鉄道ニュース(ローカル線・地域づくり大学設立準備会サマースクール開校特集) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

鉄道ニュース(ローカル線・地域づくり大学設立準備会サマースクール開校特集)

おはようございます。
志士の目鉄道研究会です。
夏です。鉄道の季節です。 


横浜市西区に世界最大級のジオラマを持つ鉄道博物館オープン
(07/10 13:22)FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00227128.html

神奈川・横浜市西区に、世界最大級のジオラマを持つ鉄道博物館がオープンした。
10日午前にオープンした、「原鉄道模型博物館」は、鉄道模型製作・収集家の原 信太郎氏のコレクションから、常時1,000点ほどが展示されるほか、鉄製の車輪とレールを使い、本物さながらのリアルな音と走行風景を楽しむことができる。
また、1周およそ70メートル、線路の幅が4.5cmと、世界でも最大級のジオラマも展示されている。
来場者は「孫とジオラマを見に来たんですよ。すごくよくできてる」と話した。
2012年の夏休み期間中は、休まず開館するという。

→自分のコレクションでみんなが喜んでくれるなんて、すばらしい!

→さて、「鉄道振興なくして地域振興なし、商店街振興なくして鉄道振興なし」をスローガンとしてきた志士の目鉄道研究会にとって、注目のニュースを発見!


ローカル線経営学ぼう ひたちなか海浜鉄道、来春メドに学校
7月9日 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO43543160Z00C12A7L60000/

→この記事の写真はどこでしょう。海の脇を走っている!

湊線のサマースクールはこちらをご覧ください。

ローカル線・地域づくり大学設立準備会
ローカル線にふれ、地域活性化のノウハウを探る1泊2日
サマースクール開校

http://www.community-daigaku.jp/

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ローカル線・地域づくり大学設立準備会について
開校のご挨拶

「ローカル線・地域づくり大学設立準備会」 発起人・吉田千秋
http://www.community-daigaku.jp/about.html

ローカル線は地域の人々が時間を超えて繋がるインフラであり、こころの拠り所、「ふるさと」とも呼べる存在だと考えます。

茨城県ひたちなか市を走るひたちなか海浜鉄道湊線。その歴史は古く2013年には創立から100周年を迎えます。経営危機と震災被害を地域の人々の支援によって乗り越えてきた、ひたちなか海浜鉄道は、地域に愛され、地域とともに再生を目指すローカル線の経営の在り方を日々模索しております。周知のとおりローカル線の経営は厳しく、多くの風情あるローカル線が次々と廃線されています。しかし私たちは、それでもローカル線は存続されるべきと考えます。なぜならローカル線は地域の人々が時間を超えて繋がるインフラであり、こころの拠り所、「ふるさと」とも呼べる存在だと考えるからです。幸い、ひたちなか海浜鉄道は、地域の人々に愛され、地域の行政に守られ、多くの人の支援を受けて着々と利用者増と収支改善に成功しています。その再生プロセスから私たちが学んだことを体系化できれば、日本各地のローカル線、私たちの「ふるさと」を守ることができるかも知れません。それが地域に愛されるひたちなか海浜鉄道の地域への恩返しなのかも知れません。

ひたちなか海浜鉄道は、ローカル線経営と地域共生のノウハウの体系化を目指す「ローカル線・地域づくり大学」の設立を提案します。ひたちなか海浜鉄道社長・国土交通省任命の地域公共交通マイスターの吉田千秋を発起人として、来年度の「ローカル線・地域づくり大学」創設に向けて設立準備会を組織致します。また2012年夏、模擬カリキュラムを実践・試行する目的で「ローカル線・地域づくり大学 サマースクール」を開校いたします。「ローカル線・地域づくり大学」サマースクールでは、ローカル線が地域のシンボルとして存在意義を持ち、地域を活性化しながら再生を果たすための経営手法の紹介を行います。ひたちなか海浜鉄道の「地域密着型経営」のノウハウを他のローカル線の事例と比較検討し、地域づくりとともにあるローカル線経営の実際を実感することができます。

2012年のサマースクールでは、実際に「臨時増発のためのダイヤを組み替えの方法」など鉄道運営の実践を模擬体験し、それを通じてローカル線経営の現場を体験して頂きます。来年の「ローカル線・地域づくり大学」の本格稼働に向けたモデル授業としての開催ですので、今回は幅広く参加者を募ります。ローカル線を持つ地域行政のご担当者や住民の方はもちろん、鉄道好きの方、将来の鉄道経営者を夢見る方など、鉄道にご関心のある様々な方々のご参加をお待ちしております。地域とともにあるローカル線経営の一端を体験して頂ければ幸いです。

→すばらしい!

