子ども手当てとは(秘書のつぶやき) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

子ども手当てとは(秘書のつぶやき)

34才子育て世代の秘書です。



子ども手当てとは一体なんなんだろう。


子ども手当てを支給していただけるようになってからずっと思ってます。
子ども三人いるうちの家庭に対しては、品川区から年に3回に分けて1回につき約12万円。年間約36万円。単純計算すると月々約3万円程度、銀行に自動的に振り込みがある。

ありがたい。本当にありがたい。 使い道に制限はないようだが、うちは、食費、子供の洋服代、などに充てさせていただいている。

本当にありがたい。      



しかし、考えてみると、親の時代にはそんな手当てはあったのだろうか? 詳しく調べてみたことはないが聞いたことはない。

おふくろに聞いてみたがそんなものはなかったといっていた。

おふくろと同じ時代に生きてきた人達、さらに、それよりも前の世代に生きてきた人達はそんな手当てがなくったって、生活が苦しくったって、まわりの人たちと手を携えて、前向きに頑張って生きてきたんだろう。

戦中、戦後なんて今以上に生活が厳しかったはずだ。  

にもかかわらず、子ども手当ての支給もない中で、手元にあるお金のなかで、食べられない日もあったかもしれないが工夫して、耐えて乗り越えてきたんだろう。 

おそらく、親たちの世代は、そういう苦労を乗り越えることで強い精神力、忍耐力が備わり、それが日本社会全体の底上げにつながり、日本社会が活性化され、高度経済成長に繋がっていったのだろう。 

そういった親たちの苦労があったからこそ私たちは豊かな時代に生まれ、いい生活をさせてもらっている。


だけどですが、いい生活をさせてもらっていることは非常にありがたいですが、「獅子の子落とし」という言葉がありますが、谷底から突き落としてくれ!とまでは言いませんが、手当てで子育て世代を救うという発想ではなく、頑張れ!子育てなんて一瞬だからしっかり苦労しなさい!今の苦労は自分の為だよ!といった温かい言葉や視線で見守って救っていただく事も、それはそれで将来の糧となるわけだから一つの手段ではないかと思います。お金でなくても回りの方々が手を差し伸べてくださればありがたいです。


うちは、夫婦共働きなので比較的生活費の苦は少ない方ですが、やはり世の中には、それだけでも解決ならない厳しい生活をしいられている方々は多くいます。 そういった方々にはしっかりとした手当てをしてほしい。必要な手当ては必要です。 夫婦で働きたい。しかし、それには子供を保育園に預けないといけない。しかし保育園は待機児童でいっぱいで入れられない。夫婦で働いて少しでも生活費を稼ぎたい、と努力をしようとしているのに預けられない人たちのためには、保育施設の拡充に対しての手当てが必要です。 

必要な手当ては必要ですが、そこまで早急に必要ではない手当てを見直してほしい。

日本の借金が1000兆円もある事は誰もが知っていることです。余分なお金は使えないはずです。 


私たちの世代は、思われている以上に強い精神力、忍耐力をもってます。  泣きながらでも子供を育てあげてやる!乗り越えてやるんだ!親ができたんだから自分たちだって出来るんだ!子ども手当てなんてなくったって、頑張ってやるんだ! 


意外かもしれないですが、そういう強い思いを持ってます。
子ども手当てがないと子どもが育てられな~い。なんて思いません。


そういう視線で子育て世代を見ていただいて、それより更に先の世代の負担を軽減させるために年間2兆6118億円の子ども手当て予算を活用していかなければならない。  

そう思います。

byマック