「後期高齢者医療制度廃止」白紙化?①約束が守れないなら政権交代を果たすのは民主主義の役割 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「後期高齢者医療制度廃止」白紙化?①約束が守れないなら政権交代を果たすのは民主主義の役割

秘書です。
後期高齢者医療制度廃止法案の今国会の提出断念?
後期高齢者医療制度廃止は、2009年政権交代の際の民主党の看板政策の一つ。
これで、民主党が苦手としていた年長層に支持を拡大した。
過去、民主党は後期高齢者医療について何といってきたのか?
後期高齢者医療制度の廃止を求める民意が沖縄県議選で出たにもかかわらず廃止しないという理由で、2008年に、福田首相に対する戦後憲政治史上初の首相問責を可決させる理由の一つになるほど、重大案件だったことをお忘れですか?

約束が守れないなら政権交代を果たすのは民主主義の役割!


<政府・民主>「後期医療廃止」白紙に 知事会反発で
毎日新聞 4月6日(金)2時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000015-mai-pol

 政府・民主党は5日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度に関し、10年12月にまとめた制度廃止案を白紙撤回する方針を固めた。加入者の大半を市町村の国民健康保険(国保)に移し、財政運営を都道府県に委ねる骨格部分が全国知事会の理解を得られないためだ。厚生労働省は知事会などと協議する場を設け、新たな案を作る。税と社会保障一体改革大綱に盛り込んだ、今国会への「後期医療廃止法案の提出」は断念し、現行制度の修正案提出を検討する

 民主党政権の発足を受け、厚労省は有識者による高齢者医療制度改革会議を設置、同会議は10年12月、後期医療を廃止するとしたうえで(1)75歳以上の約1400万人のうち、約200万人の勤め人は勤務先の健康保険に、残る1200万人は国保に移行(2)75歳以上の国保財政は都道府県が運営(3)廃止5年後に国保全体の財政運営を都道府県に移管--との改革案をまとめた。

 しかし国保は10年度に全体の赤字が約3900億円に達しており、都道府県の負担増加を警戒する知事会は改革案に猛反発している。このため、政府・民主党は「仕切り直し」をすることにした。厚労省は今国会への対応として、高齢者の医療費の伸びを今より抑える仕組みを法案化し、提出することなどを模索する。【鈴木直】

→過去、民主党は何といってきたのか?

2010/09/06
中前総支部長と暮らしの足元を見つめる新しい政治の実現を訴える 札幌市で枝野幹事長

 枝野幸男幹事長は6日、札幌市厚別区にある商業施設と新札幌駅の2カ所を訪れ、中前茂之・北海道第5区総支部長とともに街頭演説会に参加。集まった聴衆や通り過ぎる多くの車へ、政治の世代交代を実現し、新しい政治の仕組みを皆さんとともに作り上げていこうと訴えた。
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 そして枝野幹事長は、「この国の行き詰まりはこれまでの政治の仕組みや常識が全く時代と合わなくなったことである。これまでの政治は強いものを強くする政策だったが、一人ひとりの暮らしの足元へと視点を変えていかなければならない」と指摘。その第一歩として、政権交代後に着手した子ども手当てに始まる子育て支援や年金制度の一元化に向けた取り組み、後期高齢者医療制度の抜本的見直し、さらには地方交付税交付金の増額や事業仕分けなどを挙げ、今までの政治の方向とは180度変わり始めたことを力説した。
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2009/10/29
【参院本会議】輿石会長が代表質問 政権交代の意義を問う 鳩山総理「真の意味での国民政権の樹立」と答弁

 輿石東参院議員会長は29日午前、参院本会議で鳩山由紀夫総理の所信表明演説に対して、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して質問に立った。
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輿石会長 国民の皆さんは何に期待してこれだけ多くの支持を民主党に与えたとお考えか。

鳩山総理 自民党の長期政権によって、政治家である自民党議員たちはポスト争いに汲々とし、政策は官僚丸投げの事態となった。その結果、消えた年金記録、悪政である後期高齢者医療制度の創設、アニメの殿堂建設計画などが生まれ、国民の失望、将来と生活の不安が広がり、そうした状況の打破への思いが民主党への期待を高めた。
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2009/08/29
歴史を塗り替える勇気を 東京都池袋駅前で鳩山代表

