金融政策は万能薬ではないが無能薬でもない | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

金融政策は万能薬ではないが無能薬でもない

秘書です。

もちろん、金融政策は万能薬ではないが無能薬でもない。日本ほど金融政策ができる余地が残っている国もめずらしい。デフレの日本Hにはインフレ抑制と成長加速のジレンマがないのですから!


日本経済、下振れリスクをより意識する必要=日銀総裁
2011年 10月 7日 17:13 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23536520111007
[東京 7日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は7日、金融政策決定会合後の会見で、世界経済について、欧州ソブリンリスク問題などにより先進国を中心に減速傾向にあるとし、海外経済の不確実性が増す中で日本経済も下振れリスクをより意識する必要がある、と語った。
 世界経済減速の日本への影響については、金融市場を通じるルートが重要との見方を示した。ただ、資産買い入れ基金の10兆円増額を決定した8月の政策決定会合では現在のような経済展開を見通していたとも指摘した。

 白川総裁は、欧州金融市場が緊張した状態にある、と指摘。リーマンショックのような事態を回避することが重要、と強調した。

 新興国についても、先進国からの資本の流れが止まったり逆転することがあれば経済に影響が出るとの懸念を表明した。

 金融政策は万能薬ではないとのバーナンキ米FRB議長発言について、共通の思いだ、とも発言した。

 日本経済の先行きについては、震災による供給制約が解消し今後は海外需要動向に注意が必要、と述べた。

 (ロイターニュース 伊藤純夫、竹本能文;編集 佐々木美和)

*情報を追加します。

→日本経済、下振れリスクをより意識する必要をようやく気づいた?気づかないよりはいいですが。海外が原因であって自分たちの問題ではない、というスタンスはいつも通り。