朝霞公務員住宅を巡る選択肢=①資産売却→復興財源化、②霞が関埋蔵金塩漬け | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

朝霞公務員住宅を巡る選択肢=①資産売却→復興財源化、②霞が関埋蔵金塩漬け

秘書です。

朝霞公務員宿舎の真の対立軸は「建設」か「凍結」か、ではないでしょう。
「凍結」はいつでも「建設」になりますから。

国有資産で凍結しているうちは、いつだって建設の可能性があります。

よって、真の対立軸は、「霞が関埋蔵金」の復興財源化か否かです。

下記の記事をみると、凍結という名の霞が関埋蔵金の塩漬けであり、復興財源化ではないようですが、野田首相の決心や如何に?サプライズを期待!


朝霞公務員宿舎 計画凍結指示へ
10月3日 11時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111003/t10015996871000.html

野田総理大臣は、税金のむだづかいだという批判が出ている埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎について、3日午前、建設現場を視察したあと、記者団に対し「腹は固めた」と述べ、3日にも安住財務大臣に対し、計画の凍結に向けて調整を進めるよう指示するものとみられます。

建設費が105億円の埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎は、おととしの事業仕分けで計画がいったん凍結されたあと、野田総理大臣が財務大臣だった去年暮れに凍結が解除され、先月から建設工事が始まりましたが、与野党双方から「復興財源の捻出が求められるなかで、税金のむだづかいだ」といった批判が出ています。こうしたなかで、野田総理大臣は3日午前、みずから建設現場を視察し、財務省の担当者の説明を受けながら、およそ15分間、建設に向けて敷地の整備が進む現場を見て回りました。このあと、野田総理大臣は記者団に対し「去年12月に街づくりにも資するという総合判断で着工を判断したが、3月11日の東日本大震災からの復旧・復興に向けて、今、予算案を作り、財源確保をしようというなかで、いろいろとご批判がある。とにかく、きょうは現場の進捗状況を自分の目で見たいということで来た」と述べました。そのうえで「私なりには、今、説明を聞いて、現場を見て、自分のなかの腹は固めたつもりなので、戻ったら安住財務大臣を呼んで指示したい」と述べました。野田総理大臣は、東日本震災の発生によって巨額の復興財源が必要となったことで、政策の優先順位が変わったとして、当面は建設計画を凍結する意向で、3日にもこの問題を所管する安住財務大臣に対し、計画の凍結に向けて調整を進めるよう指示するものとみられます。

これについて、藤村官房長官は記者会見で「先週月曜日からの予算委員会で、野党を中心に、大変いろいろな意見が出されたことが一つある。3月11日以降をどう考えるかというところで、再考するということになったのではないか」と述べました。