成長条項の付随に向けた機運は高まっており、形になりつつある(EU高官)
秘書です。
成長により重点をいた条項を追加するよう求める考えを示唆(オランド仏大統領候補側近)
成長条項の付随に向けた機運は高まっており、形になりつつある(EU高官)
これは注目ですね。日本もそうなりませんかね?
しかし、フランス大統領選を「緊縮VSバラマキ」ととらえる日本の風潮では難しいかもしれませんね。成長派に対するネガティブなイメージが累積的に蓄積されてますから。経済財政一体改革でなければ財政再建はできなのに。
UPDATE1: オランド仏大統領候補、当選なら成長促進で迅速な仏独提携を模索=側近
2012年 05月 5日 05:16 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT813020020120504
[パリ 4日 ロイター] フランス大統領選で優位に立つ野党・社会党のオランド候補は、大統領に就任すれば、最初の外遊先としてドイツを訪問し、成長促進での仏独提携に向け、メルケル首相との速やかな関係構築を目指すとみられる。オランド陣営の選挙対策委員長を務めるピエール・モスコビッシ氏が明らかにした。
オランド氏はこれまで、大統領に就任すれば最初の外遊先はドイツになるとし、サルコジ氏支持を表明したメルケル首相との見解の相違を埋め、個人的関係を強化する意向を示している。
モスコビッシ氏は、オランド氏のドイツ訪問は、独仏関係が健在であることを示す象徴的な意味合いが強いが、自身の推進する欧州の成長促進に向けた構想をメルケル首相に伝える機会になるとの見方を示した。
同氏は記者団に対し「仏独の新たな相互理解を通じた欧州の歩み寄りが実現する可能性がある」とし、「オランド氏が欧州の成長促進に向けた計画をメルケル首相に伝える機会になる。早急に問題の核心に迫る必要があるからだ」と話した。
オランド氏は、メルケル首相が中心となって進めた新欧州連合(EU)財政協定の再交渉を求める方針を明らかにしているが、協定の抜本的な見直しではなく、成長により重点をいた条項を追加するよう求める考えを示唆している。
モスコビッシ氏によると、オランド氏は経済政策に関する方向性をめぐり、新たな欧州危機を招くことは意図していない。
また仏独間の事情に詳しいドイツの関係筋によると、メルケル首相が成長協定に関する提案を受け入れた場合、オランド氏は、ショイブレ独財務相を次期ユーログループ議長に指名することに合意するとの意向を同氏陣営が伝えてきた。
ブリュッセルのあるEU高官は「オランド氏を含め、誰もが財政協定の修正は手遅れだと分かっている。だが成長条項の付随に向けた機運は高まっており、形になりつつある」とし、成長支援策をめぐる合意に向け、水面下での調整が進んでいるとの認識を示した。
オランド氏はこれまでに、大統領選に勝利した場合、成長戦略の4本柱として(1)インフラ整備向けの欧州共同「プロジェクトボンド」発行(2)欧州投資銀行の役割強化(3)金融取引税(4)欧州連合(EU)構造基金の活用──を欧州首脳会議で提案する考えを表明している。
オランド陣営は成長促進構想に関する覚書を策定しており、6月28もしくは29日に開催されるサミットで、EU加盟国に配布する計画。モスコビッシ氏によると、5月下旬から6月初めに非公式会議がブリュッセルで開かれる見通し。
決選投票を6日に控え、一部世論調査の結果からサルコジ大統領の追い上げが伝えられるものの、同候補の優勢は変わっていない。
成長により重点をいた条項を追加するよう求める考えを示唆(オランド仏大統領候補側近)
成長条項の付随に向けた機運は高まっており、形になりつつある(EU高官)
これは注目ですね。日本もそうなりませんかね?
しかし、フランス大統領選を「緊縮VSバラマキ」ととらえる日本の風潮では難しいかもしれませんね。成長派に対するネガティブなイメージが累積的に蓄積されてますから。経済財政一体改革でなければ財政再建はできなのに。
UPDATE1: オランド仏大統領候補、当選なら成長促進で迅速な仏独提携を模索=側近
2012年 05月 5日 05:16 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT813020020120504
[パリ 4日 ロイター] フランス大統領選で優位に立つ野党・社会党のオランド候補は、大統領に就任すれば、最初の外遊先としてドイツを訪問し、成長促進での仏独提携に向け、メルケル首相との速やかな関係構築を目指すとみられる。オランド陣営の選挙対策委員長を務めるピエール・モスコビッシ氏が明らかにした。
オランド氏はこれまで、大統領に就任すれば最初の外遊先はドイツになるとし、サルコジ氏支持を表明したメルケル首相との見解の相違を埋め、個人的関係を強化する意向を示している。
モスコビッシ氏は、オランド氏のドイツ訪問は、独仏関係が健在であることを示す象徴的な意味合いが強いが、自身の推進する欧州の成長促進に向けた構想をメルケル首相に伝える機会になるとの見方を示した。
同氏は記者団に対し「仏独の新たな相互理解を通じた欧州の歩み寄りが実現する可能性がある」とし、「オランド氏が欧州の成長促進に向けた計画をメルケル首相に伝える機会になる。早急に問題の核心に迫る必要があるからだ」と話した。
オランド氏は、メルケル首相が中心となって進めた新欧州連合(EU)財政協定の再交渉を求める方針を明らかにしているが、協定の抜本的な見直しではなく、成長により重点をいた条項を追加するよう求める考えを示唆している。
モスコビッシ氏によると、オランド氏は経済政策に関する方向性をめぐり、新たな欧州危機を招くことは意図していない。
また仏独間の事情に詳しいドイツの関係筋によると、メルケル首相が成長協定に関する提案を受け入れた場合、オランド氏は、ショイブレ独財務相を次期ユーログループ議長に指名することに合意するとの意向を同氏陣営が伝えてきた。
ブリュッセルのあるEU高官は「オランド氏を含め、誰もが財政協定の修正は手遅れだと分かっている。だが成長条項の付随に向けた機運は高まっており、形になりつつある」とし、成長支援策をめぐる合意に向け、水面下での調整が進んでいるとの認識を示した。
オランド氏はこれまでに、大統領選に勝利した場合、成長戦略の4本柱として(1)インフラ整備向けの欧州共同「プロジェクトボンド」発行(2)欧州投資銀行の役割強化(3)金融取引税(4)欧州連合(EU)構造基金の活用──を欧州首脳会議で提案する考えを表明している。
オランド陣営は成長促進構想に関する覚書を策定しており、6月28もしくは29日に開催されるサミットで、EU加盟国に配布する計画。モスコビッシ氏によると、5月下旬から6月初めに非公式会議がブリュッセルで開かれる見通し。
決選投票を6日に控え、一部世論調査の結果からサルコジ大統領の追い上げが伝えられるものの、同候補の優勢は変わっていない。