物価上昇率が1%になるのはいつでしょう? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

物価上昇率が1%になるのはいつでしょう?

秘書です。
一体、いつ、物価上昇率は1%になるのでしょうか?



消費者物価は0.1%低下、4カ月連続マイナス-減少率は予想下回る(1)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M089GC1A1I4H01.html
3月2日(ブルームバーグ):1月の全国の消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)は、前年比で4カ月連続の低下となった。減少率は事前予想を下回った。海外経済の減速や円高の影響などから、景気は横ばい圏内で推移しており、コアCPIの前年比は当面、若干のマイナスないしゼロ近傍で推移するとみられている。

総務省が2日発表した1月の全国のコアCPIは前年同月比0.1%低下した。先行指標とされる2月の東京都区部は0.3%低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめた予想中央値は全国が同0.2%低下、東京は同0.4%低下が見込まれていた。前月はそれぞれ0.1%低下、0.4%低下だった。

  日本銀行の亀崎英敏審議委員は先月29日、福岡市内で講演し、「国際商品市況の変動に伴う振れはあると考えられるが、これまでの需給ギャップの動きを踏まえると、生鮮食品を除く消費者物価指数は当面、若干のマイナスの可能性を含めて、ゼロ近傍で推移する」との見方を示した。白川方明総裁は先月17日の講演で「物価1%上昇を見通せるまでまだまだ距離がある」と述べた。

  バークレイズ・キャピタル証券の森田京平チーフエコノミストは統計発表前、1月の全国コアCPIは同0.2%低下、2月の都区部コアCPIは同0.3%低下と予想。原油価格が足元の水準で推移することを前提とした場合、コアCPIの前年比マイナスは「2013年半ばまでは続く可能性が高い」と見ているニューヨーク原油先物相場は足元で1バレル=100ドル台半ばで推移している。

       民間見通しは総じて日銀下回る-CPI

  日本銀行は先月14日開いた金融政策決定会合で、当面CPI前年比上昇率1%を目指すとした上で、「それが見通せるようになるまで、実質的なゼロ金利政策と金融資産の買い入れ等の措置により、強力に金融緩和を推進していく」と表明。デフレ克服に向けた姿勢を明確に示すために、資産買い入れ等基金を「55兆円」から「65兆円」に拡大することを全員一致で決定し、追加緩和に踏み切った。

  日銀のコアCPI前年比の見通し(委員の中央値)は2011年度がマイナス0.1%、12年度がプラス0.1%、13年度がプラス0.5%。これに対し、経済企画協会が先月8日に公表したESPフォーキャストでは、それぞれマイナス0.12%、マイナス0.25%、プラス0.10%と、日銀の見通しを下回っている。