「中間層を分厚くする」をモットーとする党の年金改革案がなぜ中間所得層に打撃なのか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「中間層を分厚くする」をモットーとする党の年金改革案がなぜ中間所得層に打撃なのか?

秘書です。

「中間層を分厚くする」をモットーとする党の年金改革案がなぜ中間所得層に打撃なのか?

低所得者層と高所得者層が恩恵を受ける年金案というのは、党の「階級的体質」を暗示しているのか?



<民主年金試算>打撃、中間所得層に 低所得増へ税集中投入
毎日新聞 2月11日(土)1時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120211-00000002-mai-pol
 民主党が10日、試算を公表した新年金制度は、税と保険料半々で賄っている今の基礎年金を廃止し、低所得者向けの最低保障年金に税を集中投入する仕組みだ。最低保障年金を受けられないか、減額される中間所得層以上の人は税の「補助」がなくなるか縮むため、現行制度を続けるより年金が減る可能性が高い。一方で、新制度は高所得層にもメリットがあるため、最も影響を受けるのは中間の所得層の人となりそうだ。【鈴木直】
(以下は本文でご覧ください)


民主の年金案に固執せず=「欠点あること承知」-岡田氏
(2012/02/10-22:04)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012021001057
 岡田克也副総理は10日の衆院予算委員会で、年金制度改革に関し「各党間で議論し、やっぱり今の年金制度で(部分的に)変えていく方が弊害が少ないとなれば、そういう選択肢もある」と述べ、一元化などを掲げた民主党案にはこだわらない考えを示した。自民党の鴨下一郎氏への答弁。
 岡田氏は、自民党の茂木敏充政調会長、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行の質問に対し「自民、公明両党は今の制度を改善する路線。われわれは今の制度の延長では無理があるとして新しい制度を提案したが、欠点があることは承知している。双方をテーブルに乗せて協議してほしい」と呼び掛けた。

→いつから欠点をご存知でした?2009年総選挙前?

岡田副総理、「最低保障年金」撤回の可能性示唆
(2012年2月10日20時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120210-OYT1T01095.htm

 岡田副総理は10日、民主党が2009年の衆院選政権公約(マニフェスト)で掲げた最低保障年金の創設を柱とした年金抜本改革案について、与野党協議開始後に撤回する可能性を示唆した。

 当面の消費税増税を含む社会保障・税一体改革の与野党協議の実現に向け、柔軟に対応する方針を示したものだ。

 岡田氏は10日の衆院予算委員会で、自民党の鴨下一郎氏が現行の年金制度の問題点をただしたのに対し、「各党合意の上で、やっぱり今の年金制度でいく方が弊害が少ないということになれば、そういう選択肢もある」と答弁した。その後の記者会見で、この意味について「協議する時にどちらが駄目とか、どちらがいいと、前提は置くべきではない。二つ並べて議論してもらいたいという趣旨だ」と語った。ただ、与野党協議の前に最低保障年金を取り下げる考えはないことも強調した。