北丹鉄道の駅があった蓼原で住民らが客車再現 2両を夏祭りで披露
7月9日 両丹日日新聞
http://www.ryoutan.co.jp/news/2012/07/09/005391.html

 かつて北丹鉄道の駅があった福知山市大江町蓼原の住民たちが、この区間を走っていた客車の模型を製作している。人を乗せて走らせることが出来る大きさで、28日に地元で開く夏祭りで走らせる。形も忠実に再現されており、当時を知る人たちの注目を浴びそうだ。


 北丹鉄道は1923年から71年まで旧国鉄福知山駅から大江町河守までの12・4キロを運行。8つの駅があり、蓼原にも「蓼原駅(停留所)」があった。
 
 蓼原地区では、毎年この時期に住民たちでつくる実行委員会が主催し、水無月祭りを開いている。2年前から、歩行者天国となる会場でミニSLを走らせ、子どもたちに楽しんでもらっているが、「手づくり」を信条とする実行委では、自分たちでおもしろいものを作り、来た人たちを喜ばせたい-と、地区内も走った北丹鉄道の客車を作ることを計画した。
 
 作業は実行委の30-50歳代の有志約15人が、5月下旬から毎週日曜日に集まり汗を流している。同鉄道の資料を見ながら2両を作る予定で、運搬などに使う前引き三輪車を基に、角材やべニヤ板、鉄骨などを使って進めている。
 
 試行錯誤しながらの作業だが、メンバーの中には製材や建築、電機に詳しい人たちがいて、知恵を出し合って当時の姿を再現している。模型は大きいほうが幅1・2メートル、長さ4メートルで子どもだと10人乗ることが出来る。小さいほうは幅1メートル、長さ3・3メートルで7、8人乗り。客車は前方が少し丸みを帯びており、窓や天井など細かい部分も似せている。
 
 現在8割ほど出来ていて、座席を付け、赤や緑などの色を塗って仕上げる。北丹鉄道に実際乗ったことのあるメンバーの一人、仁張重典さん(50)は「子どものころに乗った印象は速かった記憶があり、乗り心地は悪かった。木の感じなどは再現出来ていると思います」と言う。
 
 祭りでのミニ北丹鉄道の運行は午後3時から同5時まで。無料で、歩行者天国となる約300メートル区間を走らせる。太田正人実行委員長(55)は「みんな力を合わせて取り組んでいて、満足いく出来に仕上がりつつあります。当日は子どもから年配の方まで多くの人たちに乗ってもらいたい」と願う。「好評であれば、3号機、4号機の製作もしたい」と意気込んでいる。

→北丹鉄道の切符持ってます!ぜひぜひ、この先、丹後地方の奇車・怪車ナンバーワンといわれるハ10、ハ11を是非復元していただきたいですね!小学生のころ、このタマゴ型のおんぼろ客車(屋根はシートカバー?)を小さなディーゼル機関車が引っ張る写真をみて衝撃を受けました。

http://www.ne.jp/asahi/hokuso/hokuso2/html-hokutan.html
http://www.ne.jp/asahi/hokuso/hokuso2/html-hokutan.html

→トンネルが多いと、こんな工夫もできますね。

「天の川列車」運行、LEDで天井彩る 阿佐海岸鉄道
2012/7/8 10:33 徳島新聞
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2012/07/2012_134171125491.html

 阿佐海岸鉄道20+ 件は7日、海陽町と高知県東洋町を結ぶ阿佐東線の列車内をLEDで彩った「天の川列車」の運行を始めた。8月31日まで。

 列車内の天井に白や青、桃色などのLED計4千個を飾り、天の川を表現。阿佐東線には最長1・6キロを含めトンネルが17カ所あり、乗客はトンネルの暗闇に浮かび上がる幻想的な光を楽しんでいた。仕事で乗り合わせた根岸正近さん(40)=埼玉県本庄市、会社員=は「得した気分。七夕ムード満点で良かった」と話した。

 12日からは風鈴40個を天井につるした「風鈴列車」も運行する。

→天の川をながめる ふたつの星を 指でつないだら 想い届く・・・(「天の川」♪)