英中銀のキング総裁への書簡で財務相は、７５０億ポンドの資産買い入れ枠拡大を支持した
秘書です。
日本では「禁じ手」のひとつのインフレ目標があると、こういう財務相と中央銀行総裁とのやりとりが有るという話。
日本では「禁じ手」。
「禁じ手」ってなんでしょうね？法律では禁止されていないけど、多数派のみなさんがやらないほうがいいと決めていること、でしょうか？「禁じ手」の理由は？多数の人が「禁じ手」と思っているから！｢禁じ手」というのは思考停止用語ですね。日本のエリートがこのような思考停止に陥っていることが、失われた20年の大きな原因でしょう。そして、多くの人は日本のエリートはしっかり思考しているはずだ、と少なくとも、３．１１までは信じていた。
英中銀：資産購入プログラム2750億ポンドに拡大－２年ぶり変更(1)
10月６日（ブルームバーグ）：イングランド銀行（英中央銀行）は６日の金融政策委員会（ＭＰＣ）で、資産買い取りプログラムの規模を2750億ポンド（>約32兆3000億円）に拡大することを決めた。政府の予算削減と欧州の債務危機が英景気回復を脅かしており、約２年ぶりに資産購入枠の変更に踏み切った。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、32人中21人がキング総裁ら９人から成るＭＰＣが資産買い取り枠を2000億ポンドで維持すると見込んでいた。残る11人は500億－1000億ポンドの規模拡大を予想していた。英中銀は新たな資産買い取りを４カ月以内に終了する方針を示した。
政策金利のレポ金利は0.5％に据え置かれ、エコノミスト調査で53人全員が予想した通りとなった。英中銀はこの日の声明で、世界的な景気減速と欧州の混乱が「英景気回復を脅かしている」と指摘。また、インフレ率が中期的に目標の２％を下回る「公算が大きい」との見方を示した。
英10年債相場は金融政策発表後に上昇。利回りは発表前の2.352％から2.228％まで低下した。
英中銀の元当局者で現在はＢＮＰパリバのエコノミストを務めるデービッド・ティンズリー氏は「市場の相場変動は極めて激しく、このような時期に英中銀が政策を把握し経済にとって適切と判断する措置を講じる姿勢をはっきり示すのは正しいことだ」と述べた。その一方で、「向こう数カ月で状況が落ち着くとみるのは浅はかだ」と続けた。
英中銀が資産購入規模を前回拡大したのは2009年11月で、買い取りは10年に入ってから終了した。オズボーン財務相は追加刺激策を容認する方針を示していた。この日の政策決定は、当局者がインフレの脅威よりも景気回復への取り組みを優先したことを表している。８月の英インフレ率は4.5％と、中銀目標を２倍余り上回る水準。
この日のＭＰＣの議事録は19日に公表される。
英中銀の声明要旨
2011年 10月 6日 20:50 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801636920111006
［ロンドン ６日 ロイター］ イングランド銀行（英中央銀行、ＢＯＥ）は、予想通り政策金利を０．５％に据え置いた一方、資産買い入れプログラムの規模は２０００億ポンドから２７５０億ポンドに拡大した。
英中銀が発表した声明要旨は以下の通り。
１、金融政策委員会（ＭＰＣ）は２７５０億ポンドの国債追加買い入れを決定した。買い入れは１０月１０日の週から再開する。
２、買い入れ対象となる国債には変更ない。
３、通常は週３回、入札を実施する。月曜は残存期間３―１０年、火曜は２５年以上、水曜は１０―２５年。
４、買い入れは３種の残存期間で均一に実施する。入札規模は当初は各１７億ポンド。
５、詳細は翌週の木曜午後４時に公表する。
６、ＭＰＣは４カ月で今回公表した買い入れ終了を見込んでいる。１２月１９・２６日の週には実施しない意向。
中期的なインフレ目標達成に向け、追加的な刺激策を決定した＝キング英中銀総裁
2011年 10月 6日 20:26 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801635320111006
［ロンドン ６日 ロイター］ 英オズボーン財務相は、中銀（イングランド銀）が量的緩和を拡大したことを受けて、中小企業向けの信用供与に向けた政策対応を進める方針を進めた。
中銀のキング総裁への書簡で財務相は、７５０億ポンドの資産買い入れ枠拡大を支持した。
キング総裁は、買い入れ拡大を求めた財務相への書簡で、世界的に景気が鈍化し、ユーロ圏債務危機は金融市場に深刻な影響を及ぼしていると指摘。その上で「中期的にインフレを目標水準に維持するため、一段の金融刺激措置を講じることが必要と判断した」と述べた。
英中銀が政策金利を0.5％に据え置き、資産買入規模を2750億ポンドに拡大
2011年 10月 6日 20:22 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801627520111006
［ロンドン ６日 ロイター］ イングランド銀行（英中央銀行）は６日、政策金利を０．５％に据え置く一方、資産買い入れプログラムの規模を従来の２０００億ポンドから２７５０億ポンドに拡大することを決定した。
