直近の世論調査について(中川秀直) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

直近の世論調査について(中川秀直)


下記の新報道2001の世論調査結果から次のことが読み解ける。

自民党は、民意から政権の受け皿として未だに認知されていない。同調査の「次期衆院選の投票先」で自民党は20・0%にとどまり、また決めていないが45・0%もある。自民党は、まだ決めていない無党派層から10ポイントを取り込み、少なくとも30%にしないと受け皿となり得ない。自民党が野田民主党政権との対立軸を旗幟鮮明にすることで、国民に何を選択して頂くのかを明確にしなければならない。対立軸を出すことが野党の役割である。
(8月12日記)



新報道2001の8月9日世論調査の結果が発表された。(数字は%、カッコ内は、前回8月2日調査結果)

【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補者に投票したいですか。

民主党11・6(12・2)    たちあがれ日本0・2(0・0)
自民党20・0(18・2)       新党改革0・0(0・0)
公明党3・4(3・8) 新党きづな0・0(0・0)
共産党2・0(3・6) 新党大地・真民主0・0(0・0)
社民党0・6(0・4) 国民の生活が第12・8(2・4)
国民新党0・4(0・2)   無所属・その他4・4(4・8)
新党日本0・2(0・0)      棄権する3・4(4・2)
みんなの党6・0(5・4)  まだ決めていない45・0(44・8)

【問2】あなたは野田内閣を支持しますか。

支持する29・0(29・2)
支持しない64・8(67・0)
その他・わからない6・2(3・8)

【問3】あなたは、東京都が2020年招致を目指す東京オリンピック開催についてどう思いますか。

賛成36・6
どちらかと言えば賛成35・4
どちらかと言えば反対15・4
反対11・0
その他・わからない1・6

【問4】東京都が2020年招致を目指す東京オリンピックの招致活動費ガ、2016年東京オリンピック招致活動の約150億円から半額の約75億円に削減されました。この活動費の規模についてどう思いますか。

多い15・8
やや多い11・6
妥当42・6
やや少ない11・0
少ない6・6
その他・わからない12・4

【問5】自民党や公明党は、参院で消費増税法案成立後、早期の衆院解散総選挙を求めています。あなたは、衆院解散の時期についてどう考えますか。

今すぐに解散・総選挙すべき26・6
参院で消費増税法案成立後、今国会中に解散・総選挙すべき12・8
消費増税法案に加え、今年度予算執行に必要な赤字国債発行法案などを成立させた後、年内に解散総選挙すべき19・6
来年度予算を編成または成立後、来年前半に解散総選挙すべき9・0
来年夏の任期満了まで解散総選挙すべきではない27・0
その他・わからない5・0