表が誰であれ、自民党は次期衆院選で政権奪還を期すには首相選択選挙で勝たねばならない。
（８月２７日記）
（参考）日経新聞とテレビ東京が２４～２６日に共同で実施した世論調査の結果（数字は％、カッコ内は前回７月２７～２９日調査結果）
あなたは野田内閣を支持しますか。
支持する３１（２８）
支持しない５８（６３）
いえない・わからない１０（９）
あなたは今どの政党を支持していますか。
民主党２１（１８）
自民党２５（２７）
国民の生活が第一１（１）
公明党４（３）
みんなの党６（６）
共産党３（４）
社民党１（１）
新党きづな０（０）
国民新党０（０）
新党大地・真民主０（０）
立ちあがれ日本０（０）
新党改革０（０）
新党日本０（０）
その他の政党３（３）
支持政党なし２７（３２）
いえない・わからない８（５）
社会保障の財源を確保するため、消費税率を２０１４年４月に８％、２０１５年１０月に１０％に引き上げる社会保障と税の一体改革法が成立しました。あなたは、これを評価しますか、評価しませんか。
評価する４５
評価しない４５
どちらともいえない６
いえない・わからない３
自民、公明両党は社会保障と税の一体改革以外の政策でも民主党に協力すべきだと思いますか。
幅広い政策で協力すべきだ２５（２０）
政策内容ごとにその都度の判断で対応すべきだ５７（６２）
対決姿勢を強めるべきだ１０（８）
その他２（１）
いえない・わからない７（８）
政府は２０３０年時点の国内の原子力発電量の割合について、次の３案を示しました。あなたの考えに近いのはどれですか。
震災前の約３割より少し減らして２０～２５％にする１９
より減らして１５％にする３１
原発をゼロにする４３
その他１
いえない・わからない６
香港の活動家らが沖縄県の尖閣諸島に上陸し、強制送還されました。尖閣諸島の領有権の要求を強める中国に日本政府はどうすべきだと思いますか。
領海警備を強化するなど強力に対抗すべきだ４８
対話を通じた解決を目指すべきだ４５
どちらともいえない３
いえない・わからない４
野田佳彦首相は今月１０日に社会保障と税の一体改革法が成立した際に「近いうちに国民の信を問う」と表明しました。次の衆院解散・総選挙はいつすべきだと思いますか。
来月８日までの今国会の会期中に解散すべきだ１８
今年秋の臨時国会の会期中に解散すべきだ４０
解散を急ぐ必要はない３４
その他０
いえない・わからない８
民主党は９月に代表選を予定しています。あなたは野田首相の再選についてどう思いますか、
再選を支持する３９
再選を支持しない４８
どちらともいえない７
いえない・わからない６
自民党は９月に総裁選を予定しています。あなたは谷垣禎一総裁の再選についてどう思いますか。
再選を支持する２２
再選を支持しない６３
どちらともいえない６
言えない・わからない９
橋下徹大阪市長が代表を務める大阪維新の会が、次期衆院選で国政に進出する動きがあります。あなたはこの動きに期待しますか、期待しませんか。
期待する５９（５６）
期待しない３２（３５）
どちらともいえない３（４）
いえない・わからない６（６）