 鳩山由紀夫代表は、29日夜、東京都池袋駅西口で街頭演説し、1万人を超える聴衆を前に「明治以来の歴史を塗り替え、官僚任せの政治を変えよう。その勇気をもとう」と呼び掛けた。

 鳩山代表は、自公政権の10年間、特にこの4年間の政治を取り上げ、皆さんの暮らしは良くなったか、決してそうではない、官僚任せの政治の失敗の極め付けが後期高齢者医療制度であると訴え、民主党は皆さんとともに政策を作り上げることで、決してこのような政策を打ち出すことはないとした。

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2009/08/28
新しい政治の中で元気な地方にしていこう 岡田幹事長、島根県で

 岡田克也幹事長は28日夜、島根県浜田市で街頭演説に立ち、新しい政治の中でもう一度元気な島根にしていこうと、地域主権の民主党の政策を説明した。
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 障害者自立支援法や後期高齢者医療制度、生活保護の母子加算廃止などを例に、最も弱い立場にある人が、さらに予算を削減され、厳しい立場に追いやられたことに言及し、政治を変える必要性を訴えた。

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2009/08/27
ともに政治を変えていこうと呼びかけ 石川県小松駅前で鳩山代表

 鳩山由紀夫代表は27日午後、石川県JR小松駅前で街頭演説を行い、街頭を埋め尽くした多くの支持者や支援者を前に、政権交代の必要性を力強く語りかけた。

 鳩山代表は、「かつては自民党にいた人間として」と切り出し、「今回の総選挙は自民党と民主党との戦いというちっぽけな話ではない。140年間続いた官僚任せの政治を大きく変え、皆さんの参加によって一緒に政策を作り上げていく、真の意味の民主主権をつくりだすというもの」とその意義を説いた。官僚任せの政治による誤った政策の一例として、財政再建を優先させ社会保障費を削減した結果、病院や医師や看護師、ヘルパーさんなどが不足するという地域医療の崩壊をはじめ、障がい者の自立を妨げる障害者自立支援法やお年寄りを虐げる後期高齢者医療制度が生まれたと指摘。「冗談じゃない」と怒りを露にし、政権交代により、財務省主導の政治から皆さんお一人おひとりの気持ち、命を大切にする政治へと転換していくとした。
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2009/08/25
生まれてよかったといえる社会、国を子どもたちに残していくのが政治の責任 群馬で輿石代行

 輿石東代表代行は25日夕、群馬県高崎市で行われた連合決起集会で挨拶に立ち、日本の子どもたちには、それぞれの地域に生まれて、「本当によかったと言えるような社会を、国を残していくのが現世に生きる私たち大人の、政治の責任だと思う」と述べ、政権交代によって求める政治を実現していこうと会場をいっぱいにした約2000人の聴衆に訴えた。

 国会に送って頂いて早20年だと振り返った輿石代行は、訴え続けてきた「大好きな言葉がある」として、「子どもに夢を、若者に希望を、お年寄りに安心を」とのフレーズを紹介。そのうえで「どう間違えたのか麻生総理が、高齢者に安心をと若干言葉を変えて、同様の内容の訴えを、自民党のコマーシャルにまで使っている」と述べた輿石代行は、「その高齢者の皆さんに麻生内閣は何をしたのか」と問いかけ、75歳以上を後期高齢者と位置づけ、年金・医療・介護制度をメチャクチャにした張本人が自公内閣だと指摘。「安心してくださいなどとよくも言えたものだ」と不快感を露にした。
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2009/08/24
政権交代の必要性を強く訴え 茨城県内で鳩山代表
 鳩山由紀夫代表は24日、茨城県内5カ所で街頭演説を行い、政権交代の必要性を強く訴えた。
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 鳩山代表はまず、茨城県においては特に、全国の中で唯一、医師連盟が民主党を応援してくれていることについて、さまざまな弊害もあるなか「勇気のあること」と謝意を表明。原中会長を中心としたメンバーに重ねて御礼を述べるとともに、医師連盟が強く反対する「後期高齢者医療制度」を廃止するためにも政権交代が必要だと説いた。
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2009/08/21
税金が役所のため天下りのために使われない政治を作ろう 菅代行が訴え

