オープンソース革命:米現在の国社会に関する諸データ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

オープンソース革命:米現在の国社会に関する諸データ

秘書です。
現在の米国社会の諸データ。

「アフガニスタンやイラクからの帰還兵の失業率も高くなっている」

というのは、保守派からみても、深刻な状況でしょう。


情報BOX:反ウォール街デモの抗議内容と米国社会の現実
2011年 10月 13日 18:27 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23613320111013?sp=true

 [13日 ロイター] 格差社会の是正などを訴えて米ニューヨークで始まったデモは全米各地に拡大しているが、デモ参加者らが具体的に何を統一目標にしているのかは、はっきりとは見えてこない。デモ参加者が訴える「不満」は以下の通り。
 ●富裕層にもっと課税を

 デモ参加者は「私たちは99%」というスローガンを掲げ、1%の富裕層が米国の富を独占しているとし、富裕層はより高い税金を払うべきだと考えている。

 米シンクタンクの経済政策研究所(EPI)が3月に発表した調査によると、2009年には1%の富裕層が35.6%の富を占めていた。

 ●少数の「持つ者」と多数の「持たざる者」が存在

 米国では過去数十年間、富裕層と貧困層の格差が徐々に広がっている。米国勢調査局によると、2009年は総所得の50%以上を富裕層20%が独占した。一方で貧困率は2009年の14.3%から2010年には15.1%となり、4年連続の上昇となった。国連は、米国の所得格差は日本やドイツなどに比べて大きいと報告している。

 ●失業者が多く、十分訓練を受けた人でさえ就職困難

 米労働統計局が発表した9月の失業率は9.1%。2008年4月の失業率は4.9%だった。特に若者の失業が深刻で、20―24歳の9月失業率は14.7%だった。また、ヒスパニック系やアフリカ系米国人、アフガニスタンやイラクからの帰還兵の失業率も高くなっている

 ●救済措置を受けた金融機関が巨額の利益
 米財務省によると、2008年のリーマンショック以来、米政府は不良資産救済プログラム(TARP)に4130億ドル(約31兆8500億円)を投入。そのうち、3140億ドルは税金で賄われた。

 連邦預金保険公社(FDIC)によると、連邦預金保険に加入している銀行セクターの2011年第2・四半期の利益は288億ドルと前年比37.9%増となっている。


→増税だけで雇用をつくれますか?日米の民主党に問われていることでしょう。


米国のマネーサプライ10月3日:(表)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aBO9jp2WpyrU
10月13日(ブルームバーグ): 米連邦準備制度理事会(FRB)が発表したマネーサプライ(通貨供給量)統計の概要は次の通り。



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10月3日 9月26日 9月19日 9月12日 9月5日 8月29日
2011 2011 2011 2011 2011 2011
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------------------------前週比----------------------------
-------------------M2 マネーサプライ----------------------
週平均(米ドル) 16.2 36.3 -15.3 -7.5 20.5 30.6
4週間平均(米ドル) 7.4 8.5 7.1 15.4 18.5 24.1
13週間平均(米ドル) 28.2 34.8 37.8 41.3 42.6 41.6
-------------------M1 マネーサプライ----------------------
週平均(米ドル) 48.4 32.7 -0.4 -30.6 12.0 21.0
4週間平均(米ドル) 12.6 3.4 0.5 4.9 9.8 6.1
13週間平均(米ドル) 14.4 14.4 12.6 13.5 15.4 12.7



米貿易赤字:8月はほぼ変わらず、輸出が過去最高付近を維持 (1)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=a9hxZ1uJbiRA

 10月13日(ブルームバーグ): 米商務省が発表した8月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は456億ドルと前月からほぼ変わらず。これは4カ月ぶりの低水準。輸出は過去最高付近を維持した。

  ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は458億ドルだった。前月も456億ドル(速報値は448億ドル)。輸出は前月比ほぼ変わらずの1776億ドルと、過去2番目に高い水準。輸入は2232億ドルだった。

  4キャストのシニアエコノミスト、ショーン・インクレモナ氏(ニューヨーク在勤)は「トレンドとしては輸入と輸出の両方で勢いが衰え始めている」と指摘。ただ、「この先の成長は貿易にそこそこ支えられるだろう」と述べた。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を控除した実質財収支は第3四半期(7-9月)の最初の2カ月間に平均で465億ドルの赤字と、赤字幅は第2四半期(4-6月)平均の473億ドルを下回った。

  8月は原油の輸入が増えた一方、石油製品の輸出も拡大した。原油輸入は30万2481バレルと今年最高となった。8月は輸入原油の平均価格がバレル当たり102.62ドルと、7月の104.27ドルから下落していた。

  輸出では石炭や鉄鋼原料などの資本財が伸びた。医薬品を含む消費財も拡大した。

  輸入では原油のほか、化学薬品や食品、金属が増加した。一方、消費財の輸入は7億8400万ドル減の425億ドル。自動車・同部品の輸入も落ち込んだ。