遂に、増税大連立政局の号砲が! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

遂に、増税大連立政局の号砲が!

秘書です。

「(政策的に)民主党と自民党の間にそれほどの差はない。決めることのできる政治をするためには、民主党と自民、公明が連携し、連立するというところまでいかないと」

遂に、増税大連立政局の号砲が!


<仙谷政調会長代行>名古屋で「野田政権の課題」と題し講演
毎日新聞 4月17日(火)1時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000001-mai-pol
 ミッドランド毎日フォーラム(毎日新聞社主催)が16日、名古屋市中村区のホテルキャッスルプラザであり、仙谷由人・民主党政調会長代行が「野田政権の課題」と題して講演した。
 仙谷氏は「(政策的に)民主党と自民党の間にそれほどの差はない。決めることのできる政治をするためには、民主党と自民、公明が連携し、連立するというところまでいかないと」と述べた。また「野党は是々非々ではなく、反対した方が党内的につじつまがあう。国会で物事が決まらず、危機がますます進行する」と現状に懸念を示した。

→「決めることのできる政治」を大義とする大連立。「決定できる民主主義」という言葉もありますね。橋下徹大阪市長のキャッチフレーズ。大連立VS大阪市長。どちらが本当に物事を決められるのか?

輿石氏 大阪維新の会に“受けて立つ”
4月15日 23時19分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120415/k10014465081000.html

民主党の輿石幹事長は京都市で記者会見し、大阪維新の会が関西電力大飯原子力発電所の運転再開問題を巡り、民主党との対決姿勢を掲げて次の衆議院選挙に臨むとしていることについて、「政権を打倒すると明言しているわけだから、きちんと受けて立つ」と述べました。

大阪市の橋下市長が率いる地域政党・大阪維新の会は、14日、幹部が集まり、関西電力大飯原子力発電所について運転再開の必要性があると判断した野田政権に反発し、民主党との対決姿勢を掲げて次の衆議院選挙に臨む方針を確認し、橋下市長は13日、記者団に対し、「こんな再稼働を許してはいけない。ストップをかけるなら、国民が民主党政権を倒すしかない」と述べています。
これについて民主党の輿石幹事長は記者会見で、「民主党としては、何でも対決するのではなく、すり寄ってもいけない。ただ、政権を打倒すると明言しているわけだから、きちんと受けて立つ」と述べました。
そのうえで輿石氏は、「政権与党として明確なエネルギー政策を打ち出し、国民に選択していただく」と述べ、次の衆議院選挙に向け、民主党としてエネルギー政策を明確に示したいという考えを強調しました。

→民主党=第1極が、大阪維新の会を第2極とみなした瞬間でしたね!
ところが・・・・


橋下市長と「対決ではない」党内の不満に輿石氏
(2012年4月17日08時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120416-OYT1T00994.htm

 地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が、原子力発電所の再稼働問題で野田政権の打倒を宣言し、政府・民主党内に困惑の声が出ている。

 「選挙のマターとして、信を問う案件ではない」

 藤村官房長官(衆院大阪7区)は16日の記者会見でこう述べ、再稼働の是非をめぐる議論が過熱気味となっていることに懸念を示した。電力不足による経済への打撃などを考慮し、冷静に判断すべきだとの認識を強調したものだ。藤村氏は、橋下氏らが関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を認める前提として掲げた8条件についても「必要があれば様々な説明をしていく」と語り、丁寧に対応する考えを強調した。

 民主党内には「人気のある橋下氏と衆院選で直接対決する形だけは避けたい」との声も多い。同党の輿石幹事長が15日に橋下氏の政権打倒宣言に「受けて立つ」と応じたことについて、輿石氏に近い小沢一郎元代表のグループからも「大人げない」と不満が漏れた。輿石氏は16日の記者会見で「対決ではない。そんな発言をした覚えはない」と釈明に追われた。

→完全に、大阪維新の会を恐れていますね。そんな中、自民党は?


消費増税審議 話し合い解散、綱渡りの自民 法案「賛成」でも最後は首相次第
産経新聞 4月17日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000081-san-pol

 16日の与野党国対委員長会談を受け、消費税増税関連法案の衆院特別委員会での審議は時間の問題となった。自民党執行部では、対案を提出し、民主党に丸のみを迫る戦術を唱える声が強まりつつある。事実上の法案「賛成」論だが、その先に見据えるのは法案賛成後の「話し合い解散」だ。果たして野田佳彦首相が応じるかどうか-。(小島優)

                   ◇

 「自民党の考え方と首相の考え方は基本的には同じ方向を向いている

 谷垣禎一総裁は16日、都内で講演し、社会保障財源としての消費税増税は共通認識との見解を表明。「国会という土俵の上でがっぷり四つに組んでどういうものが出てくるか。話し合い解散みたいなものが全くないとはいえない」と述べ、話し合い解散にも含みを持たせた。

 きっかけは岸田文雄国対委員長が15日のNHK番組で「民主党が自民党の案を丸のみすれば、自民党が堂々と賛成するのは当たり前だ」と明言したことが大きい。茂木敏充政調会長も15日の広島県尾道市での講演で対案を策定する考えを示した上で「社会保障に対する自民党の考え方を受け入れるかどうか。その覚悟をしっかり見極め責任を果たしていきたい」と述べた。

 両氏が念頭に置く「話し合い解散」は消えては浮かび、浮かんでは消えてきた。森喜朗元首相らベテランを中心にこの意見が強いのは、消費税増税の是非を次期衆院選の争点にしたくないからだ。

 ただ、中堅・若手には懐疑的な見方も根強い。山本一太前参院政審会長は16日の記者会見で「野田政権の延命には自民党と組むしかないが、首相は解散なんて確約するはずない。話し合い解散なるシナリオはあっても、絶対に成就しない」と断じた

 確かに解散は首相の専権事項であり、対案を民主党が丸のみして法案が成立しても、いろいろな理由をつけて約束をほごにすることは十分可能だ。

 とはいえ、9月に総裁選を控える谷垣氏にとって「話し合い解散」は総裁のまま次期衆院選を迎えるための数少ない選択肢となる。石原慎太郎東京都知事の新党や、大阪維新の会が、各選挙区に候補を擁立できないうちに衆院選をやってしまいたいとの思いもある。

 ある首相経験者はこう分析してみせた。

 「高度な技がないと難しいが他に道がない。逆の見方をすれば谷垣さんの命運はこれにかかっている…」.

最終更新:4月17日(火)7時55分

→まさか、自民党が増税大連立で第1極にいくことはないと思いますが!