鉄道ニュース2 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

鉄道ニュース2

志士の目鉄道研究会です。
引き続き、鉄道ニュースをお送りします。


→次世代型路面電車サミットが11月4,5日に富山市で開催されます。

来月 全国13市長参加見通し
(2011年10月17日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111017-OYT8T00092.htm
 環境に優しい公共交通の振興のため、富山市は来月4、5の両日、「LRT(次世代型路面電車)都市サミット」を富山国際会議場(同市大手町)で開催する。路面電車が走る全国13市の市長らが参加する見通しで、地域公共交通のあり方を話し合い、サミット宣言もまとめる予定だ。
 2009年に11市が参加した初サミットが広島市で行われ、今回が2回目。札幌、豊橋、広島、高知、熊本など路面電車が走る全国各市のほか、県内から万葉線が走る高岡、射水の両市も参加する。
 4日のサミットでは、各市が路面電車に関する取り組みや実績を報告する。富山市は、09年開業の路面電車環状線「セントラム」に実際に乗車してもらい、市が進める「コンパクトなまちづくり」の取り組みを紹介。富山駅南側の路面電車と北側の富山ライトレールの将来的な接続による利便性の向上などをPRする。
 5日は、環境問題に詳しい女優の星野知子さんが「環境にやさしい新たなライフスタイルと交通」と題して記念講演。都市の将来像について市長らがパネルディスカッションを行う。
 会議や講演は無料で公開(申し込み不要)。会場近くの市民プラザなどでは、鉄道模型やミニ列車の運行、地場産品の販売などが予定されている。問い合わせは市交通政策課(076・443・2195)へ。

中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba
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(広電)


うれし恥ずかし アテンダント ポートラムで女子向け体験会
2011年10月17日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20111017/CK2011101702000142.html
 鉄道の日(十四日)にちなみ、富山市の富山ライトレールは十六日、ポートラムのアテンダント体験会を開いた。
 女性に鉄道に興味を持ってもらおうと、今回初めて企画し、県内の女子小中学生六人が参加。アテンダントとともに制服を着て「次は富山駅北です」などと城川原-富山駅北間の停車駅前で、アナウンスを担当した。
 黒部市の石田小学校一年長谷川奈美さんは「最初は恥ずかしかったけれど、最後は大きい声で言えた」と笑顔で話していた。 (鈴木啓太)

MOMO2デビュー/15日
2011年10月17日 朝日新聞
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001110170003
■2代目わくわく、園児ら試乗でときめき
 「鉄道の日」翌日の15日、電停との段差がない超低床路面電車の新型車両「MOMO(モ・モ)2(ツー)」がデビューした。2両編成の内装は1両が濃い茶色で、もう1両が白。木製の対面型のいすや机、20インチの液晶モニターを備えた次世代型だ。
 この日は、運行する岡山電気軌道の東山北車庫(岡山市中区)でセレモニーがあった。市内の三友保育園の園児らが興奮した様子で試乗。真新しい木材のにおいがする車内で、「かっこいい」「毎日乗りたい」などと歓声を上げていた。
 2代目は、27日まで初代MOMOのダイヤで運行。29日から金曜以外の週6日、東山線(17往復)、清輝橋線(23か24往復)のどちらかを走り、岡山駅―柳川では初代とすれ違う姿が見られる。
 また、21日~来年5月25日、毎週金曜午後6時半から岡山駅出発の「ワイン電車」として運行する。



世界遺産:登録シンポ 足尾銅山の活性化議論 多面的アプローチ指摘 /栃木
毎日新聞 2011年10月16日
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20111016ddlk09040057000c.html
 足尾銅山の世界遺産登録を目指す「足尾銅山の世界遺産登録シンポジウム」が15日、日光市足尾町で開かれた。保存と活用について、観光面など多面的なアプローチで地域づくりに結び付けることの重要性が話し合われた。【浅見茂晴】
 市などが主催、「足尾銅山の世界遺産登録を推進する会」が主管。講演した岡田昌彰・近畿大学理工学部准教授は、産業遺産を再開発し新たな資産として活用している欧米の事例を報告。国内でも工業地帯の夜景などを例に「視座を変えることで風景の見方を変えていく」必要性を指摘した。
 続いて宇都宮大の永井護教授をコーディネーターに「産業遺産の保存・活用と地域づくり」と題しパネルディスカッション。岡田准教授は、発電と精練で関係がある「わたらせ渓谷鉄道」と旧日光市が新たなストーリーを考えることを提案
 日本交通公社の牧野博明・企画課長は観光客のニーズ把握の重要性を指摘した。
 「足尾まるごと井戸端会議」の山田功代表は「銅山が稼働していた時代を知る市民が少なくなっている」と、受け入れ側の変化も挙げた。