買い入れは１０月１０日の週から開始する。買い入れの対象は従来から変わらない。
日本では「禁じ手」のひとつのインフレ目標があると、こういう財務相と中央銀行総裁とのやりとりが有るという話。
日本では「禁じ手」。
「禁じ手」ってなんでしょうね？法律では禁止されていないけど、多数派のみなさんがやらないほうがいいと決めていること、でしょうか？「禁じ手」の理由は？多数の人が「禁じ手」と思っているから！｢禁じ手」というのは思考停止用語ですね。日本のエリートがこのような思考停止に陥っていることが、失われた20年の大きな原因でしょう。そして、多くの人は日本のエリートはしっかり思考しているはずだ、と少なくとも、３．１１までは信じていた。
英中銀：資産購入プログラム2750億ポンドに拡大－２年ぶり変更(1)
10月６日（ブルームバーグ）：イングランド銀行（英中央銀行）は６日の金融政策委員会（ＭＰＣ）で、資産買い取りプログラムの規模を2750億ポンド（
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、32人中21人がキング総裁ら９人から成るＭＰＣが資産買い取り枠を2000億ポンドで維持すると見込んでいた。残る11人は500億－1000億ポンドの規模拡大を予想していた。英中銀は新たな資産買い取りを４カ月以内に終了する方針を示した。
政策金利のレポ金利は0.5％に据え置かれ、エコノミスト調査で53人全員が予想した通りとなった。英中銀はこの日の声明で、世界的な景気減速と欧州の混乱が「英景気回復を脅かしている」と指摘。また、インフレ率が中期的に目標の２％を下回る「公算が大きい」との見方を示した。
英10年債相場は金融政策発表後に上昇。利回りは発表前の2.352％から2.228％まで低下した。
英中銀の元当局者で現在はＢＮＰパリバのエコノミストを務めるデービッド・ティンズリー氏は「市場の相場変動は極めて激しく、このような時期に英中銀が政策を把握し経済にとって適切と判断する措置を講じる姿勢をはっきり示すのは正しいことだ」と述べた。その一方で、「向こう数カ月で状況が落ち着くとみるのは浅はかだ」と続けた。
英中銀が資産購入規模を前回拡大したのは2009年11月で、買い取りは10年に入ってから終了した。オズボーン財務相は追加刺激策を容認する方針を示していた。この日の政策決定は、当局者がインフレの脅威よりも景気回復への取り組みを優先したことを表している。８月の英インフレ率は4.5％と、中銀目標を２倍余り上回る水準。
この日のＭＰＣの議事録は19日に公表される。
英中銀の声明要旨
2011年 10月 6日 20:50 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801636920111006
［ロンドン ６日 ロイター］ イングランド銀行（英中央銀行、ＢＯＥ）は、予想通り政策金利を０．５％に据え置いた一方、資産買い入れプログラムの規模は２０００億ポンドから２７５０億ポンドに拡大した。
英中銀が発表した声明要旨は以下の通り。
１、金融政策委員会（ＭＰＣ）は２７５０億ポンドの国債追加買い入れを決定した。買い入れは１０月１０日の週から再開する。
２、買い入れ対象となる国債には変更ない。
３、通常は週３回、入札を実施する。月曜は残存期間３―１０年、火曜は２５年以上、水曜は１０―２５年。
４、買い入れは３種の残存期間で均一に実施する。入札規模は当初は各１７億ポンド。
５、詳細は翌週の木曜午後４時に公表する。
６、ＭＰＣは４カ月で今回公表した買い入れ終了を見込んでいる。１２月１９・２６日の週には実施しない意向。
中期的なインフレ目標達成に向け、追加的な刺激策を決定した＝キング英中銀総裁
2011年 10月 6日 20:26 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801635320111006
［ロンドン ６日 ロイター］ 英オズボーン財務相は、中銀（イングランド銀）が量的緩和を拡大したことを受けて、中小企業向けの信用供与に向けた政策対応を進める方針を進めた。
中銀のキング総裁への書簡で財務相は、７５０億ポンドの資産買い入れ枠拡大を支持した。
キング総裁は、買い入れ拡大を求めた財務相への書簡で、世界的に景気が鈍化し、ユーロ圏債務危機は金融市場に深刻な影響を及ぼしていると指摘。その上で「中期的にインフレを目標水準に維持するため、一段の金融刺激措置を講じることが必要と判断した」と述べた。
英中銀が政策金利を0.5％に据え置き、資産買入規模を2750億ポンドに拡大
2011年 10月 6日 20:22 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801627520111006
［ロンドン ６日 ロイター］ イングランド銀行（英中央銀行）は６日、政策金利を０．５％に据え置く一方、資産買い入れプログラムの規模を従来の２０００億ポンドから２７５０億ポンドに拡大することを決定した。
買い入れは１０月１０日の週から開始する。買い入れの対象は従来から変わらない。