増税法案景気条項が「政治が総合的に判断」ならば「今の時点なら、(消費税率の)引き上げは可能」 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

増税法案景気条項が「政治が総合的に判断」ならば「今の時点なら、(消費税率の)引き上げは可能」

秘書です。
今の経済状況でも増税したい人が、増税法案景気調整条項(STOP条項)に数字を入れることに反対しているんですね。
増税法案景気調整条項(STOP条項)に数字を入れないとどうなるか→「政治が総合的に判断」
では、「政治が総合的に判断」するとどうなるか→「今の時点なら、(消費税率の)引き上げは可能」
つまり、今の時点でも増税が可能と考えるかどうかです。
政府案に賛成する人はデフレ下の増税に賛成する人のことです。
デフレ下では税率を上げても税収は伸びないでしょう?


“消費税法案 数値明記は困難”
3月16日 10時33分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120316/k10013762891000.html

安住財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、消費税率を引き上げるための法案を巡って、景気が悪化した場合などに引き上げを見合わせることができる規定に、民主党内から経済成長率などで具体的な数値を明記するよう求める意見が出ていることに対して、そうした対応を取るのは難しいという考えを示しました。

この中で、安住財務大臣は「議論の収束があって、その結論として党から何か要望があれば、政府・与党一体なので、政府としていろんな意味で対応しないといけない」と述べ、民主党内で行われている事前審査の結果によっては、法案の修正などに柔軟に対応していく考えを示しました。
その一方で、景気が大幅に悪化した場合などに消費税率の引き上げを見合わせることができるとした規定に、経済成長率など具体的な条件となる数値を明記するよう求める意見が出ていることについて、安住大臣は「具体的な数値で何かを規定することは非常に難しい。さまざまな要因を勘案して、政治が総合的に判断するということが基本ではないか」と述べ、そうした対応を取るのは難しいという考えを示しました。
これについては、古川経済財政担当大臣も記者会見で「党も含めて了承が得られた素案に基づいて法案はできているので、今から数値を入れるものではないと考えている」と述べ、同様の考えを示しました。

→難しい?なんで?なにが?

「政治が総合的に判断」って何でしょう?


今の経済状況であれば消費税率引き上げは可能=財務相
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201202220086.html

 [東京 22日 ロイター] 安住淳財務相は22日午後の衆議院予算委員会で、現在の経済状況であれば消費税率を引き上げることは可能だとの認識を示した。

 また、1%の物価上昇率にいかないと消費税率引き上げをやってはいけないということではない、と語った。

 自民党の田村憲久委員の質問に答えた。

 現在の経済状況でも消費税率引き上げは可能かとの質問に安住財務相は「リーンマンショックの後や東日本大震災の後のように著しい落ち込みでない今の時点なら、(消費税率の)引き上げは可能だと思う」と語った。

 さらに日銀が事実上の目標とする物価上昇率1%に乗せなくても消費税引き上げはあり得るかとの質問に「簡単に言うと答えはイエスだ。1%というのはわが国の今の経済状況の中にあっては、相当大変なことだ。1%にいかなければやってはならないということではないと思う」と語った。

 安住財務相は、経済状況の好転が消費税を含む税制抜本改革の条件となっていることについて「そういう状況が望ましいし、2014年、2015年は経済状況を好転させる姿勢を示している。その目標に向かってやっているということだ」と語った。

 (ロイター日本語ニュース 石田仁志;編集 田中志保)


→物価上昇率1%にするのも大変な国で増税したら、もっと大変なことになるでしょう?なぜ、そこまで国民を苦しめようとするのか。どこが国民目線なのか?上から目線がすぎませんか?