中国とASEAN、元建て貿易決済の枠組み協定締結へ=関係筋(ロイター) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

中国とASEAN、元建て貿易決済の枠組み協定締結へ=関係筋(ロイター)

秘書です。

「円高の先に、円が国際通貨になってアジアの基軸通貨になるのだよ、君!」

と考えている方。アジアの基軸通貨に向かっているのは人民元では?大丈夫でしょうか?

最後に、エネルギーと食糧を決済できる通貨に円がなれるでしょうか?

実力不相応の政策当局による人為的な円高は最終的には持続不可能であると思われているのでは?



中国とASEAN、元建て貿易決済の枠組み協定締結へ=関係筋
2011年 10月 21日 10:45 JST
 [北京 20日 ロイター] 関係筋によると、中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)と人民元建て貿易決済に関する枠組み協定を締結する計画。
 人民元の国際化に向けた措置。

 ASEANは中国第3の貿易相手地域。両地域の金融機関は将来的に、人民元とASEAN諸国通貨の両替業務を開始することが可能になる。

 同協定について直接知識のある関係筋2人が、報道機関に情報を提供する権限がないことを理由に匿名を条件に明らかにした。

 関係筋は「協定は、元が地域通貨となるための土台となる」と述べた。

 関係筋によると、中国はASEANとの協定締結後に、ASEAN各国との個別交渉を開始し、通貨スワップ協定を締結する計画。これにより、ASEAN企業は香港ではなく自国の銀行を通じて元建て貿易を決済できるようになる。

 ASEAN諸国のうち、インドネシア、マレーシア、シンガポールは、すでに中国との通貨スワップ協定を締結しており、関係筋によると、次はタイが中国とスワップ協定を締結する可能性がある。

 中国とASEANの協定締結時期は不明だが、関係筋によると、今年末か来年初めになる公算が大きい。

 中国人民銀行(中央銀行)と商務省はコメントを拒否している。