自己責任を否定=原発事故調に反論―菅前首相(時事通信) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

自己責任を否定=原発事故調に反論―菅前首相(時事通信)

秘書です。
例えば、戦争指導の責任を考えるとき、戦争の原因は開戦以前にある、といって戦争指導者を免責することができるでしょうか。
しかも、戦争指導者は開戦の1年半前に権力を掌握しており、開戦回避の努力を行う可能性をもっていたときはどうでしょうか。


自己責任を否定=原発事故調に反論―菅前首相
時事通信 7月11日(水)23時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000166-jij-pol
 民主党の菅直人前首相は11日付のブログで、東京電力福島第1原発事故について「原因の大半は、事故発生の2011年3月11日以前にある。これが私の結論だ」と述べ、自らの責任を否定する一方、東電や経済産業省原子力安全・保安院の対応を批判した。
 国会の事故調査委員会が報告書で、首相官邸の過剰な現場介入を「事故の進展を止められず、被害を最小化できなかった最大の要因」と結論付けたことへの反論。菅氏は当面、ブログで持論を連載する。 

→民主党政権が誕生して1年半、権力の中枢にいて何もしなかった点も含めて、責任があるでしょう。責任とは与えられた状況の中で、原因が何であれ発生した事案についてリスクを伴う判断を行ったことについて問われるものです。私はベストを尽くした、というのは言い訳になりません。