ホルムズ海峡が仮に軍事オプションで封鎖されたとしても長期戦にはならないだろう←根拠は？
秘書です。
さて、イランに対するイスラエルの攻撃は現実のものとなるのか？
「パルチン軍事基地」という言葉を覚えておきましょう。
イラン軍事施設で「何らかの作業」、ＩＡＥＡが警戒強める
2012年3月1日
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201203010041.html
［ウィーン ２９日 ロイター］ 国際原子力機関（ＩＡＥＡ）はイランの核開発疑惑について、テヘラン近郊のパルチン軍事基地で、特定できない何らかの作業が行われているとの見方を強めている。複数の外交筋が２９日、明らかにした。
ＩＡＥＡは同日、イランの核開発問題について非公開の説明会を開催。出席した外交筋によると、ナカーツ事務次長が「パルチン軍事基地では何らかの作業が行われている可能性があり、立ち入りの必要性が強まった」と発言した。
また別の外交筋によれば、ＩＡＥＡは衛星を使って軍事施設の監視を続ける方針を表明したという。
ＩＡＥＡの調査団は先月と今月、イランでの査察を行ったものの、パルチン軍事基地への立ち入りは認められなかった。説明会に出席した外交筋からは、「イランが立ち入りを拒むのは、隠していることがあるからだ」と指摘する声が上がる一方で、イランのソルタニエＩＡＥＡ担当大使は、査察を拒否した覚えはないと反論している。
イラン高官、軍事基地での核活動否定＝ＩＡＥＡ、衛星で疑惑察知
（2012/03/01-00:50）時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012030100024
【カイロ時事】イランのアッバシ原子力庁長官は２９日、国営通信に対し、首都テヘラン郊外のパルチン軍事基地では核に関連した活動は行っていないと言明した。
ウィーン発のロイター通信によると、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）のナカーツ事務次長は会合で、同基地内で何らかの活動が行われているとみられ、緊急に立ち入る必要性があるとの認識を示していた。ＩＡＥＡは衛星画像で基地内の活動を察知したという。
→民主党政権はどんな情勢認識か？備えはできているのか？
外相 “海峡封鎖の影響最小限に”
2月24日 14時35分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013257171000.html
玄葉外務大臣は、核開発問題で欧米と対立を強めるイランが原油の主要な輸送路となっているホルムズ海峡を封鎖した場合でも、国内には２００日分の石油の備蓄があるなどとしたうえで、日本経済への影響は最小限にとどめたいという考えを示しました。
イランは、欧米諸国が経済制裁を強化するなか、原油の主要な輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡の封鎖を辞さない姿勢を示す一方、イランと敵対するイスラエルは核関連施設に対する先制攻撃も辞さない構えで、緊張が高まっています。
これについて玄葉外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、「ホルムズ海峡が仮に軍事オプションで封鎖されたとしても長期戦にはならないだろう。経済的にもイランにとって得策ではない」と述べました。
そのうえで玄葉大臣は、イランがホルムズ海峡の封鎖に踏み切った場合の日本への影響について、「国内には２００日分の石油の備蓄があり、ＬＮＧ＝液化天然ガスも７０日分の備蓄がある。また、サウジアラビアとアラブ首長国連邦には、迂回パイプラインがある。日本が迂回パイプラインを全部使えるわけではないので、それで足りるわけではないが、さまざまな事態に対応できるよう政府としてしっかり想定しており、万が一の事態になっても国民への影響は最小限にとどめたい」と述べました。
→封鎖というと全体像がみえませんが、そのときに起きているのは戦争でしょう。戦争になれば経済的に得策ではないことを行うでしょう。それとも、戦争が短期決戦で終わるという見通しがあるのか？
→交戦状態に入ったらどうします？そのときには米国はどうしているのかはわかりませんが、もしも米国が交戦国だったときに、同盟国の艦船は敵国艦船とみなす、といわれたときにどうしましょう。また、レジスタンス組織によってパイプラインが破壊されたときには？
→不都合なことは考えたくない、戦争がおきてもたいしたことにはならないと考えたい、不安をあおるのはよくない、というのは３．１１前の原子力政策と同じになってしまいます。
→イスラエルはやるときにはやる、ということは歴史が証明しています。
NHKハイビジョン特集「オシラク・オプション～イスラエル イラク原子炉攻撃の全貌～」
2008年12月29日 NHK総合 深夜01:00～02:14放送
