政局ニュースクリップ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

政局ニュースクリップ

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政局ニュースクリップです。


安倍元首相:TPP交渉、民主党政権の対応「ずさん」 北区で講演 /岡山
2011年11月16日 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20111116ddlk33010583000c.html 
 安倍晋三元首相が13日、北区で講演し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉を巡る民主党政権の対応について「ずさんと言わざるを得ない」と批判し、「民主党の3人の首相は米国(のオバマ大統領)と1対1の本音の交渉ができていない」と指摘した。
 安倍元首相は「今後の日本のあるべき姿」と題して講演した。安倍元首相は「私は自由貿易主義者だ」と自身の立場を示した上で、野田佳彦首相に対して「準備なしに(参加を)決断しようとしているところに強い憂慮を感じる」と述べた。
 これまでの日米外交を引き合いに従来、日米が交渉する場合、事前に双方で調整し事務レベルで政策のすり合わせをした」と説明。今回のTPP交渉に関して「事前協議がないから、『参加しないと分からない』というあいまいな態度に終始した」と強調した。【小園長治】

→関連ニュースです。

【安倍晋三の突破する政治】TPPで浮かび上がった野田首相への不安
2011.11.16 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111116/plt1111161601002-n1.htm

→さて、衆院解散は?

「衆院解散は来年、消費税とTPPが争点に」 自民・石破氏
11月16日(水)18時58分 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111116-00000569-san-pol
 自民党の石破茂前政調会長は16日、党本部での熊本県連の会合で講演し、消費税引き上げや環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加の是非を争点に、来年に衆院解散・総選挙が実施されるとの見方を示した。「(再来年の)任期満了選挙は衆参同時になるうえ、東京都議会選挙もあり各党ともにしんどい。普通に考えれば来年だ。消費税増税とTPPはシンボリックで、自民党としてどうするかが問われている」と述べた。
 石破氏はまた、「各種報道機関の世論調査をみれば自民党の支持率も下がり、民主党に代わる政党になっていないのは明らかだ」との懸念を示し「民主党の悪口を百回も、千回も言っても仕方がない」と述べた。
 TPP交渉参加をめぐる国内農業に関しては「高い関税を設けて外国から農産物を入れないことが日本の農業を守ることになるのか」と持論を展開。その上で「野田佳彦首相が参加すると言った以上、農業対策の実現を要求していかなければいけない」と述べた。

→TPPについての今日の論戦は?

首相、曖昧答弁で苦境に=TPP、野党から集中砲火-予算委
(2011/11/16-19:00)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111600808
 16日の参院予算委員会は、前日に続いて環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題が主要テーマとなり、明快さを欠く野田佳彦首相の答弁が野党から「集中砲火」を浴びた。重要課題実現へ野党の協力を得ようと「安全運転」に徹する首相だが、TPPに関しては、踏み込み不足がかえって推進、慎重両派から突き上げられる結果を招いている。
 「はっきりしてもらいたい」。公明党の木庭健太郎氏は、首相が表明したTPP交渉参加方針について「人によって取りようが違う。曖昧だ」と声を荒らげて追及。しかし、首相は「交渉参加に向けて関係国と協議に入る」と、政府・民主党内で調整した文言を繰り返した。
 たちあがれ日本の片山虎之助氏はこうした言い回しを「訳が分からない」と切って捨て、首相が交渉で守るべきものを「美しい農村と日本の伝統文化」としたのに対しても、「分かるように言ってほしい」と食って掛かった。
 先の日米首脳会談での首相発言をめぐる日米間の食い違いは、この日もやり玉に挙げられた。
 首相は、会談で「昨年11月に決定した(包括的経済連携に関する)基本方針に基づき、高いレベルの経済連携を進めていく」とオバマ米大統領に伝えたと説明。この基本方針が「広域経済連携はセンシティブ品目(重要品目)に配慮しつつ、全ての品目を自由化交渉対象とする」としていることに触れ、「(米側が)切り取って表現していることには問題がある」と主張した。
 これに対し、TPP推進の立場を取るみんなの党の小野次郎氏は、交渉参加方針には賛意を示しつつ、米側に発表内容の訂正を強く求めない首相の対応を「二枚舌だ」と非難。「(基本方針を)引用したら、それは(全品目を交渉対象にするとの表現が米側発表で)使われても仕方がないのではないか」と脇の甘さも指摘した。
 共産党の井上哲士氏から「『配慮』とは具体的にどういうことか」とただされても、首相は「そのことをしっかり踏まえて対応していくということだ」とかわすのが精いっぱいだった。

→小泉さんの変人さが懐かしく・・・

片山氏、長期政権の首相は傲慢=野田首相「持ち味変えない」-参院予算委
(2011/11/16-18:45)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111600794
 「歴代長期政権の首相はみんな傲慢(ごうまん)、ワンマン、独断専行、変人だった」。たちあがれ日本の片山虎之助参院幹事長は16日の参院予算委員会でこう言って、「安全運転」に徹する野田佳彦首相の政治姿勢を批判した。
 片山氏は、戦後の長期政権を率いた首相として吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎の4氏を挙げ、「低姿勢で、妥協ありきで、実直な人がいるか」と皮肉交じりに指摘。同時に「沖縄返還や郵政民営化など、みんな大きな政治課題を掲げて頑張った」と語り、野田首相の覚悟をただした
 これに対して野田首相は「長期政権を築いた先輩たちと比べようもないが、私は私の持ち味で政権運営をしていきたい」と答弁。片山氏の挑発には乗らないとばかり、相変わらずの低姿勢だった。