 ◇推進する会、新会長に森山氏 組織強化の声に応え
 「推進する会」は同日、白鴎大学長の森山真弓・前衆院議員(83)を新しい会長に選出した。神山勝次会長は理事長に回る。08年、国内の世界遺産候補に記載する文化庁の暫定リストから落選。新たな提案書作成に向け組織強化を求める声に応え、先月27日の理事会で決まった。
 森山氏は1980年に参院選で初当選。96年に衆院にくら替えし当選。旧文相(現文部科学相)や法相、女性初の内閣官房長官などを歴任し、09年に政界を引退。足尾銅山の産業遺産・世界遺産としての保存の必要性を訴えている。
 森山氏は「言い出しっぺの責任もある。皆さんの熱意と馬力を得て進めていきたい」と意気込みを語った。【浅見茂晴】

→新たなストーリーというコンセプトがいいですね。

22日から「昭和大鉄道展」/駅前再現、SL写真展示
2011/10/16 09:54四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20111016000087
「ふるさとの汽車と電車 そして連絡船」をテーマに香川の鉄道網の変遷を紹介する特別展「昭和大鉄道展」(県立ミュージアムなど主催、四国新聞社など共催)が22日から、香川県高松市玉藻町の同ミュージアムで始まる。今年は現在のJR高松駅開業10周年、琴電100周年の節目の年。「鉄道全盛時代」といわれた昭和30年代を中心にその歩みを振り返る。
 明治の開国とともに、文明開化の象徴として発達した鉄道。明治5(1872)年に日本で最初の鉄道が新橋―横浜間に開業し、17年後の明治22(1889)年、県内では讃岐鉄道が丸亀―琴平間に鉄道を開業させ、本格的な鉄道時代の先駆けとなった。大正から昭和初期(戦前)にかけて、観光地を結ぶ電車網が整備。戦後になると、車両の改良やダイヤ改正で、より速く便利な旅客輸送を実現し、鉄道全盛時代を迎えることになる。
 本展では、こうした香川の鉄道の変遷を3部構成で紹介。鉄道路線の一部として、大きな役割を担った宇高連絡船に関する資料も展示。マニア垂涎(すいぜん)のヘッドマークやナンバープレート、表示板なども彩りを添える。
 第1部の「昭和の街かど」では、昭和30年代の駅前を再現。展示室入り口は駅の改札をくぐって街に出るイメージで、そこに交番やたばこ屋、うどん屋、映画館などが設けられ、一気に昭和時代へといざなう
 第2部は「鉄道開業」や「広がる鉄道網」「戦後の復興から鉄道の最盛期へ」など、五つのコーナーで香川の鉄道の歩みを総覧。第3部では高松市の中央通りを横切る蒸気機関車(SL)や連絡船の見送り風景など、県民から募集した懐かしい写真約40点を展示する。
 同ミュージアムの野村美紀学芸員は「天理大付属天理参考館の故山本不二男さんの貴重な乗車券コレクションも出品。鉄道発展の歴史のほか、人々の思い出とともに鉄道20+ 件があることをこの機会に見つめ直してほしい」と話している。
 11月27日まで。月曜日休館。観覧料は一般800円、高校生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同ミュージアム、電話087(822)0002。

→この「昭和の街かど」というコンセプトがいいですね。日本の観光戦略の欠点は、一点だけみれば美しいかったり懐かしかったりするが、全体の絵としては興ざめになってしまうこと。鉄道の観光資源化のためには、面的・立体的に「昭和の時代へといざなう」まで徹底すべき。たとえば、ジュースも、自動販売機ではなく、よろずやさんでおばあちゃんからビンのジュースを買うような工夫。

→つづいて、軽便鉄道特集!

