これまでも適切な政策を行ってきたが、これからもそうした構えでやっていきたい←現状維持ですね | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

これまでも適切な政策を行ってきたが、これからもそうした構えでやっていきたい←現状維持ですね

秘書です。

政府は、いつまでにデフレを脱却するつもりで?
日銀の物価安定の理解には、目標期限はありません。
永遠にデフレでも、日銀には何の結果責任も発生しません。
それと同じ認識でしょうか。
人口減少が悪い、企業が悪い、政策でデフレ克服なんて無理だよね、とでも?


WRAPUP1: 野田首相、デフレ脱却へ日銀と問題意識「固く共有」 前原氏「金融緩和が必要」
2012年 02月 9日 11:30 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK072774620120209

 [東京 9日 ロイター] 野田佳彦首相は9日午前の衆院予算委員会で、名目3%、実質2%という成長率目標の達成に向けて、日銀と問題意識を「固く共有」していきたいと述べ、とあらためてデフレ脱却への決意を表明した。質問に立った民主党の前原誠司政調会長は日銀による金融緩和も必要とし、白川方明日銀総裁はデフレ脱却へ適切な政策運営を行っていくと応じた。

 野田首相は、政権の重要課題に掲げるデフレ脱却・成長力の強化について、名目と実質の値が逆転している日本の成長を(新成長戦略で掲げる)名目3%、実質2%に持っていく作業を加速化しないといけないと強調。前原氏が目標達成に向けて政府と日銀がアコード(政策協定)を締結することを求めたことに対し、「アコードまでというやり方ががいいかどうかは議論あると思う」としながら、「もっと腹を割って、膝を突き合わせ、(日銀と会う)頻度を高め、そういう努力の中から問題意識を固く共有し、お互いの協力を図っていきたい」と述べた。

 前原氏は、デフレ脱却に向けた日銀の役割について「大きなツールとして、金融緩和が必要だ」とし、具体策として日銀が導入している国債やリスク性資産を買い入れる資産買入基金の拡大を求めた。これに対して白川総裁は、日本の景気の現状を「大変厳しい」とした上で、早期のデフレ脱却と物価安定の下での持続的な成長軌道への復帰が重要と指摘。それらを実現する観点から、「これまでも適切な政策を行ってきたが、これからもそうした構えでやっていきたい」と語った。

 (ロイターニュース 伊藤純夫 石田仁志)

→アコードがだめというのはどんな議論があるのでしょう?アコードがだめな理由は、日銀が結果責任を負わされるからです。それは国民にとって何のデメリットがあるのでしょうか。国民は自分の判断の結果については結果責任を負って生きています。日銀はどう結果責任を負うのでしょう。結果責任を負いたくないというのがアコードがだめな理由の根幹ですね。なぜ、それを政府が許容するのでしょうか。

→どれだけ膝を突き合わせ、頻度を高めて会ったとしても、日銀は、責任を負うことを回避するでしょう。例えば、日銀がFRBが近づいてきたといっているところの物価安定の理解(0-2%)は、いつ達成するかという目標がありません。たとえ100年達成できなくても日銀には何の責任も発生しません。人口減少が悪い、企業の競争力劣化が原因だ、と言い続けることでしょう。

→これまでの政策が適切ではないからこうなったのでしょう?これからも、これまでと同じ構えでは、今と同じですね。