ユーロ圏にとどまっても貧乏になるだけ。それなら、まだ自国の通貨に戻った方が・・・←地域通貨も！

秘書です。

「ユーロ圏にとどまっても貧乏になるだけ。それなら、まだ自国の通貨に戻った方が自分たちでこの国のことを決められる」

これはギリシャの話です。

日銀の現在の政策が続いていけば、いずれ、日本国内で

「円圏にとどまっても貧乏になるだけ。それなら、まだ地域の通貨に持った方が自分たちで自分たちのことを決められる」

と、地域独自通貨を持とうという動きがはじまるかもしれませんね。

ギリシャ国会、緊縮策承認　市民と警官衝突　７０人負傷
2012年2月13日11時48分 朝日新聞
http://digital.asahi.com/articles/TKY201202130084.html


アテネで１２日、財政緊縮策に反対するデモ隊が暴徒化。放火で建物が炎上した＝ロイター.

　ギリシャ国会（定数３００）は１３日未明、ＥＵ（欧州連合）などから約１３００億ユーロ（約１３兆３千億円）の追加支援を受けるための緊縮策を賛成１９９票の賛成多数で承認した。国会前では、緊縮策に反対する市民が集まり、警官隊と衝突。ＡＰ通信によると、市民７０人以上が負傷、約４０人が拘束された。

　ロイター通信などによると、今回の緊縮策にはＥＵから求められた３億２５００万ユーロ（約３３２億円）分の歳出削減や、今年中の公的部門の人員１万５千人削減、最低賃金や年金額の引き下げが含まれている。採決では、連立与党から４３人が造反した。

　ギリシャは３月２０日、国債１４５億ユーロ（約１兆５千億円）の返済期限を迎えるが、ＥＵなどの追加支援がなければ支払えない。ユーロ圏各国は、追加支援するかどうかの判断を今月１５日まで先送りしており、国会承認を一つの条件としていた。

　パパディモス首相は採決を前にした１１日にテレビ演説し、「国家破産なら、経済的な混乱と社会的な騒乱を招く」「欧州文明の源流である我が国が、欧州から切り離されるようなことがあってはならない」と語り掛け、国民に緊縮策への同意を求めた。

　アテネの国会前広場には、５万５千人（警察調べ）の市民が詰めかけた。警官隊は催涙ガス弾でこれを排除。暴徒化した市民が投石したり、商店や銀行など数十カ所に放火したりして、深夜まで混乱が続いた。騒乱はクレタ島など全国に広がったという。

　国会前広場でデモに参加したタクシー運転手、クリストスさん（４４）は「ＥＵは『ギリシャを救う』というが、我々を犠牲にして銀行を救おうとしているだけだ」と憤る。「ユーロ圏にとどまっても貧乏になるだけ。それなら、まだ自国の通貨に戻った方が自分たちでこの国のことを決められる」と訴えた。（アテネ＝石田博士）