 菅直人代表代行は21日午後、東京都内で、小川敏夫参議院議員と街頭演説を行い、税金が役所のため天下りのために使われない政治を作ろうと訴えた。

 小川議員は「政治を変えるというのは、税金の使い道を変えることだ」と主張。後期高齢者医療制度によって、75歳以上のお年寄りのために使う税金が6000億円削られた一方で、使われない道路が造られていると指摘し、しっかりと建て直し、優先順位を変え、皆さんの生活を支えるのが民主党の政治だと訴えた。
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2009/08/18
新しい温かい政治をつくり出すため、鳩山代表、大阪で演説

 鳩山由紀夫代表は18日午前、大阪市内の街頭で演説し、2000人以上の聴衆、支持者を前に、新しい温かい政治をつくり出すため、民主党への理解を深めてほしいと力強く訴えた。

 鳩山代表は演説の中で、「皆様方が、一つひとつの政策づくりに加わり、新しい政治をおこすことによって、ボロボロになった年金の問題も立て直すことができる。後期高齢者医療制度を無くすこともできる、そして雇用問題も大幅に改善できる」と話し、皆さんの力によって、冷たい政治ではなく、新しい温かい政治をつくりだしたいと表明し、民主党の政策への理解を求めた。
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2009/08/17
冷たい政策ではなく、皆さんと一緒に政策をつくる 鳩山代表が6党党首討論会で

 鳩山由紀夫代表は17日午後、日本記者クラブ主催の民主党、国民新党、社民党、自民党、公明党、共産党の党首討論会に出席、政権を担い、官僚に丸投げした政策ではなく、「国民の皆さんと一緒に政策を作り上げる」と表明した。

 鳩山代表は冒頭、帰省した方々に向けたメッセージとして「ふるさとはどうでしたか」と切り出し、この間の悪政によって「昔と違ってしまったのではないか」とあらゆる面で格差が拡大した現状を指摘した。

 官僚に丸投げの政策、冷たい政策の象徴として、「消えた年金」、後期高齢者医療制度を挙げ、民主党が政権をとれば、こうした政策ではなく、一人ひとりの生命が大切にされる政治を実行していくとした。

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2009/08/14
日本の政治を変えるために皆さん先頭に立ってください 岡田幹事長、藤田・東京4区総支部長

 岡田克也幹事長は14日昼すぎ、東京都大田区羽田を訪れ、藤田のりひこ・東京都第4区総支部長とともに街頭演説を行った。集った聴衆のなかには「2日前に案内のビラがポストにあって、岡田幹事長の話しをずっと楽しみにしていた」というカップルの声があり、「ぜったい政権交代を実現させたい」と強い期待が寄せられた。

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 岡田幹事長は小泉郵政選挙後の4年間の自公政治を振り返り、「間違った『小さな政治』路線のため、皆さんの生活はどうなったか」と問いかけ、自立とは名ばかりで受益者負担増となり社会へ出て行こうとする障害者の行く手を阻むことに繋がった障害者自立支援法や後期高齢者医療制度、母子加算の撤廃などがあると列挙。「最も政治が光をあてなければならない方々に過酷な政治を行ってきたのが現状だ」と批判した。
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2009/08/04
鳩山代表、高石市で中川・大阪18区総支部長と街頭演説

 高石市の高石アプラ駅前広場で4日、中川おさむ・大阪府第18区総支部長主催の街頭演説会に鳩山由紀夫代表が応援にかけつけた。
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 鳩山代表は「それにしても大阪はほんとうに暑いですね」と語り始め、「私たちが相手にしているのは自民党や公明党相手の政権の交代ではない。官僚の官僚による官僚のための政治になってしまった今の国の仕組みを変えることだ。官僚の丸投げの政治をやめて、明治以来続く官僚の政治を、国民の手に、皆さんの手に戻すことだ」と力説。

 「そういう政治であれば、きっとあの後期高齢者医療制度なんていう情けない制度などできなかったはずだ」と指摘し、民主党への支持を聴衆の皆さんに求めた。
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2009/08/03
民主党マニフェスト説明会in横浜開催 菅代行らが重点政策等を解説

