イラン情勢ニュースクリップ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

イラン情勢ニュースクリップ

秘書です。
イラン情勢のニュースクリップです。



イスラエルが米国に武器提供要請、対イランの攻撃力強化へ
2012年 03月 9日 09:06 JST
http://jp.reuters.com/article/jpIran/idJPTYE82800020120309

[エルサレム 8日 ロイター] イスラエル当局者が8日、明らかにしたところによると、イスラエルは、イランの地下核施設への攻撃能力の拡大につながる、地下攻撃用特殊爆弾の「バンカー・バスター」爆弾と空中給油機を米国に要請した

当局者は、ネタニヤフ首相の今週の訪米前後に「そのような要請が行われた」と述べ、メディアの報道を確認した。

ただ、米国が武器を提供する上で、イスラエルが年内イランを攻撃しないと約束することを条件にするとしたイスラエルの報道を「非現実的」と指摘した

米ホワイトハウスのカーニー報道官は、ネタニヤフ首相の訪米中にそうした要請があったかとの記者団からの質問に対し、オバマ大統領との会談や他の高官との会談でも「そのような取り決めは提案されなかった。成立もしていない」と語った。

ただ、この件がパネッタ国防長官や他の米当局者に提起されたかとの質問には、情報がないと答えた。

米当局者は匿名を条件に、ネタニヤフ首相とパネッタ国防長官の会談で、軍事能力に関する協議があったことを明らかにしたが、詳細には言及せず、会談ではどのような合意もなかったとしている


イラン核問題で6カ国が共同声明、軍事施設への査察要請
2012年 03月 9日 11:04 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE82800U20120309?feedType=RSS&feedName=worldNews
[ウィーン 8日 ロイター] 国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国は8日、国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で共同声明を発表し、イランに対して核兵器開発が疑われるパルチン軍事施設への査察を受け入れるよう要請した。

同施設は、IAEAが昨年提出した報告書で、起爆実験を行う巨大コンテナがあるとして核兵器開発が疑われている。イラン側は施設への査察を認める姿勢を示しているが、IAEAと主要な問題への対処方法について合意してからだとしており、欧米は引き伸ばし戦術だと非難している。

イランのソルタニエIAEA大使は記者団に、パルチン軍事施設をめぐる疑惑は「子どもっぽく、ばかげている」とコメント。これに対し、米国のウッド代理大使は、イランに対して義務を守るよう警告するメッセージを6カ国が送ったとし、イラン側が6月の定例理事会までに行動を起こさなければ、IAEA理事国がさらなる対応をとる可能性があると語った。

IAEA事務局長「制約多く仕事できぬ」 イランを牽制関連
2012年3月9日9時46分 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0309/TKY201203090144.html
 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は8日、イランの核兵器開発疑惑解明の鍵を握るパルチン軍事施設への立ち入りについて「多くの制約があっては、適切な仕事はできない」とし、条件付きで施設立ち入りを認めたイラン側を牽制(けんせい)した。定例理事会後の記者会見で述べた。
 パルチン軍事施設は、核兵器開発につながる高性能爆薬の実験が行われたと指摘されている。1、2月にIAEAが派遣した高官級の調査団に対してイラン側は立ち入りを拒否した。6日に条件付きで認めると表明したが、天野氏は「公式な連絡はない」としたうえで、イラン側にIAEAが求める査察手順を受け入れるよう求めた。
 天野氏はまた、イラン側が1、2月の調査団との交渉で、いったん協議した問題には立ち戻れないなどと様々な条件をつけて「手足を縛った」と指摘。交渉が進展しなかったのはIAEAの責任だとするイランの主張は「誤りであり、遺憾だ」と述べた。(ウィーン=玉川透)

IAEA 対イランへ共同声明
3月9日 9時2分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120309/t10013593971000.html
IAEA=国際原子力機関の定例理事会で、アメリカやロシアなどイランと核問題を協議する関係6か国は、イランに対して核兵器開発の疑惑があるテヘラン郊外の軍事施設にIAEAの調査団の立ち入りを認めるよう求める共同声明を提出しました。
イランの核開発を巡って、IAEAは、ことし1月と先月、テヘランに調査団を派遣し、核兵器の開発に必要な実験を行っていた疑いが指摘される軍事施設への立ち入りを求めましたが、イラン側に拒否されました。
8日の理事会で、アメリカやロシアなどイランと核問題を協議する関係6か国は共同声明を提出し、イランに対してウラン濃縮活動を加速させていることに強い懸念を示すとともに、問題の軍事施設へのIAEAの調査団の立ち入りを速やかに認めるよう求めました。
アメリカをはじめとする欧米諸国は、当初、調査に協力しないイランを非難する決議案を提出する意向を示していましたが、ロシアや中国などから消極的な意見が出されたことから決議案の提出を断念し、声明にとどめました。
問題の軍事施設を巡っては、イラン側が5日、今回の理事会後に立ち入りを許可するとIAEAに伝えていたと発表しましたが、天野事務局長は、8日、正式な連絡は来ていないとして、できるだけ早く立ち入り調査ができるようイラン側に協力を求めました。