今日のドル/円相場について | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

今日のドル/円相場について

秘書です。

今日のドル/円相場について、ロイターの記事より。


〔外為マーケットアイ〕ドル79.09円付近、円高トレンド本格転換の判断は時期尚早
2012年 02月 17日 11:49 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK073439620120217

〔外為マーケットアイ〕

 <11:45> ドル79.09円付近、円高トレンド本格転換の判断は時期尚早

 ドル/円は79.09円付近。リスクオンを背景にしたクロス円の上昇などに支えられる形で、一時79.18円まで上昇したが、足元では上げ一服となっている。

 住友信託銀行マーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏は「完全に円高トレンドが転換したかどうかについては、物価の相対スピードの問題が変わらない限り、大きな流れは変わりづらい」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)が2%をゴールとする中で、日銀は1%がめどとなっており、これは1%の円高トレンドが目指されていることでもある。本格転換と判断するにはまだ早いのではないか」との見方を示した


 <10:55> ドル79.18円まで上昇、80円手前が上値の節目か
 ドル/円は79.10円付近。一時79.18円まで上昇した。テクニカル上の上値を突破してきたことで、市場ではドル買い/円売りの動きが強まっている。みずほ証券FXストラテジスト、鈴木健吾氏は「短期的に材料もついてきており、もう少し上昇しそうだ」と指摘。「前回介入の高値79.55円や、週足でみた一目均衡表の雲の下限が79.70円付近にあることを踏まえると、80円手前ぐらいがいったん上値のめどになるだろう」との見方を示した。

 ただ、やや長い目で見ると、ドル/円の上値追いには慎重な見方が目立つ。鈴木氏は「ドル/円との相関が高いとされる日米2年金利差をみると、確かに直近は拡大しているものの、日米ともに緩和姿勢が強い中で、一方的な拡大も限定的だろう」と述べ、「円売りはいいにしても、継続的なドル買いはあまり期待できない。転換と言うよりは、一時的な上昇局面ではないか」との見方を示した

 <10:02> ドル79.07円まで上昇、3カ月半ぶり高値

 ドル/円は79.07円まで上昇。昨年11月1日以来3カ月半ぶりに79円台に乗せた。市場参加者によると、足元ではリアルマネーの売りも出ているが、それを飲み込みながら上昇しているという。

 当初はファンドが買っている程度であれば、輸出企業の売りが上値を抑えるとみられていたが、テクニカル上の上値抵抗ラインを上抜けてきたことで、買いの動きに拍車がかかっている。個人投資家も回転しだしているもようだ。

 市場では、円キャリーの存在もささやかれているが、セントラル短資FX営業本部、武田明久氏は「円キャリーはそれほどないのではないか。いまは単純にリスクオフ、リスクオンで、良い材料が出ると株が上がり、円売り・ドル売り、悪い材料が出ると円買い・ドル買いになるという構図になっている」との見方を示した。

 <08:57> ドル78円後半、NY連銀プライマリーディーラー「利上げは2014年上半期」

 ドル/円は78.82円付近。ドル/円をめぐっては、1)日銀の追加緩和決定、2)米国の量的緩和第3弾(QE3)観測の後退、3)米長期金利の上昇、4)堅調な米経済指標、5)日本の経常収支問題──などに支えられ、上昇圧力が強まっているが、前日の海外市場では、オプションバリアーが意識される79円には乗せずに終わった。急速なドル高/円安に対する警戒感に加え、週末のポジション調整も入りやすく、きょうは上げ一服を予想する声が多い

 「3月にかけてはリパトリ(資金の本国還流)に絡んだ円買いもあり、円高になりやすい。79円台では上値は重いのではないか」(国内金融機関)との声も出ていた。

 ニューヨーク連銀が1月に実施したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)調査によると、連邦準備理事会(FRB)が最初の利上げに踏み切る可能性が最も高いのは2014年上半期とみられている。2014年下半期の可能性も上半期とほぼ同じで、2014年より前、あるいは後に利上げされるとの見方は後退した。利上げ予想時期の中央値は2014年第2・四半期だった。

 1月調査は、プライマリーディーラー21社を対象に、1月24―25日の連邦公開市場委員会(FOMC)前に実施された。

 <08:29> ユーロ1.31ドル前半、ギリシャ2次支援めぐる不透明感は払しょくへ

 ユーロ/ドルは1.3133ドル付近。足元で最大の懸案事項となっているギリシャをめぐっては、事態の進展に一喜一憂する状況が続いているが、前日に下げの要因となったギリシャ第2次支援策をめぐる不透明感については払しょくされつつあり、市場では「相場は2次支援承認をほぼ織り込んだ」(国内金融機関)との声が出ている。

 もっとも「ギリシャ問題は一筋縄ではいかない。この先、落とし穴もありそうで、今後もリスクを意識した展開が続くだろう」(同)といった見方も根強い。

 ギリシャ政府関係筋によると、同国政府は、第2次支援の条件となっている3億2500万ユーロの歳出削減を達成する方法について、国際支援機関と合意した。これにより1300億ユーロの第2次支援が実施される公算が高まった。

 ドイツの連立与党関係筋は同日、ギリシャへの支援を選挙後まで延期し、それまでつなぎ融資を提供する案はもはや検討されていないと明かした。あるユーロ圏当局者は「あともう一歩だ」とし、「誰かが台無しにするような提案をしない限り、20日に支援が承認されるだろう」と述べた。

 複数の関係筋によると、第2次支援策が20日に承認されれば、ギリシャは21日か22日にも民間債権者に対し債務再編を正式にオファーすることができる。 ある当局者によれば、オファーは3月8日に締め切られ、ギリシャは翌9日に手続きを行った後、週末にかけて既発債と新発債を交換することが可能になるという。

 <07:51> きょうの予想レンジはドル78.50―79.20円、上昇一服か

 ドル/円は78.88円付近、ユーロ/ドルは1.3133ドル付近、ユーロ/円は103.60円付近。

 きょうの予想レンジは、ドルが78.50―79.20円、ユーロ/ドルが1.3060―1.3190ドル、ユーロ/円が102.70―104.00円。

 16日の海外市場ではユーロ/ドルは上昇。ギリシャ2次支援実施への期待が広がり、投資家のリスク選好が回復した。一時1月25日以来の安値となる1.2975ドル付近まで下落していたが、1.3159ドル付近まで切り返した。ユーロ/円も昨年12月12日以来の高値となる103.83円付近まで上昇した。

 米長期金利の上昇やクロス円の上昇を受け、ドル/円は78.96円と昨年11月1日以来となる79円台に迫った。もっとも、市場では「上昇が急激な上、大規模介入後の高値が79.55円であることを考えると、ここからの上昇ムードは緩やかになってくるのではないか。79円では輸出企業もドル売り/円買いを意識しやすい」(外為アナリスト)との声が出ていた。