 全国各地で開催が予定されている「マニフェスト説明会」の先頭をきって、3日、近畿ブロックが神戸市で、南関東ブロックが横浜市でそれぞれ説明会を開催した。

 横浜市内のホテルで開かれた南関東ブロックの説明会には菅直人代表代行、福山哲郎政調会長代理、尾立源幸政調副会長が出席し、会場に集まった約230人の地方自治体議員、支援団体、支援者などにマニフェストの意義や重点政策について説明した。
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このあと、参加者との質疑応答が行われ、「公立高校の無償化や後期高齢者医療制度の廃止は地方財政に影響を及ぼすのでは」との問いに、尾立副会長は「国ですてまかなうので、地方の皆さんには一切ご迷惑はかけない」と答弁。また、自民党が打ち出した道州制の導入については、「民主党は基礎的自治体の権限を充実させることに力点をおき、医療など広域で調整すべき事項はさまざまな組み合わせの中で解決すべきと考えている。国から一律にこうあるべきと押しつけはしない」と、その違いを明確に示した

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2009/07/28
鹿児島から平成維新を 鳩山代表、鹿児島県で訴え みなよし・同県第4区、川内博史・前衆院議員(同1区)、あみや・同県5区総支部長

 鳩山由紀夫代表は28日午後、鹿児島県へ午前中の宮崎県訪問から移動。霧島市内でみなよし稲生・同県第4区総支部長と、鹿児島市内で川内博史・前衆議院議員(同県第1区総支部長)と、鹿屋市内であみや信介・同県5区総支部長とそれぞれ街頭演説を行い、政権交代を期待して集まった大勢の聴衆を前に「鹿児島から平成維新をともに興そう」と呼びかけた。

 みなよし総支部長は、今の閉塞した社会を建て直すには政治の転換、政権交代が必要だと主張。「ここから明治維新が始まった。平成維新を鹿児島から興そう」と訴えた。

川内前衆院議員は、次期総選挙の争点は政権交代、今まで税金をムダ遣いし、国民生活を省みない政治をこのまま続けるのか否かの選択であると指摘。「国民の生活が第一。」の政治の実現に向け、「鹿児島の地から平成維新を、一緒に政治を変えよう。新しい時代の扉を開けよう」と呼びかけた。

 あみや総支部長は、次期総選挙は今の政治を認めるのか、そのまま続けるのか、「国民の生活が第一。」の新しい政治のかたちに変えるのかの選択の選挙だと述べ、「鹿児島が変わると日本は必ず変わる。命を懸けて頑張る」と決意を表明した。

 鳩山代表は、政権交代で「官僚の、官僚による、官僚のための政治から国民の、国民による、国民のための政治を実現する」と表明。官僚任せの政治の弊害として特に、(1)自らのポスト確保や保身を優先した予算作りによる税金のムダ遣い、(2)後期高齢者医療制度に象徴される国民の意を無視した間違った政策を平然と作り上げてしまうこと--の2点を挙げ、政権交代によって官僚主導の政治に終止符を打つ主張した。
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2009/07/21
政権交代で、暮らしを守る(党声明)

民 主 党

 本日、衆議院が解散し、待ちに待った総選挙が8月30日に実施されます。この総選挙は、「政権交代選挙」であり、麻生政権の一年と自公政権の四年に対して国民のみなさんが審判を下す選挙です。

 自公政権の下、格差は広がり、国民生活と地域の荒廃が進んでいます。さらに、世界同時不況によってわが国経済は欧米を上回る打撃を被り、国民のみなさんの雇用や生活の危機は一段と深刻さを増すばかりです。

 しかし、麻生内閣、自公政権は、その場限りのバラマキを繰り返し、税金のムダ遣い、族議員と官僚の支配を許したまま、消費税を増税しようとしています。「後期高齢者」や障がい者など、弱い立場の人々を苦しめ、「消えた年金」の解決も遅々として進んでいません。

 民主党は、マニフェストを掲げて堂々と政策論争を挑み、野党各党との選挙協力によって政権交代を実現して「国民の生活が第一」の政治のスタートを切り、国民のみなさんの暮らしを守ります。

 この選挙で日本を変えなければ、明日の日本と地域は崩壊し、明日の雇用と生活はありません。
 たたかう民主党をぜひご支援ください。

2009/06/28
政権交代を実現して官僚天国日本のムダ遣いをなくす 岡田幹事長、中川・大阪18区総支部長

 中川おさむ・大阪府第18区総支部長は28日、岡田克也幹事長を招いて演説会を開催。泉大津駅前には炎天下ながら900名の市民が集まり、政権交代!実現に向け大きな盛り上がりを見せた。

