デフレ脱却に全力 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

デフレ脱却に全力

秘書です。
日銀は指標として重視していないらしい5年ものの物価連動国債はプラス転換したものの+0.014%。

日銀の指標として重視しているらしいフォーキャスト調査方式で、2月14日の日銀の金融政策決定後の調査であるESPフォーキャスト調査の物価上昇率予測(生鮮食品を除く総合)では、

2013年
第1四半期=-0.06
第2四半期=-0.03
第3四半期=+0.02
第4四半期=+0.01
2014年
第1四半期=+0.16

これは日銀の当面の物価上昇率の目標の1%よりはるかに低く、日銀予測の+0.5%からも低い。

ということは、日銀の目標達成のためには、もっと強力な追加政策が必要なのでは?

3月の政策決定会合で「決心」が試されますね。


デフレ脱却は極めて重要、今後も全力あげて行きたい=日銀総裁
2012年 03月 8日 16:03 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82704H20120308
[東京 8日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は8日午後の衆院財務金融委員会で、デフレ脱却が極めて重要と強く認識していると強調し、今後も先行きの経済物価動向を点検し、デフレ脱却に全力をあげたいと述べた。西村康稔(自民)委員の質問に答えた。

白川総裁は、2月に日銀が打ち出した追加緩和と事実上のインフレ目標導入を踏まえ、「最近の円安や株高の動きについては、米経済の改善を示す動きや、国際金融資本市場における一定の緊張緩和も影響していると指摘されている」と述べた。また、「日本経済がデフレから脱却し、物価安定の下での持続的成長経路に復すことが極めて重要な課題ということは、強く認識している。そうした日銀の政策姿勢を明確にする強い思いで、金融緩和の強化と一連の措置を実施した。今後も先行きの経済物価動向を注意深く点検し、デフレ脱却に向けて全力をあげて行きたい」と強調した。

3月末に新規貸し出しの期限が切れる成長基盤強化のための融資制度については、「適切な運営を図って行きたい」と述べた。

(ロイターニュース 竹本能文:編集 宮崎亜巳)


→間もなく、自民党もデフレ脱却への決心をより明確にだすことでしょう。