脱「NASA」で起業化という米国の風土 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

脱「NASA」で起業化という米国の風土

秘書です。

日米の活力の差。下記の記事からもうかがえます。

「日本であれば、独立行政法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務するエンジニアが失職した時、大学や研究機関、さらに同分(堀田佳男氏)

「ところが前NASA職員の多くは脱サラならぬ「脱NASA」で生きる術を見つけている。それは柔軟性のある米国の雇用市場が確立されているおかげでもある。」(堀田佳男氏)


これが成長戦略ですね。エリートの質の差ですね。日本ではエリートとは、絶対的な身内共同体で終身雇用という安定が確保されている人たちのことですからね。文中で、ハーバード大学経営大学院(MBA)の相行政の3割が起業家として独立するのだとか。終身雇用の国立大の先生方が集まって新成長戦略を語っても・・・?



NASA職員の解雇で、逆に元気になる米国
公約違反のオバマ大統領だが、大量起業で民間が活性化

2012.05.02(水)JB PRESS 堀田 佳男
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35103


→インターネットも冷戦が終わって、軍民転換が行われた中で出てきたものでしたよね。

日本でも、今の20代以下のみなさんは、(デフレ下のゼロサム的状況での中高年の終身雇用維持の犠牲の意味も含めて)転職が当たり前の世の中を生きていくでしょうから、ここから新しい文化がはじめてうまれるかもしれません。もともと、日本の終身雇用は、高度成長期の人手不足の中で生まれた新しい慣行にすぎませんから。