これ以上円高が進んだときの製造業の海外移転の「怖さ」、十分認識してもますか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

これ以上円高が進んだときの製造業の海外移転の「怖さ」、十分認識してもますか?

秘書です。

現在、1ドル=77.55円。

日米欧中央銀行がドル資金拡大に合意したためのドル下落=円高。

みなさん、これです。ドル資金の供給が拡大するドル安=円高になるのです。

円の供給拡大を日銀も同時にやらないと、円高です。


ドル幅広く下落、日米欧中銀が協調行動を表明=NY市場
2011年 11月 30日 23:41 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE7AT00W20111130
[ニューヨーク 30日 ロイター] 30日序盤のニューヨーク外国為替市場では、ドルが幅広い通貨に対し大きく値下がりしている。日米欧の主要中銀は世界の金融市場における流動性欠如の回避に向け、協調的な措置を講じる方針を表明した
ドル指数は、一時2週間ぶりの低水準である77.923まで下落し、その後は78.116で推移している。

電子取引EBSによると、ユーロ/ドルは一時、1.35337ドルまで値上がり。その後は1.2%高の1.34841ドルで推移している。

日銀総裁:国際金融市場が緊張度高めていることに対応-6中銀協調(1
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVH9LF6K50YO01.html

11月30日(ブルームバーグ):日本銀行の白川方明総裁は30日夜会見し、同日打ち出された6カ国の中央銀行の協調対応策について「国際金融市場が緊張度を高めていることに対応した」と述べた上で、「各国中央銀行が万全な態勢を敷き、協調して行動することで市場の安心感につながる」と述べた。

  6カ国中央銀行は同日、①米ドル資金供給オペレーションの適用金利を0.5%引き下げ②同オペの原資となる米連銀との米ドルスワップ取り決めの期限を6カ月延長し、2013年2月1日とする③米ドル以外の資金供給オペに備えた多角的スワップ取り決めの締結-で合意した。

  白川総裁は米ドル資金供給オペの金利引き下げについて「0.5%の引き下げで金融機関はもう少し借りやすくなる」との見方を示した。また、多角的スワップ取り決めについて「他の5つの中央銀行が必要な時に円の供給が可能となる一方で、日銀が必要な時には米ドルを含む5カ国の通貨の調達が可能となる」と述べた。

  白川総裁は日本の金融機関については、「ドル資金の調達では問題ない」としながらも、「金融システムが不安定になったときの怖さを十分認識している」と語った


→白川総裁はこの措置に伴う円高が製造業に与える影響をどう考えているのでしょう。これ以上円高が進んだときの製造業の海外移転の「怖さ」を十分認識しているのでしょうか?

日米欧中銀が一連の協調行動表明、ドル資金供給拡大へ
2011年 11月 30日 23:28 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE7AT00K20111130
[ワシントン 30日 ロイター] 日米欧の主要中銀は30日、世界の金融市場における流動性ひっ迫の回避に向け、協調的な措置を講じる方針を表明した。
米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、カナダ中銀、英中銀、日銀、スイス中銀は共同声明を発表し、12月5日から現行のドルスワップのコストを50ベーシスポイント(bp)引き下げるなど、一連の追加措置で合意したと発表した。

合意ではこの他、各中銀間で二国間スワップ協定を締結し、必要に応じて当該国の銀行が自国通貨で流動性の供給を受けることを可能にする。このスワップ協定は2013年2月1日まで実施される。

FRBは米銀の短期資金調達に問題はないとしながらも、状況が悪化した場合には、他にも「一連の利用可能な手段」を有しており、必要に応じて講じるとした。

共同声明は協調行動の目的について「金融市場の緊張を緩和するとともに、市場の緊張による家計や企業に対する与信への影響を軽減し、経済活動の促進を支援すること」と説明している。

*内容を追加します。


→日本の円資金供給拡大のために日米欧中銀が協調行動する日がいつかこないと、無理か・・・