そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現する意欲ありやなしや?←なければ内閣不信任相当 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現する意欲ありやなしや?←なければ内閣不信任相当

秘書です。

シロアリ退治動画が話題になっていますが、今日の高橋洋一さんのブログで、麻生内閣不信任案の賛成討論でも言及されていたとのこと。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31627
どんな発言だったのでしょうか?

衆 - 本会議 -平成21年07月14日

○野田佳彦君 私は、ただいま議題となりました麻生内閣不信任決議案に対して、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)
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さて、もう一つは、官僚政治をコントロールする能力と気概がないということであります。
 昨年の通常国会で、与野党が修正をして、国家公務員制度改革の基本法をつくったはずであります。でも、その基本法の精神はどんどんと後退をし、逸脱をし、そして今の、今国会の法案の提出となりました。中身は明らかに後退をしています。
 加えて、一番国民が問題にしている天下りやわたりを実効性ある方法でなくしていこうという熱意が全くありません。
 私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。その前の年には、十二兆六千億円の血税が流れていることがわかりました。消費税五%分のお金です。さきの首都決戦の東京都政の予算は、一般会計、特別会計合わせて十二兆八千億円でございました。
 これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります
 わたりも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。六千万、七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い退職金がもらえる。また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、退職金だけで三億円を超えた人もおりました。
 まさに、天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない麻生政権は、不信任に値します。

・・・

すなわち、私が申し上げたいのは、麻生内閣につながる小泉内閣、安倍内閣、福田内閣、そして今回の麻生内閣、それに連なる自公政権そのものに内閣不信任案を私たちは突きつけているわけであります。
 税金の私物化をずっと許してきた自公政権に対する不信任、格差の拡大を放置してきた自公政権に対する不信任、医療や福祉をぼろぼろにしてきた自公政権に対する不信任、それを後ろで糸を操っている官僚政治に対する不信任、そして今、さんざんさまざまな大きなやじを浴びましたけれども、この四年間、三分の二を握って、もう目の前はつくだ煮にしたいぐらい与党議員だらけだけれども、その勝手放題に対する不信任なんです
 以上、麻生内閣不信任に対する賛成討論をさせていただきました。改めまして、麻生総理におきましては速やかに解散・総選挙を、そして議場におかれましては多くの同僚議員の御賛同をお願い申し上げて、討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

→「これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図」がある中で、「そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現」する意欲がなければ、内閣不信任に相当するわけです。

→「天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない」政権は、不信任に相当するわけです。

→では、現政権は「そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現」する意欲、ありや、なしや?