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 岡田幹事長はまた、自立支援法で障害者を、後期高齢者医療制度で高齢者を、そして今年は社会保障費削減で母子家庭を窮地に追い込んできたのが自公政権の実態であることにふれ、「弱い立場の人たちに集中的にしわ寄せをし、肝心の官僚たちの天下りやムダ遣いはほとんど手つかずだ」ときびしく批判した。

 演説会終了後開かれた会議にも岡田幹事長は出席し、「決戦の日は近い。緊張感を持って闘ってほしい」と要請して泉大津市から次の会場へ向かった。




2008/12/17
直嶋政調会長、「後期高齢者制度」の撤廃を求める国会前行動を激励

 直嶋正行政策調査会長は17日午前、「後期高齢者医療制度」撤廃を実現する会(会長:笹森清連合顧問)が主催する「後期高齢者制度」の撤廃を求める第4弾・国会前行動を激励、政権交代を実現し政治を変えると挨拶した。

 冷雨のなか集った約200名を前に、直嶋政調会長は「今の日本の不況を見ても、何もしない麻生政権では将来の展望が開けない。まず政治を変える、政権を変える。そのことによって始めて日本が立ち直るきっかけになる」として、後期高齢者医療制度を廃止し、年齢を超えて皆で支えあえる制度を作るために闘うと決意を語った。

 野党3党が共同して緊急雇用対策関連4法案を提出した(下記関連記事参照)ことにも触れ、国民の皆さんの声を聞き、困っている方に政治として手を差し伸べるとした。

 山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣は、野党4党が提出した後期高齢者医療制度廃止法案について、衆議院でようやく審議入りし、これから参考人質疑と採決を行うように今迫っていると報告。何としても廃止に向けて頑張りたいと挨拶した。

 民主党の小宮山泰子衆院議員、鈴木寛、大島九州男、轟木利治各参院議員も参加者を激励した。


2008/11/24
「解散先送りはチャンス」岡田副代表 福井1区笹木議員、3区・松宮総支部長と訴える

 岡田克也副代表は24日、福井県を訪れ、福井市内では、福井1区の笹木竜三衆議院議員(福井県連代表)とともに2会場での演説会と街頭演説、越前市内では松宮いさお・福井県第3区総支部長(前衆議院議員)とともに2カ所で街頭演説を行うなど、福井県内合計5カ所を精力的に回り民主党への支援を訴えた。 

 岡田副代表は冒頭、「解散が延びたことは、けしからんことではあるが、チャンスでもある。しかし、解散は自民党の都合のいい時期に行われる。活動を緩めることなく継続して行ってほしい」と述べ、政党活動に引き続き力を注いでほしいと支持者を引き締めた。

 演説では「3年前の郵政選挙の結果、国民生活はどうなったのか、障害者自立支援法や後期高齢者医療制度が強行採決され、弱い立場の方々に悪影響を及ぼす事態になっている。このままの政治を続けて行って良いのか。今こそ変えるべきものを変えていかなければならない」と訴えた。

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2008/11/22
岡田副代表、北海道2区三井わきお衆院議員、鈴木宗男代表と街頭演説

北海道2区で民主党と新党大地 選挙協力をアピール

 岡田克也副代表は22日午後、北海道2区の三井わきお衆院議員、新党大地の鈴木宗男代表と街頭演説を行い、次期衆院選での政権交代を訴えた。
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 岡田副代表は、「前回衆院選で自民党は郵政を民営化させ、国民生活は豊にすると公約した」と指摘。障害者自立支援法や後期高齢者医療制度などが強行採決され、社会保障制度が壊されてしまったと批判した上で、「約束が守れないなら政権交代を果たすのは民主主義の役割であり、使命だ。米大統領選でのオバマ氏を選んだアメリカ国民のように、本気になって政治を変えよう」と民主党への支援を熱く訴えた。3人は演説後、がっちり握手し、聴衆から大きな拍手が沸いた。

2008/10/22
「後期高齢者医療制度の撤廃を実現する会」国会前行動で 直嶋政調会長、廃止表明

 直嶋正行政調会長は22日午前、国会前で行われた「『後期高齢者医療制度』の撤廃を実現する会 第3弾・国会前行動」で挨拶し、抗議の座り込み行動を行っている方々に対し、手を携えて同制度の廃止を実現し、ともに助け合う社会保障制度を取り戻そうと訴えた。

