経済の発展なくして国防の充実なし!PPPベースで日中GDP逆転2001年、米中逆転2016年? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

経済の発展なくして国防の充実なし!PPPベースで日中GDP逆転2001年、米中逆転2016年?

秘書です。
尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が起きた2010年、日中の名目GDPが逆転。


中国監視船2隻、日本の接続水域から出る 尖閣諸島周辺
産経新聞 4月5日(木)12時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000546-san-pol

 沖縄県・尖閣諸島の魚釣島北北西約44キロの日本の接続水域に入っていた中国の漁業監視船2隻が5日午前11時半ごろ、接続水域を出たのを第11管区海上保安本部(那覇市)が確認した。

 同保安本部によると、2隻は「漁政202」と「漁政32501」で、同日午前8時20分すぎに接続水域に入っていた。

 中国の漁業監視船が尖閣諸島周辺の接続水域に入るのは今年に入って3回目。

→2009年政権交代で、経済成長に冷笑的かつ日米中正三角形論をとなえる民主党が政権をとった直後の名目GDP逆転。そして、中国公船の上記の行動。

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→名目GDPの逆転はたいした問題ではない、購買力平価(PPP)ではとっくに日中GDPは逆転されている、という意見があります。たしかに、銀座などの中国のおカネ持ちをみると・・・IMFの統計をみると、なんと、2001年に逆転されていたのですね!そして、2016年には推計では中国は米国を抜く!

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→上記の購買力平価の日米中GDP比較は衝撃的ですね!国防費の対GDP比は、公表されている統計上は、日本も中国も一定です。ということはこの経済力の格差がそのまま国防費の格差になります。


http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shin-ampobouei2010/dai6/siryou2.pdf
(11ページ右下の『国防支出(対GDP比)』を参照)

→反成長派のみなさん!どうお考えで?

→そして日本の国防を憂うみなさん、中国の軍部はこの20年、基本的に改革開放路線を支持してきました。改革開放路線の護送船団だったともいえます。とくに1991年の湾岸戦争で多国籍軍がハイテクでイラク軍に圧勝してからは特に、です。経済の発展なくして国防の充実なし、です。

→増税がいやだから成長といっているわけではありません。もっと戦略的視点でいっているのです!これでまた増税して国力を損なわしめてデフレを深刻化し、一体、日本をどうするつもりなのか?