Israel's bombing of Iraq's Osiraq nuclear site
さて、イランに対するイスラエルの攻撃は現実のものとなるのか？
「パルチン軍事基地」という言葉を覚えておきましょう。
イラン軍事施設で「何らかの作業」、ＩＡＥＡが警戒強める
2012年3月1日
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201203010041.html
［ウィーン ２９日 ロイター］ 国際原子力機関（ＩＡＥＡ）はイランの核開発疑惑について、テヘラン近郊のパルチン軍事基地で、特定できない何らかの作業が行われているとの見方を強めている。複数の外交筋が２９日、明らかにした。
ＩＡＥＡは同日、イランの核開発問題について非公開の説明会を開催。出席した外交筋によると、ナカーツ事務次長が「パルチン軍事基地では何らかの作業が行われている可能性があり、立ち入りの必要性が強まった」と発言した。
また別の外交筋によれば、ＩＡＥＡは衛星を使って軍事施設の監視を続ける方針を表明したという。
ＩＡＥＡの調査団は先月と今月、イランでの査察を行ったものの、パルチン軍事基地への立ち入りは認められなかった。説明会に出席した外交筋からは、「イランが立ち入りを拒むのは、隠していることがあるからだ」と指摘する声が上がる一方で、イランのソルタニエＩＡＥＡ担当大使は、査察を拒否した覚えはないと反論している。
イラン高官、軍事基地での核活動否定＝ＩＡＥＡ、衛星で疑惑察知
（2012/03/01-00:50）時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012030100024
【カイロ時事】イランのアッバシ原子力庁長官は２９日、国営通信に対し、首都テヘラン郊外のパルチン軍事基地では核に関連した活動は行っていないと言明した。
ウィーン発のロイター通信によると、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）のナカーツ事務次長は会合で、同基地内で何らかの活動が行われているとみられ、緊急に立ち入る必要性があるとの認識を示していた。ＩＡＥＡは衛星画像で基地内の活動を察知したという。
→民主党政権はどんな情勢認識か？備えはできているのか？
外相 “海峡封鎖の影響最小限に”
2月24日 14時35分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013257171000.html
玄葉外務大臣は、核開発問題で欧米と対立を強めるイランが原油の主要な輸送路となっているホルムズ海峡を封鎖した場合でも、国内には２００日分の石油の備蓄があるなどとしたうえで、日本経済への影響は最小限にとどめたいという考えを示しました。
イランは、欧米諸国が経済制裁を強化するなか、原油の主要な輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡の封鎖を辞さない姿勢を示す一方、イランと敵対するイスラエルは核関連施設に対する先制攻撃も辞さない構えで、緊張が高まっています。
これについて玄葉外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、「ホルムズ海峡が仮に軍事オプションで封鎖されたとしても長期戦にはならないだろう。経済的にもイランにとって得策ではない」と述べました。
そのうえで玄葉大臣は、イランがホルムズ海峡の封鎖に踏み切った場合の日本への影響について、「国内には２００日分の石油の備蓄があり、ＬＮＧ＝液化天然ガスも７０日分の備蓄がある。また、サウジアラビアとアラブ首長国連邦には、迂回パイプラインがある。日本が迂回パイプラインを全部使えるわけではないので、それで足りるわけではないが、さまざまな事態に対応できるよう政府としてしっかり想定しており、万が一の事態になっても国民への影響は最小限にとどめたい」と述べました。
→封鎖というと全体像がみえませんが、そのときに起きているのは戦争でしょう。戦争になれば経済的に得策ではないことを行うでしょう。それとも、戦争が短期決戦で終わるという見通しがあるのか？
→交戦状態に入ったらどうします？そのときには米国はどうしているのかはわかりませんが、もしも米国が交戦国だったときに、同盟国の艦船は敵国艦船とみなす、といわれたときにどうしましょう。また、レジスタンス組織によってパイプラインが破壊されたときには？
→不都合なことは考えたくない、戦争がおきてもたいしたことにはならないと考えたい、不安をあおるのはよくない、というのは３．１１前の原子力政策と同じになってしまいます。
→イスラエルはやるときにはやる、ということは歴史が証明しています。
NHKハイビジョン特集「オシラク・オプション～イスラエル イラク原子炉攻撃の全貌～」
2008年12月29日 NHK総合 深夜01:00～02:14放送
Israel's bombing of Iraq's Osiraq nuclear site