カレンダー:四季の情景、走る電車 三岐鉄道が販売 /三重
毎日新聞 2011年10月15日
http://mainichi.jp/area/mie/news/20111015ddlk24040093000c.html
 三岐鉄道(本社・四日市市富田3)は、鉄道愛好家に好評のカレンダー「三岐鉄道2012年オリジナルカレンダー」を販売している。
 今回は、創業80周年を記念し、一般公募した写真が掲載されている。1月の雪景色、4月の桜並木、10月のコスモス畑などを背景に走る電車が四季折々の風景に溶け込んだ情趣あふれる写真となっている。
 カレンダーはA3版の壁掛け式で、表紙を含め13枚つづりとなっている。700部を作成し、1部800円。通信販売もある。本社のほか、西野尻駅を除く三岐線全駅と北勢線の西桑名・星川・東員・楚原・阿下喜の5駅で販売している。問い合わせは、同社運輸課(059・364・2143)。【佐野裕】

中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba
(近鉄時代の軽便電車)
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井原線ウオーク23日再開
'11/10/16 中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110160035.html
 井原線まちおこしネット(岡田正樹代表)は23日から来年3月20日まで、2011年度下半期の井原線ウオークを7回開催する。乗客減に歯止めがかからない井原線の利用促進や沿線の観光振興に一役買うのが狙い。JR笠岡駅(笠岡市笠岡)の開業120周年などを記念したウオークや、人気の「酒蔵めぐり」を盛り込んだ。
 メーンは23日の「追憶の井笠軽便鉄道跡(本線)ウオーク」だ。午前9時、笠岡駅集合。ことし会社設立100周年、鉄道廃線40周年を迎えた井笠鉄道(笠岡市)の本線(笠岡―井原間)跡を巡る。
 旧新山(にいやま)駅の鉄道記念館(笠岡市山口)では当時の機関車などが見学できる。先着150人。申し込みは20日まで。岡田代表(55)は「井笠地域の鉄路、歴史の変遷を感じてほしい」と話してい。
 利き酒、試飲が楽しめる「酒蔵めぐり」は昨年度下半期に続いて2回実施する。その他は井原市内や、井原線と接続するJR福塩線沿線でのイベントに合わせて企画した。
 参加費は300円(保険料込み)。岡田代表=電話090(3746)8142。

在りし日の駿遠線を思う 袋井でなつかしの軽便鉄道展
2011年10月15日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111015/CK2011101502000131.html
 国内最長といわれた軽便鉄道で、41年前に全廃された静岡鉄道駿遠線の歴史を振り返る「なつかしの軽便鉄道展」が袋井市川井の沢野医院記念館=市指定文化財=で開かれている。12月25日までの土日・祝日に開館する。入場無料。 (河野貴子)
 駿遠線は東海道線袋井駅-藤枝の64・6キロを結んでいた。展示では、各駅に止まる車両や茶畑を走る姿、廃線が決まり名残を惜しむ市民らのにぎわいなどを写した写真、切符、車掌の道具、制服など、主に市が所有する約80点を紹介している。廃止直前のカラーフィルムが随時、上映されるほか、来館者には図録「なつかしの駿遠線2(ローマ数字の2)」が無料配布される。
 30日午後1時半から歴史講座がある。講師は御前崎市の軽便鉄道研究家、阿形昭さん。定員は当日先着35人。問い合わせは、市生涯学習課=電0538(44)3198=へ。

→最後に、とてもディープなニュース&ブログ

鶴見トレインガイド:JR鶴見駅員手作り 線路見下ろす通路に掲示 /神奈川
毎日新聞 2011年10月15日
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20111015ddlk14040121000c.html
 京浜東北線から貨物まで多くの電車が見られるJR鶴見駅(横浜市鶴見区)に、電車のイラストを描き、ダイヤ表の付いた「鶴見トレインガイド」が登場し、鉄道ファンに人気になっている。
 ガイドは横須賀線、京浜東北線、東海道線、貨物の計11線路が描かれている。線路を見下ろす通路の窓側にはられている。1カ所で多くの車両が見られるため、週末に鉄道ファンが訪れ、カメラで写す「人気スポット」になっている。
 ガイドを見れば、何時ごろ電車が通過するかがわかる。近松信一駅長は「駅員が描いた。鉄道ファンだけでなく、地元の人々にも貨物列車の入れ替え線路もあるなど、鶴見駅の多様な姿を見て楽しんでもらえたら」と話す。【網谷利一郎】

レールのない駅を巡る旅~6年後ののと鉄道
2011年10月15日 デイリーポータルz 四方静香さん
http://portal.nifty.com/kiji/111014148916_1.htm

→これは立派な観光資源。

鉄道トリビア120 なぜ西武多摩川線は"孤立"しているのか
2011年10月11日 マイコミジャーナル杉山淳一さん
http://journal.mycom.co.jp/series/trivia/120/

→むかし、等々力スタジアムも砂利採掘場で、東横線新丸子駅までトロッコ軌道があったそうです。今でも残っていたら、フロンターレ鉄道になっていたでしょうね!