デフレ増税派の「本土決戦、1億玉砕、憲兵政治」から抜け出す道は? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

デフレ増税派の「本土決戦、1億玉砕、憲兵政治」から抜け出す道は?

秘書です。

いけいけどんどんで後に引きさがることのできないデフレ増税派は、もはや大戦末期の本土決戦と一億玉砕を主張する人々のようなものでしょう。もはや、ひくにひけない。あれだけ国民に増税しないと恐ろしいことになると不安をあおったのだから、突き進むしかないという悲壮な覚悟と美意識。(あのころは、憲兵が弱音を吐くことに監視の目を光らせていましたが。)だから、良心的なデフレ増税派がいたとして、このまま本当にデフレ下の増税をしてしまったあとに待っている国民生活の悲惨さを思い浮かべても、決して、彼はそのことを口には出せないことでしょう。デフレ下の増税に失敗したとき、国民はデフレ増税派をどう総括するのか。そのときに起こる恐ろしさ、他方でその恐ろしさを口にできない恐ろしさ。


デフレ増税派にとって、身内共同体の論理としては増税を成功させなければならないが、国民共同体の論理としては増税を成功させたら大変な状態に追い込まれ、わが身にも・・・というジレンマから抜け出る道はないのか?

政変の結果やむをえず増税ができなかった?

あるいは

中東危機の結果やむをえず増税ができなかった?


イスラエル大統領、イラン攻撃排除せず 本紙会見
核開発に危機感
2012/2/29 2:05 日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0EAE2E79D8DE0EAE2E0E0E2E3E09F9FEAE2E2E2;cn=18;at=DGXZZO0195570008122009000000;av=ALL
 【エルサレム=花房良祐】イスラエルのペレス大統領は28日、イランの核開発問題について「世界中の指導者は核保有に反対し、(対応策として)すべての選択肢がテーブルに載っている」と述べ、対イラン攻撃を排除しない考えを明らかにした。大統領は「包囲網をさらに強化すべきだ」とも発言。29日にも訪米してオバマ大統領に追加の経済制裁措置を求めることを表明した。

 エルサレムの大統領府で日本経済新聞の取材に応じた。…


米国務長官:イランの核問題交渉、米国に譲歩の意思なし
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M04KDF6TTDSS01.html
  2月28日(ブルームバーグ):クリントン米国務長官は、イランの核開発行動をめぐって同国に協議に入らせるために米国が譲歩する意思はないことを明らかにした。
  クリントン長官は28日に上院外交委員会で、米国はイランとの「非常に厳しい交渉」を予想していると述べ、「米国側から先に譲歩することはない」と明言。交渉で「イランが何をするのか、しないのかについて確信を得るには程遠い状況だ」と付け加えた。
  同長官はさらに、イランが核爆発装置の製造を進める決定は下していないと米情報当局は評価していると指摘。ただそれでも、国連調査団が提起した問題の解決を怠っていることなどを含めてイランの行動は「核兵器プログラムの疑惑」を抱かせるものだとの見解を示した。



米に予告せずイラン攻撃 イスラエル方針と報道
2012.2.28 14:35 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120228/mds12022814360001-n1.htm

 AP通信は27日、米政府当局者の話として、イスラエルはイランの核施設攻撃に踏み切る場合でも、米国に予告しない方針だと報じた。イスラエル側は一連の米高官との協議で、既にこの考えを伝えているという。

 複数のイスラエル政府当局者は、イスラエルを止められなかったという米国への責任追及論を抑えるためだと米側に説明している。

 イスラエルはこれまでの米側との協議から、米国にはイランを軍事攻撃したり、イスラエルの攻撃に協力したりする考えはないと分析。必要であればイスラエルが単独で攻撃に踏み切るしかないと結論付けた。

 APはこうしたイスラエルの「ホワイトハウスに対する不満」が、攻撃を事前に伝えないことを決めた背景にあると指摘している。(共同)