 マイクを握った直嶋政調会長は、国会内でもこの問題をめぐって政府を追及し続けていると報告するとともに、75歳という年齢で区切って、受けられる医療を制限するという制度のあり方そのものがナンセンスであり、受け入れられるものではないと発言した。

 また、麻生首相も舛添厚生労働大臣も「75歳で区切るのは良くない」と発言しながら、制度の見直し等で済ませようとする動きがあり、その発言も日々二転三転、トーンダウンしているのが現状であると指摘した。

 同時に、民主党はじめ野党4党が共同で提出した後期高齢者医療制度の廃止法案が参議院で可決(下記関連記事参照)していることを明らかにし、首相や厚労相が本当に廃止する意志があるならば、与党も賛成してこの廃止法案を衆議院で成立させればいいだけのことだと説明。実際には「行動には示せない、選挙めあてのリップサービスに過ぎない」と政府・与党の姿勢を批判した。

 さらに、社会保障審議会にかけない以上、「廃止」「見直し」を法案化することは不可能であるにもかかわらず、大臣の諮問機関に諮っただけで見直しに着手したような発言を繰り返している舛添厚労相の行動も問題視。こうしたパフォーマンスだけの政府・与党には厳しく対峙して、何としても制度を廃止していくと表明した。


2008/10/16
後期高齢者医療制度は廃止していく 菅代行、改めて表明

 菅直人代表代行は16日午後、党本部で定例会見を行い、後期高齢者医療制度に関して、改めて廃止していくと表明するとともに、政治と宗教の集中審議を行っていくべきとの考えを示した。

 冒頭、昨日15日は4回目の年金からの保険料天引き日に当たり、凍結期間が過ぎて新たな天引き対象者が増え、制度が本格実施されたことに言及した菅代表代行は、これを機に民主党はじめ野党4党で15日夕、同制度について改めて協議し、「後期高齢者医療制度は早期に廃止を――後期高齢者医療保険料の4回目の年金天引きを迎えて」と題する共同声明を発表した(下記関連記事参照)ことを明らかにした。「区別、差別に繋がる後期高齢者制度は廃止し、年齢による差別のない制度へつなげていかなければならない」と語った。

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2008/10/15
野党4党が後期高齢者医療制度廃止で共同声明を発表

 民主党、共産党、社民党、国民新党の政策責任者は15日夕、後期高齢者医療制度について改めて協議し、4回目の天引き日に当たり、凍結期間が過ぎて新たな天引き対象者が増え、制度が本格実施されたのを機に、「後期高齢者医療制度は早期に廃止を――後期高齢者医療保険料の4回目の年金天引きを迎えて」と題する共同声明(下記ダウンロード参照)を発表した。

 記者会見した直嶋正行民主党政策調査会長は、冒頭、声明文を読み上げた。そのうえで、「後期高齢者医療制度はスタートから混乱している。この混乱に輪をかけているのが舛添大臣の『天引きは止める』『75歳で線引きは止める』という発言。その後は『制度を見直す』と曖昧な態度をとっている」と指摘。「最も国民に分かりやすいのは制度を廃止することだ」との考えを示し、参院で可決され、衆院で継続審議となっている野党4党が共同で提出した後期高齢者医療制度の廃止法案を可決すべきだとした。

 記者会見には、小池共産党政策委員長、近藤社民党政策審議会副会長、自見国民新党政策審議会長も同席し、それぞれ与党・政府の見直し発言を選挙目当てのリップサービスだと批判した。


