引用の多い経済演説 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

引用の多い経済演説

秘書です。

経済演説を聴いていましたが、人の発言の引用が多いですね。

井深大氏
近江商人
渋沢栄一
シュンペーター
白洲次郎氏
ケネディ大統領

これだけ一つの演説で引用するのは珍しいのでは?

自分の言葉で説得しましょう。

国会の演説では、引用はふつうはむすびに一つでしょう。だからこそ、心にのこります。
ところが、その肝心要のむすびに白洲さんとケネディの2つを引用しています。

さて、デフレ脱却に断固として取り組むとの決意は良し。

しかし、平成24年度のGDPの名目成長率2・0%程度が実質成長率2.2%程度を下回っているのはどういうことか。これはデフレが継続しているということではないですか。



ちなみに、2003年の竹中平蔵経済財政政策担当相の経済演説では、以下のように改革への決心を表すところに引用がされています。


「改革の成果はある臨界点を超えると、加速的に現れるものであり、それまでは忍耐強い努力が必要です。古くから「天下之事、不進則退」(天下の事は、進まざれば則ち退く)と言われているように、絶えず前進しなければなりません。こうした動きを加速させることによってこそ、株式市場にも我が国経済の潜在力が反映されていくはずです。」

不良債権問題で激論が続いていたときの演説です。