2閣僚への問責決議案提出は当然である。(中川秀直) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

2閣僚への問責決議案提出は当然である。(中川秀直)


大臣室内で、大臣の肩書付で自ら署名した文書について、「内容や送付に関与してない。思いも寄らない文書が思いも寄らない形で使用されたのは遺憾だ。あっけにとられている」という言い訳は通用しない。

「一般的な激励文書と認識していた」ということは、選挙に向けた激励文書であることを認識していたことになるのではないか。それに大臣名で署名すればどういう効果になるのかはわかるだろう。「内容に目を通す暇もなく政務秘書官に促されるまま署名した」と秘書官に責任転嫁してすまされる問題ではないだろう。

署名しても「軽率」といえば、済まされてしまうのか。

北朝鮮ミサイル発射への対応ミスについて判断能力の欠如が最大の要因と指摘される田中直紀防衛相とともに、前田武志国交相に対して問責決議案を提出するのは当然である。

2人の辞任によって内閣支持率が20%台を割り込むと、今国会で消費増税法案を成立させるためには大連立以外の選択肢がなくなるのではないか。
(4月17日記)