2008 年10 月15 日
後期高齢者医療制度は早急に廃止を
高齢者医療保険料の4 回目の年金天引きを迎えて

http://archive.dpj.or.jp/news/files/081015koukikoureihaisi.pdf

民主党
日本共産党
社会民主党
国民新党
10 月15 日、高齢者医療保険料の4 回目の年金天引きが行われた。これまでサラリー
マンらの家族に扶養され、保険料を負担していなかった約200 万人、被用者保険の被保険
者本人35 万人、10 月から年金天引きを実施する29 市区町村の約90 万人が新たに天引き
の対象となるとみられ、今回天引きをされる後期高齢者は厚生労働省によれば669 万人と
なる。さらに、国民健康保険に加入する65 歳から74 歳の前期高齢者についても、新たに
1066 市町村で年金天引きが実施され、今回約188 万人から保険料が天引きされる。
看過できないのは、後期高齢者医療制度に伴う年金天引きにより、世帯主の「社会保険料
控除」が減り、税負担が増える「天引き増税」が多くの世帯で生じることだ。これまで国
民健康保険に加入していた夫婦世帯のうち、約7割の世帯で天引き増税が生じる可能性も
指摘されている。野党の指摘を受け、政府与党は世帯主の口座からの振替を可能にしたが、
今回の天引きにあたり口座振替に切り替えた後期高齢者は約19 万人、天引き対象者の
2.8%にすぎない。増税についての周知徹底が不十分であることは誰の目にも明らかであり、
政府の責任はきわめて重い。
そもそも強行採決の末、法律を成立させたのは政府与党である。その先頭に立って後期高
齢者医療制度の維持を訴えてきた舛添厚生労働大臣が唐突に見直しを表明したのは、自民
党総裁選終盤の9 月19 日のことだった。翌日の報道番組では、「後期高齢者医療制度の抜
本見直し」について言及し、75 歳で区切る仕組みや年金天引きを改め、新しい制度に組み
替えるのだと説明した。それにもかかわらず、国会審議の場においては、「一年をめどに必
要な見直しを検討する」などと具体策に触れようとせず、4 回目の天引きを強行するので
は、言行不一致もはなはだしく、選挙目当てのリップサービスと言われても仕方あるまい。
すでに参議院で可決した後期高齢者医療制度廃止法案を衆議院においてただちに成立させ、
後期高齢者医療制度を一刻も早く廃止すべきである。
また、野党4 党は、国民の手に政治を取り戻すため、早期に解散総選挙を行うよう強く求
めるものである。
以上


2008/07/26
岡田副代表、調布駅北口で山花・東京22区総支部長と街頭演説

 岡田克也副代表は26日夕、東京都調布市を訪れ、休日で賑わう調布駅北口で、山花郁夫・東京都第22区総支部長、尾崎大介都議会議員らとともに街頭宣伝活動を行った。

まず山花総支部長が演説を行い、日本の医療制度が崩壊している現実に触れ、「医療崩壊の原因は霞ヶ関官僚の言いなりになり、市民本位の改革を無視、放棄してきた現在の自公政権にある」と厳しく批判。「市民の生活が第一」を掲げる民主党マニフェストを着実に実行していくことこそ、日本の真の未来が保証されていると力強く訴えた。

 続いて、岡田副代表は、安心の社会保障改革として、「後期高齢者医療制度の即刻廃止」「年金制度の一元化」「介護・医療関係予算の充実」の3つを掲げ、少子高齢社会の中、誰もが不安のない生活を送ることができるシステムを早急に実現する必要性を訴えた。そのためには、政府予算の使いみちを「コンクリートから人へ」と抜本的に改善することが不可欠であるとした上で、秋の臨時国会においても、徹底的に予算のムダ遣いを追及していく方針を明らかにした。

・・・

2008/07/01
後期高齢者医療制度勉強会を開催 厚労省は老人医療費の推計出せず

 党の厚生労働部門会議は、1日午前、後期高齢者医療制度に関して厚生労働省からヒアリングを行った。

 この席で、党は、国民健康保険料の値上げ実態、老人医療費の伸びの推計などを示すように求めたが、厚労省はいずれも明らかにしなかった。

 山井和則『次の内閣』ネクスト厚生労働副大臣は、後期高齢者医療制度の導入後の自治体の国民健康保険料について実態を調査し、明らかにするよう主張。しかし厚労省の担当者は、制度が変更されたため単純には比較できないとして、これを頑なに拒否した。

 今後の制度設計の基礎となる老人医療費の伸びに関しては、年3・2%の伸びで計算したことに対して「高い」と指摘があったことは明らかにしたが、いつ計算するかについては答えなかった。

 さらに、土佐和男・高齢者医療制度施行準備室室長補佐が著した『高齢者の医療の確保に関する法律の解説』(2月発行・法研)についても追及。誤解と不安を与えたことを認める文書を提出したが、本の内容と厚労省は関係なく、個人の見解を述べたものであるとして、組織としての責任は一切認めなかった。

 この本は、終末期相談支援料の導入の目的が医療費の抑制にあったことを認めており、各自治体や病院でも読まれている。

 こうした不誠実な態度に対して、出席議員が声を荒げる場面もあった。次回11日までに明らかにするよう改めて要求した。